Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

入院日記52日 リハビリ1日目

2019-02-23 20:16:29 | こころの声
今日から手首のリハビリが始まる。
手首は12月31日16時過ぎに受傷してからだから、約8週動かしていない。

昨日、創外固定が外れてスプリント作製の間、右手でサポート。
今の私の左前腕は、まるでまな板の上のマグロのよう。(ある意味まるで死体)
神経と血が通っているようには全く見えない。

さて、午後1:40から手首のリハビリ1回目
仰臥位(仰向け)で肘を立てる。
スプリントを外して、自分でどの程度動くかまずはチェックされた。
ほとんど動かず。
特に伸展(反らす)が痛い。
これが慢性疼痛の痛みなのね…。
そして、動かそうと思っても動かないこの感じ。
これがリハビリなんだと痛感する。

体表解剖のM先生(理学療法士)からもご心配を頂きメールを頂く。
「手部は繊細ですので、焦らずじっくり進めてください。
腫れてるのに痛いのを我慢して無理するのが一番いけません。他動運動より自動運動で進めてくださいね。」
そうなんだ…。
つい、頑張ってしまいたくなる。
でも、頑張って壊してしまったらどうしようもない。
橈骨も一応骨の形にはなってきているとのことだけど(自分ではまだ見れていない)、重いものを持ったり(持てないけど)、手をついたり、左前腕に体重をかけたりはまだ厳禁!

今、一番私ができるのは、動いていることをイメージして神経飛ばすことだと思っております。
しかし、これも結構疲労するもんだ。

動かしたいのに、動かせない。
動かそうとすると痛みがでる。
痛みがあるから、動かさない。
動かさないでいると、もっと動かなくなる。
怖い…。
負のサイクル…。
これは怪我をしなくても起こりうること。
私は、自分の左手を今後リハビリする事で、この辛さを学ぶのね…。

今後は術後ではなく、リハビリの経過を記載していきたいと思います。
記載するために、私自身が私に負けないように。
私は有言実行型なので。



今日の午後の景色。
外がどんどん春になっていく。
取り残される感…正直いって寂しい。

入院日記51日 術後43日目

2019-02-22 18:31:39 | こころの声
朝9:30過ぎにレントゲン撮影。
左腕を3枚。
わざわざ腕を置く位置を高めに設定してくださっていたが、私には高すぎ…。
椅子をまたいだまま、ある意味スクワット的な姿勢で腕の位置と向きを調整する。
色気も何もない(笑)

15:30にドクター現る。
今日は外来日なので、17時頃の訪問だろうと予想していたら早い!

創外固定 無事に外れました。



これが、4本のピンで橈骨と第2中指骨にとめてあった。
抜くのは本当に痛く無かった。
驚きだ。
しかし…抜くところを自分では怖くて見ることができず。
私には、骨にあたって引っ張られた感覚だけが記憶に残る。
取れた後、腕はそう軽くはならなかった。
結論。創外固定はそう重くない。

まだ、手首は不安定なのでスプリント固定を作業療法士さんに作って頂く。
私のスプリント作製はイレギュラーだったから、次のリハビリの患者さんを待たせた状態にもかかわらず、丁寧に笑顔で作ってくださり本当に感謝しかない。



入院してみて、こんなに笑顔の力は大きいのだということを改めて思う。

今後、リハビリは手首も入る。
まずは一歩前進です。
※退院はもう少し先のようです。本当に申し訳ありません。

入院日記50日 術後42日目

2019-02-21 20:13:21 | こころの声
入院して50日!!
とうとう大台突入…もう驚きしかない。
私の骨折こんなに長くかかるのか…との思いと。
皆さまをお待たせして申し訳ない…との思いと。
左手がいつ・どこまで・どうできるようになるのか?…との不安と。

今日はお天気が良く、暑いくらい。
部屋の中ではベスト無しのTシャツでも平気。
明日、創外固定が取れた時のことを考えて、母にアンダーアーマーのシャツを先日持って来てもらったが、暑くて着れないかも?
まぁ、2〜3日はまだ包帯が取れない(穴開いてるから)し、いざとなったら傷痕見せてもいいか!と開き直る。

