Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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イグニッションモデル・・・強敵です(笑)

2022-11-26 20:55:13 | 修理

本日の山陰は午前中曇り、お昼頃に雨、午後から晴れ間ものぞく移り変わりの激しい1日でしたね。
ですが基本的には雨の降っている時間は短めかな〜。

本日は天気が良く無い予報が出ていましたので、畑の片隅で枯れ草を焼くことにしました。
いつものように消防署に連絡を入れまして早速焚き火です(笑)
おかげで、また溜まってきた畑のゴミが片付きました。

そして厨房係です。
今日は予約が多かったのでS百合さんを頼みました。
いざ忙しくなりますとS百合さんに頼りっきりの部分ですね(笑)
まあ実の姉妹なので仲良くお願いしま〜す。
私はあくまでも義理の兄弟なので中には入れません。

で・・・午後はアトリエをご覧になりたいという広島のお客様がご来店です。
なんでもブログをご覧になっていただいているようでしてありがたいですね。
この後出雲大社経由で帰宅とうことでした、もう無事に帰宅されたかな!?

午後からは本業開始なんですが・・・
今日は白い方のポルシェを治さなければならないのです。

昨日はドア部分を再塗装しましてやっと直りましたので、2000番のペーパーをかけてから3000番のバフレックスそして8000番のラプロスと仕上げまして最後にコンパウンドを周囲にかけていましたら・・・いきなり「パキ」と音がしました。
何だろうかと確認しましたらCピラーの部分の塗装にいきなり亀裂が入っていました。

昨日ブログの下から2番目の写真をみますと・・・
この時点で既に塗装が浮いていますね・・・わかりますかね〜!?

フェンダーの張り出しの部分とCピラーの間の部分に少し段がついているように見えます。
と言うことはゆるやかな谷の部分の塗装が浮いていると言うことですね。

この部分を補修塗装するためにはリアウイングが邪魔になります。
が・・・リアウイングを外しますとその周囲の塗装も剥げてしまう恐れがあります。
う〜ん、徐々に症状が悪くなっていくような気がします(滝汗!)

意を決して・・・浮いていた塗装をピンセットで剥がします。
こんなに剥げちゃいました・・・元に戻りますか?
このミニカー・・・本当にひどいですね。
想像ですが・・・
ボディをキャストした時にシリコンの洗浄を十分しないままに塗装をしたんですね、おそらく塗料の中に「弾きどめ」を入れてね。
これで取り敢えず塗装はできるのですがボディの谷の部分(入角になっているウインドウの周囲とかフェンダーの張り出しとCピラーの間の部分とかは塗装が硬化して収縮してゆきますと剥げる力がかかりまして塗料が引っ張られてしまいます。
レジンのボディとの密着力が弱い場合にはこの様に塗装が浮いてしまう場合が多いのです。

元よりも悪くなっている気がしますね(笑)
でもね〜、決して直すことを諦めないのです。

こんな場合は剥げた部分にペーパーをかけて均します。

そしてラッカーシンナーで拭き取りまして脱脂します。
その後ウレタンサフのホワイトを筆塗りで良いので塗ります

これは塗装の残っている部分とレジンの部分には微妙な段がありましてね・・・削るだけでは均せ無いのです。
ペーパーの研磨面が当たりますと塗装膜の境界部分が欠けてしまって一向に綺麗になら無いんですね。
なのでサフを筆塗りで塗ってからもう一度ペーパーをかけて綺麗にします。

調色していたボディカラーをパラ吹きして塗装面を仕上げてゆきましょう

ボディカラーが乾いたら次にウレタンクリアーを塗ります。
これでやっと昨日最後の時点まで戻りましたよ・・・

あ〜今日も疲れましたわ・・・(笑)

今日は作業はしていましたが全く前に進んでいません。まあこんな日もありますよ(笑)