1977(昭和52)年に、小西六写真工業(後のコニカ)が世界初の自動焦点(オートフォーカス)カメラ「コニカC35AF」を発売しました。
誰でもピンぼけせずに撮れるということで、それまでカメラに縁のなかった層の市場を開拓しました。
もともと日本の技術力は高いものですが、どんなものが求められているのかにあったものだったため、ヒット商品となったのだと思います。
ニーズが多様になってきている時代だからこそ、本当に求められているものが何かをきちんと考えることが大事なのではないでしょうか。これは帰国生入試において、重要となる「小論文」においてもいえると思います。求められているものをしっかりと見据えて、解答するようにしてください。(Iha)