駿台海外校・駿台国際教育センター【公式ブログ】

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算数・数学と国語との関係

2022年08月04日 | 【海外校 東南アジア地区】

こんにちは。駿台マニラ校です。

 

算数や数学を解くにも読解力が必要だ、というのはよく聞く話だと思います。

確かに、算数や数学では文章題が出題されますが、なぜ読解力が重要になってくるのでしょうか。

それは、算数や数学の問題は、一般的な国語の読解問題と比べて、とても短いからです。国語の読解問題は文章が長いので、途中、理解が正確でなかったとしても、その前後の関係や文全体の流れから、書き手の伝えたいことを読み取れることが多いです。

ただ、算数・数学の問題は、多くて数行しかないので、理解が不正確だと、計算がきちんとできていても間違ってしまう可能性があります。

例えば、2人がA地点を異なる時間に出発し、B地点との間を往復する問題で、「2人は何分後に『出会いますか』」とあった場合には、最初により速い人が「追い越す」までの時間を答えると間違いで、歩くのがより速い人がB地点を折り返して、B地点へ向かう他の人に「出会う」までの時間を答えなければいけません。うーん、これは、日本語の使い方として少し特殊かもしれませんが、単なる計算問題でも「7で2を割りなさい。もし割り切れなければ、答えは小数第二位まで求めて、あまりも出しましょう」とあった場合、どうでしょうか。「3.5」と答えていませんか。答えは「0.28あまり0.04」です。「で」や「を」、「まで」の意味をきちんと理解していないと、正答が出せなくなるのです。

算数や数学の問題は、とても短く素っ気ないので、前後の文脈から答えを出すことが難しいです。国語がきちんとできないと、正解への道筋を描くこともできなくなります。

まずは国語です。正確に読む力をつけましょう!!

 

駿台マニラ校 T.M


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日本への一時帰国

2022年08月03日 | 【海外校 アメリカ地区】

アメリカは現在、歴史的な物価高に見舞われています。日々の生活に必要なものがひどく値上がりしていて、どうしても節約の方向を考えざるを得ません。外食を減らして自炊の頻度を増やしたり、無駄なものを買わないよう、ひっそり生活をしています。

そんな中、先日3年ぶりに日本に一時帰国しました。久しぶりに日本に帰った高揚感を、円安が更に煽ってくれました。あらゆるものがドル換算すると『異常に』安いのです。特に大きく感じたのはホテルの値段です。アメリカでは安いとされているモーテルでも$100を超えるところがあるのに、日本では普通のビジネスホテルが$50前後で泊まれます。しかもそれがすべて清潔で安全、非常に快適な空間です。

アメリカでは正直、商品やサービスの質の高くないものが多いです。日本はおしなべて質が高く、その値段が非常に安い。ここになんだかすごく矛盾めいたもの、いびつな構造を感じてしまいます。アメリカは相変わらず世界一の経済大国であり、日本は経済的に没落の一途を辿っていると言われています。ただ、個人の感覚では、清潔さ・便利さ・安全などの面で遥かに日本の方が上なのです。良いものが安価で手に入る斜陽の国日本と、たいして良くないものが高価な経済大国アメリカ…どうしてこうなるのでしょうか。

アメリカに戻ってきてからまた急に現実に戻り、相変わらずのインフレです。それが過ぎ去ってくれるのを待っていますが、その兆しはまだありません。コロナが一見収束したかのようなアメリカですが、一難去ってまた一難といった状況です。

現地校も間もなく新学期です。また心機一転、頑張っていこうと思います。

 

コロンバス校

D.A.


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定期テストの問題で…

2022年08月02日 | 【海外校 東南アジア地区】

皆さんこんにちは、駿台ジャカルタ校です。


先日日本人学校で1学期期末考査が行われました。どんな問題が
出題されているのか、塾講師としては気になるところです。塾生の方に
協力いただき、持ってきてもらったものを眺めていると…
目に付いたのは社会の問題用紙で、大問1は時事問題が出題されて
いました。
「ロシアから侵攻を受けているウクライナの現在の大統領の名前と

して正しいものを選べ」という問題だったのですが、
選択肢にはア.チョットスキー イ.トテモスキー ウ.ゼンゼンスキー
エ.ゼレンスキー オ.オレモスキー といったラインナップが…(;^ω^)
問題を見た瞬間に笑えましたし、この問題を作成された先生のセンス…
素敵だな、と思いました。
他にも「2022年5月よりヨーロッパやアメリカで感染の拡大が確認された

新たな感染症の名前として正しいものを選べ」では、ア.ブドウ痘 

イ.サル痘 ウ.ネコ痘エ.イヌ痘 オ.バリ痘 カ.ナッ痘 といった

選択肢でした。オはいかにも、って感じの選択肢ですね!

 

これらを見て、そういえば日本で塾講師をやっていたときも、生徒に

見せてもらった定期テストを見てユニークな問題(の選択肢)があった

ことを思い出しました。理科で「等粒状組織」を選ぶ問題の選択肢には、

秘密組織や地下組織が入っていたり、数学で「切片」を選ぶ問題の選択肢

には、切手が入っていたり…普段は激務な学校の先生方の、ちょっとした

遊び心を見せてもらった瞬間でした。

 

駿台海外校にお通いの皆さんの学校の定期テストでは、どんなユニークな

選択肢がありましたか?機会があれば聞いてみたいですね。

駿台ジャカルタ校 M・F


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整数問題

2022年08月01日 | 【海外校 アメリカ地区】

こんにちは。駿台ヒューストンです。

突然ですが、整数問題です。

整数問題って、整数という条件があるためにややこしくもあり、でもだからこそ小学生でもスンナリ解けたりして、なかなか楽しいものが多いですね。ここに紹介するのは、まさにその、小学生でも簡単に解けてしまう問題です。

a²+b²=1224(a<b)を満たすa, bの組を求めなさい。

いかがでしょうか。有名な問題なので、どこかで見たことのある人もいるかもしれませんね。

いろんなやり方が考えられます。一つ一つ計算していっても大した数ではないし、ましてや計算機があればサクッといってしまいそうです。でも、工夫してできるだけ計算をサボれないか。そこが楽しいところですね。

お楽しみくださ~い。

駿台ヒューストン(HO)

 

 


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