Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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今日は・・・荒れ模様でしたね〜。

2023-08-25 18:22:57 | 修理

本日の山陰は午前中は天気が良かったですが、午後からは土砂降りの雨が降りました。
午前中に雑用をこなします。
まずはいつもの様にオクラの収穫・・・そして本日使う花オクラの花を収穫しました。

そして家内の実家までお米を引き取りに行って帰りに精米をして戻りますともう11時前でして・・・
でも、お米が無いと仕事になりませんのでね〜。
家内の父は元気なんですが自宅の近くにはお店がないので・・・行きがけにスーパーに寄って大好きなお刺身と芋焼酎を差し入れしておきました(笑)
この暑い日が続きますが元気だったのでホッとしましたよ。

で厨房係をしていましたら少し雨が降っていた様ですが、私は厨房なので詳しいことはわかりませんでした、その後・・・午後3時ごろから急に空が曇ってきまして雷が響き渡ります。
ちょうどN白くんが木製ベースを納品に来てくれていましたが、余りにも酷い雨に早々に帰ってしまいました。
いつもならゆっくりしていってくれるんですが・・・前の道路が水没すると帰れなくなることをよくご存知なので・・・(笑)

中庭はこんな感じ、雨と風で酷いことになっています。

前の道路は・・・
今年の最高新記録です。

この雨の中お客様が1組帰り損ねてしまわれまして・・・雨が落ち着き道路の冠水が引くまでCafeの方でお待ちいただきました。
結局7時近くまで・・・待つと長いんですよね〜。

そして午後からは本業開始です。
今日は昨日の続きでFC3Sのサバンナを組み立てます。
分解しないといけませんでしたので手数はかかりますが、リアのアクスルシャフトを1体のものに交換するだけなので難しくはありません。
シャフトを交換すればボディの方は正常なのでホイールの位置も自然と良い収まりになります。
このミニカーの場合問題はシャフトが分割されている事とその接着剤がゴム系なので車軸の固定がきちんとできない事ですね。

続いてミニカーを元々の展示ベースに戻します。
なんだか少しホッとしますね〜。

元に戻す・・・と言いますとビス穴を隠してあった丸く黒いシールですが剥がすときに若干傷がついてしまうのはどうしようもない事なのです。

このまま使う訳にはゆきませんから黒いカッティングシートから同じ大きさで切り出しまして再生しました。

これをビス穴の部分に貼り付けましてやっと修理完了ですね。
細かな事ですが・・・修理の場合基本は「元通り」と言うことは大事なことです。

次の修理はこちらです。
ラクーンさんで特注されたアベンタドールですね。

このアベンタドールですが作られてから時間が結構経過しているらしく何箇所か問題が出ています。
一番大きなのは床板ですね。
こんな感じに曲がっています・・・。
ボディが収縮しますからこんな感じで曲がってしまうのです。

床板ですが・・・ビス止めしたときに塗装が剥げてしまったらしくタッチアップしてありますが曲がりを直すときにどうせ剥げてしまいますから・・・一旦塗装を剥がして曲がりを修正しまして塗り直します。
ビス穴の周囲の変形も気になりますね〜。
締めすぎたのかそれともレジンの収縮時に曲がったのかもしれませんね。

元々はブラックを塗ってあっただけだったのですが、サフから塗って密着を良くします。
サフはウレタンサフです。

よくみていただくとわかりますが・・・これから先のボディ収縮に備えてシャーシの留め穴を長穴に加工しておきます。
これで収縮した時にビス勝手に動いてくれますからシャーシは曲がりにくくなると思います。

シャーシが塗装という事になりますとある程度時間がかかりますが、塗装が乾くまでの時間で他の部分を修理します。
そのためにミニカーを仮組み台に固定して他の部分の修理を先行させましょう。

ドアミラーに傷つきがあると言うのはここの部分でしょうか?
ミラーの足元に何やら白くなった部分がありました。

変だな〜と思ったのは、このカラーはキャンディカラーなので下地はサフ(グレー)かシルバーのはずなんですが白はちょっと変だと思うのです。
あることが思い当たったので綿棒に水をつけて拭いてみました・・・
綺麗になりました。
この白いものは傷ではなくコンパウンドかワックスだったのですね。
なのでタッチアップは不要・・・修理代は・・・無料でした(笑)

アベンタドールで結構多い修理はこのリアウインドウです。
ボディの収縮で透明な板が上に凸状態に曲がったり下側に凹状態になったりします。
そんな場合は3枚とも一旦外しまして付け直します。
下の写真は修理後です・・・お客様にはわかりますよね(笑)

そしてフロントウインドウの脱着しました。
まあこの部分はいつもの通りですね〜。

ボディを修理している間にシャーシの塗装が乾きました。
一旦全ての塗装を剥がしていますので仕上がりは綺麗になりましたね。

ミニカーを仮組み台から外してシャーシを取り付けます。

そして元の台に戻して修理完了です。
これで希少なミニカーが一つ蘇りました。

続いてこちらです。
BBR製のフェラーリ488ピスタですね。
1/18で作ったことがありますね〜覚えていますか?
アレはピスタピロティだったですけどね。

このミニカーは比較的軽症かな〜ライトのカバーだけですからね。

続いてBBRの488ピスタスパイダー・・・
こちらは左サイドウインドウの浮きです。

う〜ん、この部分ですね。

一旦外して掃除をします。
この後、再接着しました。

続いて488GTB・・・
488が続きます(笑)

大体同じ様な部分が悪くなるんですよ。
でもまあこの構造では他の接着剤で止める訳にはゆかないのです・・・
接着幅がないんですよ、ほぼ厚みの部分しかないのでどうしても外れやすい。
一層のことバキュームパーツにしてあれば外れにくいかもしれませんが・・・。

続いて488チャレンジEVOです。
同じお客様の修理なんですが・・・488を全部お買いになられたのかな??
こちらもフロントガラスの浮きです。

これにて488シリーズは修理完了です。

あと2台修理したらこのお客様の修理も終わります・・・今日はここで時間になってしまいました。
もうちょっと頑張らないとね〜。