帰国入試は一般入試と比較すると遥かに規模の小さい入試です。募集人数も「若干名」という表記の場合が多く、帰国生は、その大学・学部・学科が例年どれぐらい合格を出しているのかを参考にしています。
しかし、例年より急に減るということもありえます。そもそも小規模であるがゆえに、少し減少するだけでも帰国生に重く受け止められます。
例えば京都大学経済学部は、最近では5~7名合格を出しておりここ2年は7名でしたが、今年の合格者は4名でした。
前年度の合格者が7名か4名かではかかるプレッシャーも相当異なるでしょう。しかし次年度どうなるかは知りようがありませんし、すべきことが変わるわけではありません。情報から傾向を探るのも大事ですが、とらわれすぎることなく勉強を重ね、受験に臨んでほしいと思います。(ちなみに京大経済学部は2011年度入試の合格者も4名でしたが、2012年度入試は6名合格しています)
(asnm)