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「〇〇、答えを見ながらやる勉強法がいいみたいだってよ」

2022年10月06日 | 【海外校 東南アジア地区】
こんにちは。駿台マニラ校です。

クラスの会話で一度は出たことがあるのではないでしょうか。
私の答えは「良い面もあるよ。でも悪魔のささやきに耳を貸さないようにね」です。実際に言ったことはありませんが……。

時間は有限なので、ずっと問題が解けずに悩んでいても、効率が悪いです。算数や数学には、解くための「型」があります。その型を知らなければ解くことができない、という場合に、その型をきちんと分かっていなければ、ずっと悩んでいても答えが出ることはないでしょう。

解き方が分からないので悩む、というのは「知っているかもしれない解き方を、何とかいろいろ試してみる」作業なので、5分間くらい悩んで分からなかったら、それは

1.まったく知らない解法
2.習ったけれども身についていない解法

のどちらかです。それ以上考えても、望みは薄いです。答えを見ましょう。

ただ、注意しなければならないのは、それが宿題の場合、ほとんどの問題は「2.」です。すでに習った内容を、答えを見て「なるほど」と思っただけでは、少し経ったら、また「解けない」となってしまいます。答えを見て「なるほど」となった場合は、今度は答えを見ずに、自分で解けるか確かめてみましょう。それができたら、類題を解いてみましょう。それでも解けたら「解法が分かった」という状態です。そして、1週間くらいしてまたやってみて、それでもできたら「解法が身についた」になります。

最初の「悪魔のささやき」は、「おい、答えがあるんだから丸写ししちゃえよ。余った時間で好きなことができるぜ」というものです。これが怖いのは、少し時間が経つと、ノートを見るときちんと丸がついているので、なぜか「できている、分かっている」と自分でも誤解してしまうことです。

悪魔の声に耳を貸さず、限りある時間を有効に使って、解ける問題を増やしていきましょう!!

駿台マニラ校 T.M

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