Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
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ネットには読書家がなぜか多いんですが(多いとは言っていない)、とにかく大事なのはそれを読んで何を得たかですわね。
本を読む目的(理由)というのはそれぞれだし、まあ、普通は「面白そう」「興味がある」「役に立ちそう」あたりですか。
まあ、学校とかで感想文を書くために読まされる本もありますけど・・

このツイートがつらいですね。
大塚英志事務所
大手新聞社のウクライナ戦争に関する取材受ける。記者の人、「ロシアのウクライナ侵略を戦時下日本の中国への侵略と重ね合わせる発想は自分には全くなかった」と本気でおっしゃるのに唖然とする。
戦時下についていくら本書いたって世の中に届かないのは当然か。

まずは現在の記者のレベルを考えるとそんなもんですかねという感想。
第2次大戦に関する本は多数あるでしょうし、ある程度は読むべきとは思いますが、上記のような記者はおそらく読んでも何の役にも立たないわけですよね。
帯とかアマゾンの売り文句にその通り書かないと気がつかないとか、そういうレベルかもしれない。
別に関連する本を読まなくても大日本帝国の悪行はわかるし、今、ロシアがやっていることもわかるし、そっくりだということもわかると思うんですが、わからないものなんですかね。
さらには今の政権が大日本帝国への回帰をもくろんでいることもネトウヨみたいなよほどのバカでなければわかるかと思うのですが、そうでもないんですかね。

何度も言って悪いんですけど、宗教や哲学の本をたくさん読んだであろう人物が、嫌韓本を読んで一気にネトウヨ化してネットのたわごとを信じて差別発言を繰り返し田母神論文を持ち上げ歴史修正主義者になってしまった例があるので、本を読めばいいというものではないということは明らかですね。
どんな本をどのように読むかはとても重要です。


一方、この人はミステリー作家らしいのですがその文字列
ミステリー作家
山田太郎さんが表現の自由全般を守ろうとする生粋のリベラリストなのに対して、赤松健さんは漫画業界ないし出版界とかアニメ産業までも背負った業界の利益を代弁する、いわば「族議員」と呼ばれた存在を彷彿とさせる提言をしておられる。どちらの方向性をとるにしても、漫画ファンとしては支持する。
作家がバ○というのはきついですよね。
なんと「山田太郎さんが表現の自由全般を守ろうとする生粋のリベラリスト」とのことですが、それはどこの世界で?どこの宇宙で?
「漫画業界ないし出版界とかアニメ産業までも背負った業界の利益を代弁する」って何?単に強い者の味方というだけであって、現場の人たちを潰す気満々でしょ。完全に自民党の発想。
まあ、この「作家」は自民党にすり寄っておいしい思いをすることが目的かもしれないですけど、本気で言っていたら寒いですよね。
ミステリーでは、こういう表面的な発言を平気でするやつが最初に殺されるか犯人か別件が発覚して逮捕か、そのあたりですよね。
しかし、コリン・ウイルソンも翻訳をしているとプロフにあるじゃないですか。
20冊以上あるので、うちにあるやつのどれかを翻訳しているかもしれないと思って焦りましたよ。あったら捨てようかと思ったけど、幸いなことにありませんでした。

そして漫画家から政治家を目指す赤松の想像力。
凡庸すぎる赤松
「現在の日本では、自由な発想が相当に担保されています。我々クリエイターが規制を気にせずに、想像や創作をすればするほど、作品の可能性が広がるのです。その結果としてたとえば「巨人がやってきて壁を壊し、人間を食う」という奇抜で面白い物語が生まれています」
ええと、「巨人がやってきて壁を壊し、人間を食う」のどこが奇抜なのかと。
「巨人が人を食う」というのは全くありふれていますよね。人がいっぱい居ればそりゃ入ってこないように壁を作るし、当然巨人は壊します。何も奇抜ではない。
面白さは当然ディテールにあるわけだし、そこが評価されたものだと思いますけど、あれが奇抜な話にみえるのはよほど凡庸なおつむだとしか。
インセルオタの特徴として病的にステレオタイプだというのがありますね。本当の想像力がないのでしょう。赤松って単純に女の子の絵が上手というだけですよね。

巨人の伝説なんてはるか昔からあって、インドの巨人は生きてるものはすべて食いつくす食欲の持ち主ですからね。
ネイティブアメリカンの巨人は頭の髪飾りがエネルギー源で、でかすぎて普段は四つん這いになって歩くと。世界中を四つん這いで歩き回って、旅の終わりに立ちあがったら(でかすぎるために)天に頭が当たって髪飾りが取れて死んだと。奇抜というなら、まあこういうのでしょう。

マッドマックスシリーズは頭おかしいですけど、最後のはフェミニズムを入れてさらに面白くなっているわけですからね。
まあ、あほには分からないと思いますけど。

サティ
Erik Satie - Gymnopedie No. 1

Erik Satie - Gnossienne No. 1

Erik Satie - Je Te Veux

Erik Satie - Vexations
あ、演奏は4分40秒以降。

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