待ったなし

いよいよ、慶應義塾の一次選考結果の判明まで12時間を切りました。
私たちの受験者リストも準備を終え、あとは、丸印を付けるのを待つのみです。ひとりでも多くの学生に記すことができることを願いながら、リストを眺めました。
　
「先生、合格したらもうお別れですね。」
「駿台での勉強が終わるのは嫌だ。でも、受かりたい。」
そんなことを語っていた学生たちの名を見つけました。
　
私たちも、私大組が合格して駿台を去っていく日が近づいていることに寂しさを感じる季節となりました。でも、彼らの喜びいっぱいの笑顔を見ることが何よりうれしいことは言うまでもありません。
　
帰り際のこと。
「先生、今度会うのは、（明後日の）早稲田の入試日です。パワーをください。」
次々と握手をしながら、思わず、目頭が・・・。
入試の日まで、合格の日まで・・・もはや、待ったなし、となりました。
（Nas）