さて、午前中はマッスルインバランスの理学療法を勉強しているが、夜はM様より頂いたこちらを読んでいる。



竹井先生は、いつもわかりやすく本を書かれていてスゴイな…と。
筋膜リリースについて、考察をひとつ。
自分にどのエクササイズが足りないのか、なかなかわからないと思うのです。
その時には、仕事をされている方はその仕事中の姿勢を絵にしてみる。
お仕事されていない方は、日中一番多い(長い)
姿勢を絵に描いてみる。

絵に描いてみると、伸びているところと縮んでいるところ…前面と後面、右と左…があるはず。
その縮んでいるところを伸ばすものを選んで頂きたい。
例1
椅子に座っている
・股関節は縮んで、お尻は伸びている。

・股関節を伸ばして、お尻が縮めるものを選べば良い。

やりがちな間違い
股関節は伸びたがらないので、股関節の代わりに多くは腰を反らせるという代償を起こします。
腰が痛くなってきたら、それは代償です!
続けない方が賢明です。

入院して、良いと思って頑張った結果が裏目にでること程、勿体ないことはないとより一層思うようになった。
痛い思いはしない人生を歩んで行きたい。
そうして、もう高いところには登らない。
と、思う今夜の私でした。

入院日記49日 術後41日目

2019-02-20 20:11:09 | こころの声
午前10時 談話室へ
談話室周りの病室では、退院が決まった方々への看護師さんの説明があっている。
退院もあれば、隣の介護施設への転院もあったりと、これから先の介護のことまでを想像せざるを得ない。

熊本弁で「たいせつ」を看護師さんの説明の中での会話で聞いた。
意味的には「そんなことをしたら危ない」とか、「ダメだよ」とか的な…
それを「たいせつ」という方言は、それはそれでいいなぁと思う。私はあまり使ってこなかったな。
会話の中での方言は、ホッとする。
「…だけん」も会話の中で多いかな。

そうこうしていると、廊下ですれ違う入院患者さん方のお顔ぶれが変わった。
ベットが空いたと思ったら、直ぐに次の方がいらっしゃる。
なんて怪我をされる方が多いのだろう…。
したくて怪我をするんじゃもちろん無いんだけれど…。
怪我は一瞬!
手術は2〜3時間(これは手の怪我の場合)
治療は数ヶ月。うわぁ…

昨夜から寝る時、アイシングしていたものを、助言を頂き温めてみることにした。
リハビリして指を動かすとMPが赤くなるし、寝る時左手尺骨側の神経がジンジン。
冷やすとその感覚がまぎれて寝やすいので。
昨夜カイロで温めてみたら…それが気持ちいい。
この感覚も欲していたのね的な。
実際、冷やすと血流は流れにくくなるので、炎症の時はもちろん冷却だけど、回復期は血流を促し栄養を届けるためには温めることが多い。

今後、しばらくは温も冷もできるように準備して寝ることにする。
その時々の自分の身体に気持ち良いかどうか尋ねて、より良い方を選ぶことにする。

今日の朝からの景色



あと何回、ここからの景色を見るのだろうか?

入院日記48日 術後40日目

2019-02-19 19:45:16 | こころの声
今日は雨模様。
春一番だったみたいですね。
病棟内でも暖かく過ごせました。

今度の金曜日にレントゲン撮影をして、上手くいっていれば創外固定がはずせます。
そうすると土曜日 受傷後始めての手首のリハビリとなる。
いつもの担当の作業療法士の先生はお休みなので、代理の先生が担当してくださる。

宮本「手根骨のモビライゼーションもある?」
OT先生「ありますよ」
良かった…。
手根骨の関節は片方固定して動かさないといけないので、自分ではできないから是非していただきたかったから

宮本「じゃあ、車軸関節も期待しています!」
だって、プレート挿入の時、方形回内筋は一度切ってその後縫合のはずだから、回内回外ができるのか否かそれも不安がある。
OT先生「ちゃんと伝えておきます。また、私も勉強しておきます。」
作業療法士の先生方、どうぞよろしくお願い致します。

しかし…
創外固定が外せるのは楽しみでもあるが、めちゃくちゃ怖い。
だって刺さっているんだもん。
それを抜くってことは腕に穴が開くってことだし。
あぁ、今からでも緊張する。
でも、外した後の創外固定機を写真に収めることと、右手に持ってその重さを確認したい野望がある ← こんなん野望と言えるのか⁈

ただし、外す時に貧血とか気が遠くならないことを祈る。

今日の夕方。だんだん晴れてきた



だいたい午前中はこの場所で勉強してます。
療養中ですが、貴重なありがたい時間だと認識しています。