Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

入院日記37日 術後29日目

2019-02-08 21:23:00 | こころの声

こちらの病棟に来て1週間。

結構長かったように思う。何が違うのか?

痛みは確かに減った。

創外固定はあるものの、シーネが無い分軽くはなった。

仰向けでの肘の伸展は随分と伸ばせるようになった。関節自体の可動性はなんとか確保。

ただ、立位の時には肘は怖くて伸ばせないので、曲げた状態が続く=また曲がる

寝ている時は指を伸ばしていたり、お布団に曲げた上腕で置いたりしたり…でも、昨夜は指を曲げた状態が長すぎたのか?

人差し指と中指のMP関節がちょっと熱っぽい。なので、リハビリ後アイシング。今も継続。

どんな状態が良いのか、いろいろ試して様子をみての繰り返し。だから、今夜は伸ばした状態でたまにグーパーしようと思う。

今日のお気に入りの場所から

リハビリの促通にタッピングはあった。

今日はそれを追加して頂く。

促通と抑制の考え方と実践的。もっとあっても良いと思うのだけど…。でも、皆さん丁寧に患者と向き合ってくださる。有り難いです。病んだ者にちゃんと向き合ってくださるだけでも癒しです。


入院日記36日 術後28日目

2019-02-07 19:59:19 | こころの声
今日で術後4週。
創外固定はあと2週間。
創外固定とは…直視すると怖いですが、アップだとこんなものです。



外した時用に痛み止めを処方して頂く。
ロキソニンは今や私の御守り代り。

でも、創外固定が外れてからがリハビリの本番となる。
受傷してから8週近く固定してきた手関節。
どれだけ動かせるのか?
疼痛はどの程度あるのか?
手首を動かしながら指の可動性はどうなのか?
などなど…
不安は尽きない。
が、これは外してみないことにはわからないので、私の経験からわからないことを考えると、絶対に負の感情にしかならないので、今できる指・肘・肩をとにかく動かしておく!
できることを、できるだけやっておくしかない。
と、自分に何回も言い聞かせる。

今、この病棟に実習に来ている4人。
このうちの2人が、私の腕の消毒を見学。
創外固定を真面目に見てた。
実は、私自身は未だに傷跡と固定部分を直視できずにいるが…。
あとで世間話をしたら、3人子供がいるとか10歳の男の子がいるとか…。
若くしか見えないのに、子育てしながら勉強も頑張っているなーと。
看護師さんって大変だけど、一生の仕事だと思うし、病院ってそれぞれの役割の方々が、その役割を全うしてくださることで、私達は療養できているんだと思う。

もちろん、どんな仕事であってもその役割を全うすることが大切だけど。
病院の目的は「患者の回復」
患者の目的は「自身の回復」
そうかぁー
そうだな…そうなんだ。

あと、浮腫みについての仮説。
私の左手。特に手のひらがまだ浮腫んでいる。
指先と前腕の浮腫みは随分軽減したのに…。
ということは
動いていない関節の、身体の中心からひとつ離れている部分が浮腫むのではないか?
よく脚の浮腫みには、ふくらはぎの筋肉を鍛えてーといって、踵の上げ下ろしをして足関節(足首)を動かそう!というが、膝の関節が動いていないから、そのひとつ遠い下腿が浮腫むのでは?

このブログを読んでくださった会員の方で、脚の浮腫みが気になったら、正確なスクワットならより良いけれど、できればフルスクワット下までしゃがんで立ってを何回か繰り返して見て頂きたい。
ちなみに、フルスクワットは自分の体重を味方にしたやり方ね。
これなら職場でもできます。
ペン落としてしゃがんで取ればいいから。

重力を味方にするなら、仰向けに寝て脚を天井へ、その脚を両手で抱きしめて、抱きしめたら天井へ膝を伸ばして、抱きしめてーを繰り返してみてー。
できれば、結果を教えて欲しいです。
今日の気づきでした。

入院日記35日 術後27日目

2019-02-06 21:05:18 | こころの声
毎日こうやって入院日記を書きながら、入院している日数がこう多くなってくると、数えるのも大変的な…。
当初、こんなに長い日数入院することになるとは思いもしなかった。

私の左橈骨のレントゲン写真もCT画像も、我ながら悲鳴ものだったけど、私を担当してくださる作業療法士さん達も「なかなか大変ですね…」と皆さん仰る。
今、この病棟で創外固定患者は私1人。
今日は朝から、私の部屋のお一人が退院されて、直ぐ次の方(耳の術後)が移って来られた。
私が判っているだけでも5人の方の入れ替えがあった。

怪我人多し!

