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資源開発

2012年09月30日 | 全般・イベント

【入試結果の話題】●駿台生、早慶帰国入試で過去最高の合格者占有率・・・は、こちら 
 
一昨日のテレビ朝日のニュース番組でシェールオイルの特集をしていました。シェールオイルは米国を筆頭に開発が加速しています。岩石を化学処理して液状またはガス状炭化水素に生成します。生成された物質は基本的には原油と同じものです。7月頃に、このシェールオイルが日本の秋田県に500万バーレルの埋蔵量が見込まれるとニュースになりました。これは、ほぼ日本の1日の石油消費量と同じ量にあたります。わずか1日分と思われるかもしれませんが、複数本見込まれるとの見解もあります。
 
これまでの、原油は地面に垂直に採掘抗を堀ることで、採掘を行っていました。シェールオイルは採掘抗を途中から地面と水平に進める(途中からカーブさせます)ことが可能になったので、採取が可能になりました。このように、複雑な生成方法や採取方法であること、環境問題を引き起こす可能性が高い(岩石を化学処理するので、廃液等が発生します)ために製造コストがかさむことから、いかに採算性を高めるか、ということが問題の一つです。
 
色々と困難はありますが、日本にとって良い話題ではあります。今回の舞台の地元、秋田大学には工学資源学部という学部が設置されていますが、その前身は鉱山学部というニュニークな学部でした。同学部は帰国入試を実施していますので、資源開発に関心のある方は、検討してみてはいかがでしょうか。
(yos)


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