先日9月12日のこととなりますが、富士山の初冠雪が観測されました。
通常、乾燥した空気の場合、1メートルの上昇にともない、1℃気温が降下します。地表の気温が30℃前後で三千メートルの富士山の山頂が0℃ 前後になるのがちょうどこの時期頃ということがうかがわれます。これに対して、気圧は10メートルの上昇で1気圧(hPa)降下します。
さて、帰国生の人たちなら、航空機を利用する機会も多いと思います。現代の大型旅客機は通常、硬度10,000メートルを航行します。航空機を利用した時、客席の居心地はどうですか?地表で生活している時となんら変わらない環境だと思います。
航空機の与圧・空調システムはどのように発達したのでしょうか。実はこのトピックについて、もっと詳しく調べてみたいと思っているのですが、なかなかその機会を得られないまま、過ごしてきてしまっています。今年こそ、航空工学を志望している学生と一緒にこのトピックについて調べて、自分の教養を高めたいと思っている今日この頃です。
(yos)