上智大学の出願開始が近づいていますが、駿台国際生の志望学部学科から類推して、今年の志願傾向に大きな偏りが発生しそうな兆候が見られました。
そこで、早速、状況を匂わせて、場合によっては、出願先の再検討を促すこととしました。
ここで、注意しなければならないことがあります。
それは、「アナウンス効果」。
本当は、選挙報道による心理的影響を指す言葉としてよく使われているのですが、入試においても、出願前(投票前)の予測告知(予測報道)によって、結果が予測と大きく変わってしまうことがあるということです。
A>B と言われれば、AがBに殺到して、A<B と大きく変貌し、それは中味こそ違うものの偏りが大きいことによる弊害が発生するかもしれないことには、変わりは無いわけです。
駿台国際生の動向が入試を左右するという現実があるのですから、内々にアナウンスして極端な偏りが解消されるように、と思っています。
でも、本人が納得して(志望を変更し)受験するという大前提を忘れることはありません。(Nas)