こんにちは。駿台シンガポール校です。シンガポール校は、早稲渋の高校生対象の授業もありますので、最近扱った高3数学の問題を紹介します。ちなみに、早稲渋の高3生は、文系でも早大進学希望者は、数Ⅲを取らされます・・・( ;∀;)
前提として、ネイピア数とは、e=2.718281…で、数学では、以下のように定義されます。
lim┬(n→∞)〖(1+1/n)^n 〗
毎日、ほんの少しだけ前日より努力して、無限に続けていくと、いつか2.7倍のパワーを持つと生徒には教えていますが、生徒は無反応です・・・((^^;)
やっぱりジョブズ並みの偉人が言わないと絵になりません。
これを使うと、「1人の秘書を雇うのに100人応募があったとき、何人まで最低チェックすれば理想の人を採用できるか」という問題が解けます。
難しい理屈は抜きにして、答えは、100÷e(2.7)=37となり、始めの37人は無条件に不採用にして、その中で一番優秀だった応募者を覚えておいて、その人より優秀な人が現れたら即採用するのが正解です。
これをお見合い問題にして、「100人の異性と付き合えるとして、どうしたら最適な人と結婚できるか」という話に置き換えると、反応の薄い高校生の口元も緩みます・・・(^^;)
シンガポール校 S.T.