怪我をして以来…
リハビリの時、祝 先生から「その手が治らなかったら、どう生きる?」という質問を投げかけられてから読書を始めた。
入院中も機能病院には図書室があって、本は借りることはできていたのだけど、どうしてだろう。
海賊と呼ばれた男は読むことができたけど、その他の本は入院中には読む気になれなかった。
左手を使いたいけど、使えないし。
痛み止めを飲まなければ傷跡は痛いし。
創外固定がついているので、左手は重いし…。
いつ退院できるのか、いつ治るのか不安だし…。
そういう気持ちだったからだろうか。
入院日記は入院した今年の1月3日からスタート。
今、入院日記11日目の術後3日目までを読み返してみた。
このころは痛いけど、こころの痛みまではないのね…。
心が痛みだすのは創外固定が外れてから…かな。
記録として毎日書いていたのだけれど、それはそれでよかったかと。
ただね…。
病院勤務の療法士さんの質は高めて欲しい。
もちろん、保険診療で自分が頑張らなくてもお客さん(患者)はやってくるでしょう。
その患者の数を捌くだけでも大変なのかもしれないが…。
昨日の体表解剖研究会終了後の自習タイム。
残っていたのは、私と友人と他2組。
最後までいたのは私と友人(トレーナーペア)
私たちは保険診療ではないので、結果を確実にだす必要性がある。
だから食らいつくのか?
だって、楽しいじゃない。
知らないことを覚えるのって。
自分の技術が向上するのって嬉しいじゃない。
患者さんももちろん喜ぶのだから。
自立され、腕の良い療法士の方が沢山育っていかれることを、こころより心より祈っています。
一患者のつぶやきでした。