先日、報道の自由度ランキングがでたはなしをしましたが、もうちょっと細かく。
自滅って、まあ、日本がそういう流れですからね。馬鹿政権の共犯といいますか、けっこう主犯かなと。
NHKの「報道」
NHKの「報道」
報道の自由度 日本は世界71位
日本は「強まっている大企業の影響力がメディアに自己検閲を促している」として去年から順位を4つ下げて71位でした。
この他人事感。
リンク先の(NHKの)記事を見ますとやはり
日本は韓国やオーストラリアと同様に「強まっている大企業の影響力がメディアに自己検閲を促している」として去年から順位を4つ下げて71位に後退しました。
と書いてあるんですが、
国境なき記者団のサイトを見ますと、
国境なき記者団
政府と企業の絶え間ない圧力がメディアに自己検閲を促している
と書いています。見事に政府を消しています。
(Sociocultural context)
そのまま自己検閲になっていますね(笑)
さらに、サイトの右側を見ますと
POLITICAL INDICATOR は96位になっています。
総合順位の71位以上に政府からの圧力が強いわけですが、それゆえに政府からの圧力が強いと言えないというこの残念な状況を示していると言えるでしょう。
下の解説を見ますと、
Political contextには、2012年から、国粋右翼の台頭によって、日本のジャーナリストは彼らの対する不信や敵意の存在を訴えてきたと。
記者クラブは確立された報道機関だけに政府へのアクセスと役人へのインタビューを許可している「記者クラブ」という仕組みは、ジャーナリストを自己検閲に誘導し、フリーランスや外国人記者に対する露骨な差別を示している。
比較的良い数字なのは
ECONOMIC INDICATOR(context)と
SECURITY INDICATOR(safety)なんですが、
ECONOMICの場合、前者は新聞などを自由に購読できるということと、テレビを自由に見られるということを意味しているだけで、その中身は別ですし、
SECURITY の場合は、今のところ政府批判などをする記者が殺されたり襲われたりしていないということで、そのうち十分あり得ますよね。
でも、それが起きると、自称愛国者たちは喜ぶし、当然、報道の自由度ランクは下がりますが、それ自体をおかしいとか言い出しますよね、あのバカ界隈は。
それで、このサイトでも日本の政権を”国粋右翼”と呼んでいるのですが、日本でそのように呼ぶ大手メディアはありませんね。
フランスのマリーヌ・ル・ペンは極右政党の党首として有名だし、日本でも普通にそのように紹介されていますが、それはフランスのメディアも他の国のメディアもそのように言っているからです。
日本の今の政権は、他国では頻繁に極右政権といわれていますが、日本国内でそんなことをいう大手メディアはありません。
まあ、自主検閲っていうんですかね(笑)
NHKの自主検閲の実例。
元記者が見たNHKの政治忖度
元記者が見たNHKの政治忖度 ウェブ記事の見出しから「安倍内閣支持率『低下』」を外せ!
2014年ごろの話のようですね。
2ページ目なんですが
ところがこの記事を「NHK NEWS WEB」サイトにアップして間もなく、別の居室にいるネット報道部幹部から電話が入った。
「安倍内閣支持率低下のニュースだけどさ。これ、タイトルから『低下』の文字を外してくれるか」
ああこれがいわゆる政治への忖度かと思いつつ、真意を確認してみた。
「このニュースは支持率の低下が一番のニュースと思って『低下』の文字をつけました。これを修正する必要があるんですか」
「いや、タイトルは支持率の数字そのものだけでいいんだ。とにかく『安倍内閣支持率 51%』だけに修正してくれ」
こういう感じですね。忖度(笑)
恥ですよね。
2014年というと、12月に衆議院選があって、その選挙選の最中に「全国紙5紙(当時)が、同じ世論調査の結果を同時に出す」という話を日刊ゲンダイがすっぱ抜いたのですが(その時点では”すっぱ抜いた”かどうかは分かりませんが)、実際にその8日後、日刊現代の予言通りになりましたからね。
5紙が同時に、「自民党が300議席」と1面トップに。見出しの文言が同じだったり小見出しが全く同じ言葉だったりというのもありました。
おそらくは自民党サイドから各新聞社のある人たちに何かの指令(笑)があって、そこから現場に上記のような「要請」があったのでしょうね。
NHKといえば、アベチャンネルと呼ばれ、岩田明子がまるで朝鮮中央テレビのあのピンクの人のように安倍をよいしょしまくってひたすら自民党のために働いている気持ち悪い「公共放送」(笑)ですが、最近は維新の会のよいしょもやっています。
広報機関NHK
維新の広報NHK
維新 夏の参院選に向け 党の重点政策をマンガで紹介
これはありえないでしょ。内容が党派性丸出しな上に、事前運動ですか?
先日、わずかに維新に都合の悪い記事を出したんですが、あっという間に広報機関ですね。
よくここまで残念なことができるものだと感心します。
人類の恥レベルですよ、これ。
誕生日その1
Brahms - Violin Concerto
Brahms - Piano concerto No.2
Brahms - Symphony No 2
その2
Tchaikovsky - Violin Concerto
Tchaikovsky - Piano Concerto No.1
Brahms - Symphony No 2
日付
Beethoven - Piano Sonata No. 23
VIVALDI - Concerto for 2 Violins, RV 507
なんか面白

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