Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

仮組みがもうちょっとで完了します・・・。

2024-12-15 22:16:53 | ARROWS FORD FA1 G.P. SVEZIA 1978

本日の山陰は曇りですが・・・いつで雨が降ってきそうな感じでしたね。
実際何度か雨が降りまして・・・不安定な天気であることがよくわかります。

さて今日は日曜日、PCをセットアップしてくれた次男が大阪に帰りました。
また年末には奥さんと帰ってくる予定なので楽しみですね〜。

畑はグリーンピースを植えたいのですが・・・先日バーグ堆肥を入れて耕してからまだ時間が経っていませんので無理ですね・・・できれば後1週間くらいはおいておきたいですね・・・と言う事で今日も朝から本業を進めましょう。

納品の準備は最終段階に入りました。
プレートを取り付けました。
特に今回はこのプレートを作っていたときにPCが壊れてしまいましてデータもPCもお陀仏でした、しかし今あるMac PCを使ってしかもインクジェットプリンターを使って作った初めてのデカールを使って作ったプレートです。

ある意味このプレート「絶対に諦めない」という意味では貴重かもしれませんね〜。

そして・・・ARROWS FA1です
ここから写真を撮り忘れていまして(作業に集中していた・・・笑)文章だけの説明です。
左右のサイドパネルを重ねておいて瞬間接着剤で接着しておきましてに穴をあけます、接着しておくのは左右ともに同じ位置に穴をあけたいからです。アセトンにつけて分解してからボディの定位置に当てておいてピンバイスで浅い穴をあけて印をつけます。
これはピンの位置をボディとサイドパネルの位置を揃えたいからです。
これが違っていますと組み立てじに必ず問題が出ますからね。
ボディの穴は塗装で埋まることを考えて0.1mmほど大きめにあけておきます。

そしてサイドパネルに0.8mmの真鍮線をはハンダ付けをして取り付けピンを取り付けました。
表側からハンダを流し裏側にピンの周囲に少しはみ出るくらいしっかりとハンダを流します、こうすることで強度がアップするのです。
表側のハンダは削ってしまいますからね・・・。

表側に出っ張っているピンを削っておきますとこんな具合に裏にはピンが出ているけど表には無いも無い状態になります。
このピンと接着面の強度(もちろん4本のタイヤもですが)で車体を支えるようになります。

フロントサスペンションのアームを取り付けます。
これだけの画像から見ますとロアアームはエッチングで細いけどアッパーアームがホワイトメタルで凄くゴツく感じますね〜。

続いてアップライトやブレーキ用のダクトを加工します。
アップライトはブレーキの部品と一体になっていますので穴を開けるくらいで特に大きな加工はありません。
ブレーキダクトはエアのインテークの部分が浅くて見栄えが良く無いので少し深めに掘っておきましょう。

で・・・アップライトとブレーキダクトでアーム類をサンドイッチするような構造になっていますので取り付けました。
前側にはダンパーがつきますが仮組みのためスプリングはつけていません。

そして・・・フロントノーズを含むボディですね・・・
ノーズには目立つ部分にNACAダクトがあるのですが、穴が空いてないのです。
この穴を正確に掘り抜くことはなかなか難しいのでここは穴の部分を超硬タガネを使って掘ります。
決して貫通させる必要はありませんよ。

真鍮板の細切れを乗せてハンダつけすればこんな感じになります
気をつけなければならないのは前側のダクト部分の造形を溶かしてしまわないことです、修正は非常に困難になりますからね。

余分なハンダを削って形状を修復します
シャーシに被せれば・・・奥行きのあるNACAダクトが出来ました。

続きましてフロントウイングです
この部品はホワイトメタルなのでフロント側はまだ良いのですがリア側のフラップ部分の厚みが少々厚いのです
この厚いフラップの部分はヤスリで削って薄く見えるように整形しておきましょう。

フロントカウルにウイングを接着しまして・・・全体のバランスを確認します。
まあ流石にタメオですね〜
全体のイメージはよく捉えられていますね〜。

リアウイングを装着します。
まあ仮組みなので瞬着ですけどね。
後ろに倒れるといけませんのでスチールブロックをおいて仮固定しております。

続きましてホイールです。
先日いらっしゃったお客様の中にタメオのキットを最近作らなくなったと仰ったお客様がいらっしゃいまして、理由をお聞きしたのです。
ホイールがコストダウンのためにホワイトメタルになって良いと思わなくなられたらしいです。
確かに私もそう思います・・・が・・・やっぱりここは自分で考えなければなりません、どうしたら最良なのかとね・・・。
旋盤にホイールを固定して回しながら目の細かなスチールウールをピンセットで挟んで押しつけますとピカピカに磨けます。

そうそう、先に旋盤でリムの部分のディティールを追加するために削っておきました。
わかるかな〜?

タイヤをつけて車体に取り付けてみましたが・・・いかがでしょうか?
なんだか一気に仮組み完成に近づいたような気がしますね。

そうそう!!
エンジンのカウルの両サイドにもインテークがありましてここも穴が貫通していませんでしたので裏側を削ってから貫通させておきました。
やっぱり凹み部分をフラットブラックで塗っただけではちょっとね〜。

今日はここで作業終了です。
明日はS木さんが持ってこられた部品を塗るところからですね。

午後からは仙台まで納品に出かけます明日はかなり早めのブログ更新になりそうですね。