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世相と国語

2022年08月25日 | 【海外校 東南アジア地区】
こんにちは。駿台マニラ校です。

少し前の文章が題材になった長文読解では、新しい文章の設問に比べて、正答率が低いです。
昔の文章は、確かに難しいです。例えば、明治時代の文は、使用されている言葉や表現が独特なことがあります。ただ、それ以上に正答率を下げる原因として挙げられるのは、世相の違いではないかと思います。

「パラダイムシフト」という言葉があります。ある時代や分野において支配的な物の見方や捉え方が、別のものに変化することです。例えば、世間の考え方が、地球が宇宙の真ん中にあるという「天動説」から、地球は太陽の周りを回っているとする「地動説」へ変化したことが挙げられます。常識は永遠に変わらないように感じることもありますが、実は、そんなこともないのです。

読解問題で重要なのは、その文中の情報から何とか読み解くことです。でも、知らず知らず、現在の常識や自分に当てはめて判断して、間違えてしまっていませんか?

昔の文章ほど、特に気を付けて文章中から読み解くことが必要になってきます。常識や自分の考えを土台にして解答していないかチェックして、正答率を上げましょう!

駿台マニラ校 T.M

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