Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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いよいよボディカラーまであと少しです

2024-12-26 20:24:40 | フォルクスワーゲン スプリットウインドウ

本日の山陰も曇りでしたが時々晴れ間が出ていましたね。
気温は昨日と同じくらいかな〜基本は寒いですが比較的暖かだったような気がします。

朝一番で先日ジャガイモを掘った部分に耕運機をかけておきました。
やっぱり雑草が多いので一度耕運機で耕しておかないとね〜春には酷い事になりそうなんですよ(笑)
草が積んである向こう側がジャガイモを植えていた部分です。
耕運機を動かしていたら雨がパラパラしていたのですが濡れるほどではありませんでした。

その後は中に入って本業を進めます。
今回制作中のフォルクスワーゲン スプリットウインドウは一見楽そうに見えますが・・・なかなか難物なんですよ。
ベースモデルはオートアートなので基本的には良いモデルなのですが・・・スプリットに変更しようと思いますと結構大変なんです。
一番問題なのはドアミラーですね。
オートアートさんも諦めてドアのAピラーの付け根に穴を開けてドアミラーを取り付けていました。
でもこの車のドアミラーはこんな部分についてないのです。
この時代のビートルは上側のドアヒンジの中心のピンの部分についているのです。
その後の仕様ではドアパネルのAピラーの前側の付け根部分にねじ込まれていましたけどね。
そこでこんな部品を作りました。
素材は真鍮パイプと真鍮線です・・・。
多分使い方はわからないでしょうね〜??

真鍮線の部品をドアの裏側のこんな部分にハンダつけします。
と言うのもこのドアヒンジの部品は鉄製の板で出来ています、だからハンダ付けが可能なのです。

表側は・・・
こんな感じでドアヒンジの上側に真鍮パイプが来るように微調整しています。
なぜここなのかと言いますとヒンジの一番上のピンを削って穴にしてそこにドアミラーのステーを差し込みますとボディ側にドアミラーを取り付けたような構造になるのです。
つまりドアを開けた時にドアと一緒に動かず不自然になるのです。
ドアと一緒に動かないと最悪干渉してしまう恐れも出てきますからね。

続きましてスプリットウインドウに変更したリアウインドウのガラスです。
一旦切ってこんな感じで削り合わせましょう。
実車も1枚のガラスではなく左右は別々の側巣になっているはずです。

ウェザーストリップの部分も付け足しましょう。
左側のようにマスキングテープを貼りまして右側のようにパテを盛っておきます。
オーバルウインドウがどうなっているのか調べていませんがお客様の車はウェザーストリップだけでウインドウモールはついていないのです
なのですがウェザーストリップの膨らみは必要なのでパテで作っておいたと言う事ですね。

少しづつですがサフを塗っておきましょう。
サフを塗りますとボディの凹凸や傷がよくわかりますから今の時点で補修しておきます。

ボディ外装はもう一点の部品を直したらボディカラーが塗れそうですね。
もうちょとなんだけど・・・(笑)
まあ無理はしません。

 


天気が良かったから・・・微速前進です(笑)

2024-12-25 14:06:50 | フォルクスワーゲン スプリットウインドウ

本日の山陰は曇り時々晴れ・・・ですね。
気温も昨日よりも少し暖かいかな〜
午前中は家内は中庭でバラの剪定を始めました、私の方は出勤してから買い物行脚です(笑)
クリスマスが終わりますとすぐに年末がやってきます、そして新年を迎えるわけです。
新年に飾るしめ縄を買いに行ってきたのです。
近くのスーパーにも朝一番では出てなかったので一旦出勤して家内を置いておいてから買い物です・・・昨日もそうだったんですよね、最近このパターンが多いですね。
おまけに今日は郵便局にも立ち寄りまして昨日不在票が入っていた郵便物を引き取ってきました。
私も大好きな「韓国海苔」でした!!
お客様が送ってくださったのですよ、これのおにぎりは美味しいのです。

今までですと母が自宅にいて受け取ってくれたんですけどね〜
・・・宅配ボックスを買おうかしら・・・。

アトリエまで帰って中庭の掃除をしていましたら・・・クロネコさんの車が止まりまして。
「渡部さん荷物がきています」といつもの宅急便のお兄さんから声をかけられまして・・・。
先日、仙台まで納品しましたがお客様から美味しいプレゼントをいただきました。
今日は頂き物の日ですね〜ありがたいことです。
先日、仙台まで納品にゆきましたが・・・そのお客様から今度は仙台名物の牛タンが届きました。
本当はお土産にこれを買って帰ろうと思ったのですが・・・肉ですからね〜、基本は冷蔵か冷凍と思いましてね二の足を踏んでしまいました(笑)
次の仕事のご相談をいただいたりお土産を送っていただいたりと有り難いですね〜。

