目黒区北部地区 すこやか歩こう会

東横線中目黒駅周辺を拠点に活動するウォーキングクラブです。みんなで歩くと楽しいですよ!時々遠出もしています!!

文化財めぐり目黒川コース 約3.6km

2019-05-05 14:09:25 | ウォーキング
昨年と比べると四月の三回目四回目のコースが入れ替わっています。昨年はGWに入ったばかりの日曜日に三渓園を訪れていましたが、今年は10連休ということで三渓園を一週前倒しして混雑を避け、連休最初の日曜日を空いていると思われる区内のコースをめぐることにしたのです。






正覚寺
近所だけれどあまり訪れることがない正覚寺です。山手通りと駒沢通りの交差点近くにあり、こちらにあった幼稚園に一年間だけ通いました。先生が怖くてあまりいい印象はないなぁ。当時駒沢通りには都電のターミナル駅があり、中目黒という電停だったようです。正覚寺についてWikipediaから引用します。
正覚寺(しょうかくじ)は、東京都目黒区中目黒にある日蓮宗の寺院。山号は実相山。旧本山は身延山久遠寺。徳川家斉が江戸城で帰依していた日蓮聖人像を安置する。

歴史
元和5年(1619年)法泉院日栄(寛永11年(1634年)没)を開山、三沢初子(仙台藩主伊達綱村の生母で伊達騒動を扱った「千代萩」の政岡のモデルといわれる人物)が開基となり創建。元禄11年(1698年)不受不施派禁圧の影響を受け本山であった碑文谷法華寺(現在の円融寺)の天台宗改宗にともない、本山を身延山久遠寺へ改めた。また、村井検校(扇一)や旗本の丹羽氏と思われる墓所もある。


正覚寺には「橋本牧場畜牛供養塔」があります。
目黒には明治中頃から昭和初期にかけて数多くの牧場があり、地域の人々に新鮮な牛乳を供給していました。しかしそれらも目黒の都市化とともに姿を消し、今日では全くその姿をとどめていません。
橋本牧場は明治20年(1887)頃から大正12年(1923)まで上目黒4丁目あたりに3千坪(約1万平方メートル)ほどの敷地で存在した牧場で、畜牛供養塔は経営者の橋本寿吉氏により牧場廃業時に敷地の片隅に立てられたものです。
その後、開発等により慰霊碑は移転を繰り返しましたが、平成19年に現在の場所に安置されました。区内に牧場があったことを物語る数少ない貴重な資料です。(目黒区教育委員会掲示より)

現在、目黒区役所がある場所は、牧場→アメリカンスクール→千代田生命本社→目黒区総合庁舎と変遷しています。牧場になる前、江戸時代に何があったかについて書いたものを見たことがないので、以下は想像です。状況から推察しただけで確証はありません。
北向き斜面だったこの場所は上目黒村や中目黒村の入会地で、ススキ原だったと思われます。江戸時代の日本では牛乳を飲む習慣はなく、平安時代に貴族が滋養強壮剤として飲んでいましたが一般的ではありません。明治になり洋食の食材として牛乳が必要になったこと、身分制度がなくなり農家も瓦屋根にすることができてススキ原の入会地が不要になったことにより、目黒に牧場が作られたのでしょう。関東大震災により目黒世田谷の土地が高騰したこと、鉄道の発達によりもっと遠くから牛乳を輸送することが可能になったことにより、目黒の酪農は短期間で終焉したのだと思います。


布袋様
この布袋様が目黒銀座の石屋さんに置いてあったことを覚えている会員がいて、盛り上がっていました。



目黒川
この日は快晴でそのせいというわけではないのでしょうが多くの小鷺がいました。


目黒川の案内
身近過ぎることもあって「文化財めぐり目黒川」と言われてもあまり見どころはないように思うのですが、この地域の文化に一番影響を与えているのが目黒川でしょう。共済病院あたりまで川幅が広く、水運が盛んだったので中小の工場がたくさん作られました。これらの橋の看板はもともとつけられていたものを集めたのかな。


目黒清掃工場



ひいらぎ庚申
清掃工場煙突の解体はすでに終わり、現在は建屋の解体が行われています。ダイオキシンの拡散を防ぐため覆いをしてから解体しているのでしょう。
名前の由来となっているひいらぎをとってみました。