今、三角巾はこの病棟内では付けていないので、初めての方からは「一体どうされたの?」と、お声がかかる。

リハビリ後、親指に疼痛がでるので30分のアイシング!
16時に税理士さんと待ち合わせして、青色申告全資料をお渡しすべく出かけようと思ったところで、主治医のドクターまたもや突然現れる。

私の左手を持って、親指をぐいーーーっと外側に突然開く!
宮「いってぇーー∑(゚Д゚)」← ビックリ+痛い!の悲鳴
DR.「ここしっかり開いておかないと開かなくなるから、しっかり頑張って。」
と、言って去っていく。
面白いなこの先生。

リハビリで親指動かすとIPもMPも痛くなるから、今まであまり動かしてこなかった。
だからアイシングもしていたのに。
しかし、先生が有無を言わさず開いちゃったので、ファーストバリヤ的なものは外れた感じ?
動かしやすくなったのは確か。
今後、ここも自主練だな。

朝の病室からの風景



お天気ってやっぱり良い。

でも、身体って本当に不思議だ。
リハビリでしっかり動かしても、30分動かさないでいると、もう硬くなっている。
今までは一体どうなっていたんだろう?
無意識的にも動かし続けていたのか?
または、しばらく動かせなかったことで、脳内地図のエリアが縮小されたか?

動作ってたくさんの筋肉の連動。
まず、骨格がそれを支える。
支えが無くなった左手を見ちゃったからなー。
支えがないと、ぺちゃんこになるのよ。
それはそれは怖い経験です…。
で、関節をまたいだ骨に筋肉がついて、微妙な力加減で引きあってたくさんの繊細な動作を作る。
伸筋と屈筋、外転筋と内転筋、拮抗関係の抑制に反射もある。
はぁー
すごい。

さて、私の左手。正直めちゃくちゃ不安!
不安だけれど、実践(リハビリ)することが1番の改善への近道。
やるしかない。

入院日記34日 術後26日目

2019-02-05 19:52:20 | こころの声
怪我をしてから、ずっと左手尺骨側に痺れがあった。
術後3週が過ぎてから、急に浮腫みが減って来た。
それと同時に、左手尺骨頭辺りのピリピリ感。
神経過敏状態。
浮腫んでぼやーっとしていた状態が、だんだんクリアになってきた⁈

なので、時間があれば指先側から肘の方に向かって撫で続けていた。
撫でてあげると神経過敏状態は無くなるので。
私の今の場合、肘から指先側に逆にさすると違和感を感じる。
同じ場所でも方向によって「気持ち良い」だったり「なんか違う?」的な感覚だったり。

この感覚はとても大事なことだと思う。
「身体にきく」ってことは「聞く」「効く」「聴く」
お陰様でまだ完全ではないけれど、神経過敏状態が緩和してきているように思える。

なんでも無い時には、こんなに大切に自分の身体に接してきてあげただろうか?
また、会員の皆様に私はどうだったろうか?
強い刺激 = 効果的
で、ないことは明確だ!
自分の身体に耳を傾けましょうとか皆さんには言いながら、自分ができていなかったな…
反省することがたくさんあり過ぎる(涙)

今日も1日が終わろうとしている。
たしか今日は春分の日!
早いなー。日が長くなる。

最近、8時位には既にお布団に入って寝る準備。
そして5時過ぎに目が覚める。
暖かい白湯を頂いて、体温を内側から上げていく。
左指の動きを練習して、肘の曲げ伸ばし。

気づくと、今日は写真を全然撮っていない。
まぁ時にはそれも良いか。
では、左手を冷やしながらそろそろ眠りにつきたいと思います。
おやすみなさい。

入院日記33日 術後25日目

2019-02-04 19:58:21 | こころの声
また、月曜日がやってきた。
先週の木曜日に移動してきて、まだ1週間経っていないのかとも思う。
この病棟にずーっと居るように思えてしまう…。
不思議な感覚だ。

左手尺骨側の腫れが随分取れてきた分、敏感になってじっとしていると「ジンジン」する。
神経過敏。
指を動かしたり、さすったりすると気にならないので「ゲートコントロールセオリーよね」と呟いてみる。
看護士さんがアイスノンを持って来てくださった。
もう回復期なので、冷やし過ぎず血流を良くした方が良いとは思うのだけど、このピリピリが気になるのもね。
手首はもう1ヶ月動きを止めているから、慢性疼痛は絶対にでる。
だって、神経ができちゃうから。
今の自分にできることと、できないこと。
焦らずできることをやっていくしかないと、書きながら自分に言い聞かせる。

さて、この病棟で私のお気に入りのポジション。



お日様浴びて、ビタミンDを作る。
できるだけ広くて明るい場所に自分を置きたいと思う。
私のスタジオ…気持ちいいよなぁ。
元気かなぁ。