そしてお昼ご飯を食べまして少々休憩・・・

その後に本業開始ですよ、この部分はいつもと変わりません。
まず取り掛かったのがテールランプの取り付け部分ですあのリングを接着して周囲を削ってパテを盛っていた部品ですね。
周囲のパテを削って仕上げますとほとんどパテが残っていませんね〜リングの付け根の部分に僅かに線状に残っているだけです。

続きましてボンネットのモールを削ります。
この部分もボディサイドについていたモールと同様に仕上げたいので不要な凸モールドは削っているのでした。

綺麗に削ったら最終的にペーパーをかけて深い傷を整えておきましょう。

続きましてドアの部分のモールの部分のパテも削ります。
昨日、盛ったパテはすでにカチカチに硬化していますので削るのは楽ですね。

そしてサフを塗ろうと思ったのですが・・・気がつきました。
オーバルウインドウではリアのマフラーが2本出しになっていましてボディの一部がエンドパイプを避けるように欠いてあるのです。
お客様の車を見ますとこのエンドパイプは1本で下にカーブしてから後ろに出ておりましてボディは欠いてないのです。
流石にこれくらい微妙な形状ですとパテを使います。
下側に垂れてしまうので下側にはマスキングテープを貼ってからパテを盛りました。
この方法で肝心な部分のパテが凹んでしまう事を防止できます。

サフを塗りました。
テールランプのステーやボンネットはこれで手直しは必要なさそうです・・・

ボディエンドのパテやピラーの部分のパテも削って修正してみました。
このピラー部分の整形は難しいのですよ・・・。

もう一度気泡を潰すためにグレージングパテを盛りました。
これが硬化したら削って最後のサフかな〜。

ついでに前側も修正します。
この後サフを塗って形状を確認しておきましょう。

ボディの修正が終わるまでスプリットウインドウを進めます。
もうちょっとなんだけどね〜。


ボディの加工を進めます

2024-12-24 20:19:29 | フォルクスワーゲン スプリットウインドウ

皆さん、メリークリスマス!!

本日の山陰は曇りです。
早朝には雨の降っている音がしていましたが・・・昼間は降りませんでした。
気温は低くめですね〜。
太陽は時々出てきましてこんな感じに日光は当たりますけど黒く暑い雲に覆われている山陰です。

一時的にはこんなに明るくなるのですが・・・

今日は朝一番で自宅の掃除、年末が近くなってきましたのでね・・・大掃除とまではゆきませんが時間を費やして掃除をしておきます。

そして家内をお店まで運びまして、その後は一人で奥出雲町までドライブです。
途中、意味がわからないかもしれませんが白菜を探しながらの帰り道ですよ(笑)
ご近所のお年寄りさんから白菜はないですか?って聞かれましてね。
でも私の作っている白菜は今年は不出来(温暖化の為か虫がいまして柔らかい部分だけを食べてます)なので・・・代理品を探しに行ったと言うことです(笑)

奥出雲町まで行きましたが近道のために農道を走りますと峠の部分でまだこんなに雪がありました。
両脇を見ますと除雪はしてあるようなのですが気温が低いし両脇は木が茂っていまして日光が当たらないんでしょうね〜。

帰ってからは本業に精を出します。

お昼過ぎ頃だったかな!?
いきなりS木さんから電話がありまして至急ナンバーデカールを作って欲しいと言う事でした。
ちょうど昼食が終わったところだったので早速データを作ります。

そして印刷です(笑)
PCが直っていますのでバリバリ仕事が進みますね。

家内が昼から隣町へ買い物に行くと言うのでS木さんの会社まで届けることにしました。

そして本格的に本業です。
リューターでラバーのモールドを削りましたので今度はパテを盛ります。
と言うのもリューターでダイキャストを削りますと時々掘るべき部分を逸れてしまうんですよその穴埋めです。
パテを盛ったら硬化する前にタガネでひと掘りしておきます。