区民センター

ネモフィラ

下目黒小学校
明治7年、衾村の八雲小学校開校を皮切りに、明治8年に上目黒村菅刈小学校、明治11年に下目黒村下目黒小学校、明治12年に碑文谷村碑小学校が開校しました。中目黒村は少し遅れて明治34年に中目黒高等小学校が開校しますが、明治22年に三田村、上目黒村、中目黒村、下目黒村が合併して目黒村になっているので、正確にいうと中目黒村には小学校がありませんでした。三田村には現在に至るまで小学校はありません。中目黒小学校以降は大正14年の油面小学校まで開校はなく、関東大震災で目黒地域の人口が爆発的に増えたことがわかります。



目黒雅叙園














大圓寺
大圓寺には目黒七福神巡りで毎年訪れているのですが、その時は混んでいるのと先を急いでいるのであまり多くは見られません。じっくりと見て回ると興味深いものがたくさんあります。一度ゆっくり見てみることをお勧めします。明和九年(迷惑の年)の大火、八百屋お七に関するものなど、火事にまつわるものが多いですね。
この後区民センターまで戻ってストレッチをし短距離の活動を修了しました。


すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
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【復習】世田谷区立次太夫堀公園

2019-05-03 13:29:10 | ウォーキング
このブログで何度も紹介している通り、新しいコースは下見します。これは予習にあたると思うのですが、すこやか歩こう会の活動で歩いた後に気になる点があれば、地図を見て振り返りをします。これは復習にあたるでしょう。しかし今回のように現場に出向いての復讐は珍しいのです。気になったのは「レンゲ畑」でした。


3月10日の田圃の様子

5月2日の田圃の様子
下見の時には気づかず、すこやか歩こう会の活動で歩いて田圃にレンゲが蒔いてあることに気づきます。最近は肥料が良くなったのか、コストが合わないのかレンゲ畑を見る機会が無く、レンゲが咲き乱れる様子が見たくなったのです。期待むなしく時すでに遅く、レンゲはすき込まれていました。世田谷区のページから既に削除されていますが「2019/04/16 - 次大夫堀公園のれんげ畑で「れんげの花であそぼう!」を開催します。」というのが引っかかりました。レンゲ畑を見るには4月中旬がいいようです。
この情報を探しているときにレンゲの種を蒔いた人の日記に遭遇しました。
いまから楽しみな次大夫堀公園の春
2014年11月17日
今日は世田谷区がやっている次大夫堀公園民家園へ行きました。私の大好きな所です。
江戸時代後期から明治にかけての農村風景を再現しているところです。藁葺き屋根の縁側のある家、庄屋さんの家、火の見櫓、お~肥溜めまでありますよ。囲炉裏に火が入っているお家もあります。世田谷のボランティアの皆さんや区の職員の方々が畑にネギや大根も作っています。おじいさんが立派な菊を咲かせています。懐かしい原風景がほっこりとあるんです。民家園の周りには田んぼあります。
今は稲刈りも終わり冬の田になっていますが、3年越しでこの田んぼを子供の頃に沢山あった蓮華畑に出来たら、子供達が蓮華畑で寝転んで遊べたらいいなと区役所にお願いをしていたんです。
そうしたら、なんと♪「石川さんも撒いて下さいますか?」 といわれ、「勿論!」 で本日、晩秋の空の下遊びに来ていた子供達と春を夢みて蓮華の種を蒔きました。
まるで、花咲じいさんならぬ蓮華の花咲かばあさん?ですぅ~ (^.^)来年のゴールデンウイーク、蓮華畑の上に鯉のぼりが泳ぎ子供達の笑顔。私の今日の楽しみです。
皆さんも、春にチョット楽しみに懐かしい景色を見に来てください。

石川さゆり

石川さゆりさんのオフィシャルウェブサイトの「さゆり日記」から引用しました。





鋤込みを逃れたレンゲたち


水面を泳ぐこいのぼり
レンゲはすでにすき込まれていましたが、それを逃れたレンゲを少し見ることができました。鋤で耕したことから「鋤き込む」、この字があてられることを初めて知りました。

以下は民家園です。


サツマイモの室

お竃

a kind of お竃?

わらじや道具類

機織り機

土蔵
この日は寒冷前線の影響で午前中から荒れ模様で、びしゃびしゃ雨が降る中を出かけてゆきました。喜多見の駅についてもまだ少し降っており、これからもうひと雨降りそうだったので「れんげ食堂」でビール付きランチをしました。こちらの「れんげ」は陶器のスプーンの方でしょうが、レンゲ畑を見に行く前にれんげ食堂に入ったのは偶然でした。
ランチのあいだに雨もやんで、時間がたつと青空も見えてきました。肌寒い午前中とは打って変わった青空の下、人出のない公園をゆっくりと散策できました。


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【Another view of】目黒ウォーキング協会バスハイク メッツァビレッジ・奥武蔵自然歩道

