本日、8月20日(土)に駿台甲府高校の先生対象に『海外大受験』のセミナーを行いました。内容としては、国内・海外大学受験での志望校選びの違いや、各種奨学金の話、海外大に合格する学生の特徴等をお話しました。
まず国内と海外の志望校選びの違いですが、国によって志望校の選び方が変わってきます。例えば、同じ英語圏であっても、イギリスとアメリカでは大学の数も違います。アメリカは4700校に対して、イギリスは100校となります。また、アメリカは私立大学がメインですが、イギリスは国立大学がほとんどです。そして、アメリカの大学は4年制に対して、イギリスは3年制となります。これらの違いをきちんと認識することが志望校選びの第一歩となります。
国内受験では、入学試験があります。その入試を突破するために模試の成績を目安に受験校を選びます。一方海外大学を受験する上で最も重要なことはエッセイ(志望理由書)です。出願者が何を将来したいのか、それはなぜなのか、なぜ留学するべきなのか、そしてなぜその学校が将来やりたいことを達成する上で最適なのかを明確にする必要があります。よって、海外大学を目指す際に、成績だけ良くても合格はできません。早い時期からいろんなアクティビティや海外経験を通して、何をしたいのか、常に考える癖をつけることが海外大学を目指す最重要課題です。
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