パテが硬化するまでは他の仕事です。
テールランプですがオーバルの時代は長丸なんですがスプリットの時代は丸なんですよ。
時代とともにテールランプも大型化するのは皆さんも良くご存知のはずでしょう。
上下を削って丸くしますがガイドのために洋白線を丸めたものを貼り付けておきますと綺麗に整形できます。

洋白線との間に少し凹みができますのでパテを盛ってさらに整形する準備をしましょう。

続きまして・・・盛ったパテを削りますとパテはほとんど残りません掘った溝の周囲に僅かに残る程度です
どうしようか迷っていましたが。
ボディのサイドにはアルミ製のモールがついています。
車の時代によっても違いますが実車のものは明らかにChromeメッキやステンレス製とは違い銀色なんです。
ミニカーはモールドはボディと一体でボディカラーの上からシルバーを塗ってあった(タンポ印刷かな!?)のでもうボディ塗装と共に剥がれているのです。
どうせなら作り直したほうがシャープに見えますからねモールドを削っておくことにしました。

削った部分にはやはり傷が残りますのでパテを盛って整形しておきます。
このモールの上側の部分には少し微妙なプレスラインがあるんです、そのプレスラインを埋めないようにマスキングテープを貼って保護しておきました。
ミニカーでは1/18になっていますのでその微妙なラインも見えにくいのです。
確か実車を持っている時にはモールが外されていたのでこのラインはよく覚えているのです(笑)

今日はここで時間となりました。
続きは明日ですね〜。


ウインドウ完成・・・続きましてボディも進めます

2024-12-23 19:17:18 | フォルクスワーゲン スプリットウインドウ

本日の山陰は午前中からお昼過ぎまで曇り時々雨でした。
午後からは曇り時々晴れになりまして昨日よりも少し気温が上がった様な気がします。

今朝、6時ごろかな〜雨(雪?それともミゾレか??)が降っていまして畑はズブズブになっています。
ジャガイモを掘りたいんだけとね〜、なかなかやらせてくれません・・・が天気図を見る限りこれ以上待っても天気が回復する様には見えなかったのでジャガイモを掘りました!!
気温もかなり低いので・・・寒いです。

ジャガイモは大きめなものもありましたが全体に数が少なめで今年の秋がいかに暑かったのかがよくわかりますね。

ついでに先日初霜が降りるまで元気が良かった唐辛子も抜いて干しておきましょう。
いいかげんに乾いたら実を取って完全に乾燥させます。

と言う事で今日もフォルクスワーゲンスプリットウインドウを進めましょう。
スプリットウインドウの部分が終わらないとなかなかゆっくり出来ないのも事実なのです。
自分が考えた方法が出来ると一安心ですからね〜。

昨日作ったスプリット部分のピラーですが上下に取り付け用の足を追加してハンダつけしましたね。
あの取り付け部分は実はボディの裏側に当たってしまうのです。
と言うのもウインドウの周囲にはウインドウガラス用の凹みがありますがその部分だけでは幅が足らないのでボディの裏側を少し削ります。

「仮組みして削って」を何度か繰り返しましてやっと所定の位置に入りました。
ここで難しいのは上下の素材が違う事です、素材が違えば強度も違う・・・なのでダイキャストと真鍮はどちらが硬いでしょうか?
おそらく硬さは同じくらいかと、でも脆さが違うのです、真鍮はどちらかといえば粘ります。
曲げてもそう簡単には折れませんがアルミダイキャストは脆くて一度曲げますと亀裂が入ります。
なので今回の場合できればダイキャストの方が薄くならないようにしておきたい・・・気持ちなんですね。
なので真鍮とダイキャストの双方を削っています。

表側から見ますと・・・こんな感じで収まっています。
ボディとほぼツライチで下のウインドウともクリアランスは最低限になっています。

問題はどうやって固定するかですね〜。
ダイキャストと真鍮ではハンダも効きません・・・接着では十分な強度が出ませんでしょうしね〜。
そこでこんな穴を開けました、ウインドウの上側の穴の直径は現在1.0mm
こちらはこの後ネジに合わせて1.1mmに拡大予定です。
難しかったのは下側ですね。
エンジンルーム上側のスリットがありますのでこの中央の微妙な位置に1本だけしかねじ込めません・・・。

続きましてピラーの部品にも穴を開けます。
こちらはボディに合わせておいて印を入れて穴を開けます。
これで位置関係がきちんと決まるわけです、穴の大きさは目地が貫通するように1.4mmで開口しています。

