こんにちは。駿台ヒューストンです。
その昔、東大の数学科に行っている知人が「先生から聞いてきた」と言って教えてくれたことなのですが、、、
東大入試の数学の採点では、途中計算ミスがあったとしてもそのこと自体はほとんど減点の対象にはならず、採点者がその計算ミスを前提として計算し直しながら論証を読み、最後まで数学的に正しく考え抜くことができていれば、最終的な答えがまったく違ったものだったとしても、ほぼ満点に等しい点数が与えられるらしい。
昔の話ですし、また聞きですし、入試採点の基準なんていうのはなかなか話してくれないものですから、どれだけ信憑性のある話かは分かりませんし、たとえ当時正しかったとして今でもそうなのかは分かりませんが、なんかちょっとワクワクする話ですよね。
考え方の筋が通っていればそれでいいんだ、っていうことですからね。そして、目先の〇や✕にばかりとらわれず、こんな勉強を進めていきたいですね。
← 大昔の東大入試の数学の問題です
ちなみに、東大では、「円周率が3.05より大きいことを証明せよ」という人を食ったような問題が出たことがあります。たった一行ですが、メッセージのある問題ですね。
駿台ヒューストン(HO)