11/6（日）のデトロイト講演会は予定通り開催致します。皆様のご来場をお待ちしております。
（North-America-Team）
孔子の論語が出展で、一般的には「ふるきをたずねてあたらしきをしる」と読まれる有名な言葉ですね。
昔の事実や、過去に学んだことをもう一度見つめなおすことによって、新しい発見や再認識することは確かにたくさんあります。
近いところでは、皆さんの勉強がそうかもしれません。過去に習ったことを見直してこそ気づくこと、理解することがあります。だからノートが必要なのです。でも、この例だとあまり、「ふるきをたずねる」ほど歴史的な印象はありませんね。
今年、「温故知新」が注目されたことがありました。今春の大震災でのことでした。大津波について、先人がしっかりとその痕跡についてたくさんの石碑等を遺してくれていたにもかかわらず、ほとんど認識されることがなく、まさに風化していました。また、大地震そのものも、千年前に貞観地震という巨大地震があったとされるのに、地震対策の主流の考えでは「古いことはあてにならない」と無視される傾向にありました。
それゆえ、今回の震災を通して、「温故知新」を持ち出すことが目立ち、反省の声も多く聞かれました。
でも、果たして「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という天敵に打ち勝つことができるでしょうか。
（Nas）