ネジは裏側から差し込んでピラーの部品とボディを貫通してボディ表面よりも出っ張ります。
ボディ表面に出っ張ったものは切って削れば良いのですがボディの内側になる部分はビスの頭が出っ張っていますと内装等に干渉してしまう恐れがありますのでビスの頭分くらいはピラーの厚みの中に沈めておいた方が良いでしょうね。
という事で2.0mmのドリルでピラーのネジ穴の周囲を掘りました。

で・・・接着剤を併用してネジでピラーの部品とボディを一体化しました。
そして出っ張ったビスを切って削っています。
そしてまだ少し太かったピラーの部品を実車の画像に合わせて削りました・・・。
これくらいで良い感じじゃないかな〜!?

あの微妙な位置関係だった下側のビスもほぼ見えないくらいに収まっています。
写真をよくご覧になりますと丸いネジが見えるのですが・・・どうですか?(笑)
続いて・・・
4枚のフェンダーとボディの入角部分にある凸状の線をリューターで削っています。
実車ではボディとフェンダーの取り付け部分にはゴムの板が挟んでありましてそれがわずかに見えているのです。
このミニカーではこのゴムはボディと同色に塗られているのですが確か実車は黒いゴムだったと思うのです。
お客様の車の写真を確認しますとやはり黒いゴムでした。
なのでこの部分を削り取って細い溝にしておきたいのです。

流石にこの作業は今日終わりませんでした、と言うのもダイキャスト素材はなかなかリューターで綺麗に削れないんですね〜。
明日も続きでこの作業をやっておきましょう。


これで良いかな〜!?

2024-12-22 20:32:30 | フォルクスワーゲン スプリットウインドウ

本日の山陰は冷たい雨です。
多分山の方は雪が降っているのでしょうね〜。

本当は畑のジャガイモを掘りたいのですが・・・雨なので中で大人しくしておいた方が無難かな〜(笑)

と言う事で今日は中で朝から本業です。

と言っても先にS木さんのデカールを作っておきます、そういえば明日引き取りに来られる予定でしたからね・・・。
先日、息子に直してもらったPCの試運転ですね。
まだアルプスプリンターは使っていなかったので・・・使ってみるまでわからないのです。

そしてアルプスプリンターを動かしてS木さんのデカールを印刷してみました。
大丈夫そうですね〜!!
早速息子に復活した旨ラインしておきました。

まあね〜古いPCはいつ壊れるかはわからないので安心はできませんけどね〜。

さて昨日の予定通りフォルクスワーゲンスプリットウインドウです

なぜ前回製作してから少し間を空けたのかと言いますと・・・
スプリットウインドウの肝心な部分を作る方法を決めきれなかったからなのです。
素材は?大きさは?リアのウインドウとの合わせ方は?といろいろなことが頭をよぎります。
全部一応頭の中ではクリアーできたので次は手を動かす順番なのです。

ミニカーはこの通りにオーバルウインドウでしてこれをスプリットに変更するのですが一見したところ簡単そうでしょ!?
でもそうでは無いのです・・・(笑)

まずはリアウインドウの下側のスリットに塗装のゴミが入り込んでいましたので0.3mm幅の超硬タガネで掘っておきました。
このリアウインドウをスプリットにするのって意外と大変かも(笑)

まずセンターを決めましょう。
幅1.0mmのマスキングテープをボディの中央に貼って位置を決めます。

1.0mmの厚みの真鍮板をカットしまして大体の形状を出してみます。
このスプリットウインドウのセンターのピラーの太さや形状でかなり雰囲気が違うのがわかりますね。

もう少し細く、また少しエッジを丸くしてみました。
部品単品ではバランスがよくわからないね〜。

少し幅を追い込んでみました・・・
雰囲気は少し良くなったけどもう少しですね。

続いて取り付け用の足を作ってみました。
この部分も1.0mmの真鍮板でしてハンダつけしてピラー部分に取り付けてみました。

今日はここで時間になりました。
バランスをとりながらの作業なので時間がかかります、このピラーの部品も実は3回作り直しています。
一度めはボディのRに合わせて金槌で叩いていましたら折れてしまいました。
次は削りすぎて小さくなりすぎましたので没・・・
3個目でやっと次に進めます。

明日はピラーの取り付けから整形ですね。