2019-05-01 15:49:59 | ウォーキング
目黒ウォーキング協会主催のバスハイクには、目黒区北部地区「すこやか歩こう会」から16名が参加しました。私は、3月16日にオープンしたばかりの「ムーミンバレーパーク」のチケットを事前予約したこともあり、時間を要する奥武蔵野自然歩道のウォーキングを避けて、日本初であるムーミンのテーマパークをたっぷり楽しむ事にしました。


エントランス
パークのエントランスから園内に一歩足を踏み入れるとそこはフィンランドのムーミンの世界が待っていました。


ムーミンバレーパーク看板

灯台

水浴び小屋

ベンチ



花畑

ムーミン屋敷


エンマの劇場
水浴び小屋、エンマの劇場、ムーミン屋敷、灯台、色とりどりの綺麗な花で埋め尽くされた花壇等何れも素晴らしく、あたかもフィンランドを訪れているような気分となりました。

帰り際は人が増えてかなりの混雑となりましたが、午前中早めの入園だったた事もあり、人もまばらでのんびりと園内を散策でき大変幸運でした。

園内の散策で時間も過ぎ、空腹を覚えましたので、もう一つの目的地、宮沢湖温泉「喜楽里別邸」に向かいます。先ずは、蕎麦とビールでお腹を満たし、そしてのんびり湯船に浸かります。この日は大変楽しく又充実した一日でした。


吉井


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目黒ウォーキング協会バスハイク メッツァビレッジ・奥武蔵自然歩道

2019-05-01 11:35:23 | ウォーキング
4月23日に目黒ウォーキング協会が主催するバスハイクが行われました。区内四カ所で会員をピックアップし、長谷川さんのお話を聞きながら環八、関越自動車道、圏央道を経由して狭山日高ICから一般道で15分くらいです。


宮沢湖

ダムの下

ムーミンバレーパークの灯台
バスを降りてこの日は体力に合わせて自由行動としましたが、私が選択したのは奥武蔵自然歩道ウォーキングです。宮沢湖を囲む丘をめぐる約5㎞のコースです。そのほかムーミンバレーパークへ行ったり、温泉に直行したりして楽しまれたようです。


スミレ

ムラサキケマン

自然歩道
思っていたほど花はありませんでしたが時折スミレなどを見ることができました。自然歩道はこのあたりに多くあるゴルフ場と隣接していて、このような金網がある場所が多いです。


ジシバリ


セリバヒエンソウ

道標
このコースでヒエンソウを見たのは一か所だけでした。その場所で群生しており、そこにはスミレは見られません。サカタのタネのページから引用してみます。
長江以南の各省からベトナムなど、東アジア南部に自生する、セリバヒエンソウ(キンポウゲ科ヒエンソウ属、学名Delphinium anthriscifolium)。日本の関東には帰化植物として、少し日陰気味の草地や林縁に生えている。デルフィニウム属の雑草は珍しい。花色もラベンダー色で優しい色合いをしている。
種小名のanthriscifoliumはセリ科シャク属の葉に似ているという意味を持つ。葉はチャービル(シャク属、学名Anthriscus cerefolium)のような繊細な羽状複葉だ。チャービルと違って、葉を摘んで揉むと嫌な臭いがする。これは「食用にはならない」という合図だと私は思う。
明治時代に渡来したと聞くが、それほど広がっている様子はない。帰化植物は本来、厚かましく、はびこるものなのに。セリバヒエンソウには春の妖精のような風情があって奥ゆかしい。

道標の高麗峠方面へ向かいます。


レンゲツツジ

シダの新芽

道標

高麗峠
道標を見ると曼珠沙華で有名な巾着田がこの近くであることがわかります。標高177mの高麗峠、このあたりはアップダウンはそれほどなくウォーキング気分です。


西武の森

萩の峠

チゴユリ

イチゴ

セイヨウタンポポ

バイカウツギ?


レンゲツツジ

道標
この時点でもアップダウンは少なく、快適なウォーキングです。まだ半分も来ていないのですね。5kmのつもりで歩いていましたが、5.8kmです。


ニガナ

ヤブヘビイチゴ

ノゲシ

キランソウ

登り階段
宮沢湖の南側は沢が多いのかもしれません。アップダウンが激しくなり、ところどころロープを伝って歩くようになります。最後に意外な山場が待っていました。


メッツァビレッジ
メッツァビレッジへ戻り、奥武蔵自然歩道ウォーキングは終了です。宮沢湖温泉喜楽里でムーミンバレー組と合流しビールで乾杯しました。


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