文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

<中国気になる話>大型ビル開発が緊急停止、その理由は「風水」?!中国一の「バカ官僚」が話題に―重慶市

2010年10月15日 22時18分49秒 | 日記
2010年10月、ブログ「Kinbricks Now」は、区政府トップの鶴の一声で大型ビル開発がストップした重慶市江津区の問題を取り上げた。

重慶市江津区のビル建設停止問題がネットの注目を集めた。繁華街の大型ビルが区政府により販売停止を申し渡されたが、その理由が振るっている。なんと区トップが「風水が悪くなる」と考えたためだという。2010年10月8日、財新網が伝えた。

水映康城E画は当初、今年9月に住宅区画の販売を開始する予定だった。しかし、区政府から「建設現場の安全対策が不適当なため」と建設・販売停止を言い渡された。明らかに言いがかりにしか思えない理由に不動産デベロッパーは納得できず、区トップの王銀峰・区委書記への面会に臨んだ。

8月5日、水映康城E区画の開発を手がける不動産デベロッパー・王志勇と李好学は、王・区委書記と対面した。王委書記は今年48歳。理学博士の学位を持っている。河南地理研究所副研究員を務め、名古屋大学、岐阜経済大学で教鞭をとった経歴から、学者型の官僚と呼ばれている。

王・区委書記によると、問題は水映康城E区画のすぐ裏に区政府庁舎があること。庁舎の高さは100メートル弱。一方、水映康城E区画の高さは108メートルと上回っている。これでは困るというのが王・区委書記の言い分だ。不動産デベロッパーは多額の資金を注ぎ込んでいるため計画変更は不可能だと翻意を促したが、王・区委書記はこう言い放った。

「おい、風水を知ってるか。ここにおまえがビルを建てたら、政府庁舎(の地脈)をさえぎることになる。ここが衙門(王朝時代の役所を指す言葉)だぞ。ここの前に立てようというのか。」

この会話を不動産デベロッパーは暴露。ネットに流出し、王・区委書記は「中国一のバカ書記」として名を馳せることになる。「新たな開発計画とかち合ったため、建設・販売中止を求めただけ。風水とは関係ない」と弁明していたが、14日付財新網は会話の録音を公開。「風水」発言が証明されてしまった。

なお「風水」が問題になることは決して珍しいことではないようだ。今年9月にネットで暴露された事件だが、安徽省安慶市望江県では2001年、巨費を投じて完成させた県庁舎を使用することなく、県病院に売却している。その理由は付近に葬儀場があり、風水が悪いと県トップが嫌ったためだという(9月28日付財新網)。(筆者:chinanews)

■中国在住経験を持つ翻訳者Chinanews氏は、ニュースサイト「Kinbricks Now」を運営。ネットの流行から社会事情、事件、スポーツ、芸能など中国関連のトピックを幅広く紹介している

風水の話なのだが、僕は大笑いしてしまった。

2010年10月15日 22時06分09秒 | 日記

2010214日、中国新聞網は、香港での風水師絡みの詐欺事件を取り上げた。お金をだまし取られるばかりか、運気を改善するためにと女性に性交渉を迫るケースもあるという。

今月2日、1兆円以上にもおよぶ香港の大手不動産企業経営者である故・●如心(ニーナ・ワン、2007年死去、●は龍の下に共)さんの遺産をめぐる裁判の判決が下された。風水師・陳振聡(チェン・ジェンツォン)さんが「恋人だった」として相続権を主張していたが、裁判所は同氏の主張を退けた。

香港ではこうした風水師絡みの事件が相次いでいる。以前、ある風水師が女性モデルに運気を変えると称して性交渉を迫り、懲役69カ月の判決を受けた。その後には風水師を名乗る男が30人以上から金をだまし取る事件も起きている。その被害者の1人である47歳の女性は借金して準備した150万香港ドル(約1740万円)をだまし取られたばかりか、「陽気が足りない」との言葉にだまされ、風水師の弟子と8回にわたり性交渉を持った。

香港では1970年代から風水産業が盛んになった。現在、香港は30004000人の風水師がいるとみられるが、修行していない者も少なくないようだ。風水師は信じないという人もいる一方で、香港人の占い好きは健在。特に1年の始まりである旧正月が稼ぎ時だという。(翻訳・編集/KT)
…レコード・チャイナより。


2月のニュースですが。

2010年10月15日 21時58分10秒 | 日記

ユーザー参加型オンライン事典Wikipedia(ウィキペディア)を保有するウィキメディア財団は、グーグルから200万ドル(約18000万円)の寄付を受けた。創設者のジミー・ウェールズ氏が17日にツイッターで明らかにし、その後ウィキメディアが正式に発表した。

グーグルの共同創設者サーゲイ・ブリン氏は、声明で、ウィキペディアは「インターネットの最大級の勝利だ。コミュニティーが生んだコンテンツの巨大な収納庫は、インターネットを使う人にとって非常に貴重な資源だ」と述べた。

 グーグルの寄付金は、ウィキペディアの通信インフラ強化やマルチメディア対応に充てられる。

 ウィキペディアは現在、フロリダとアムステルダムの2つのデータセンターに依存し、帯域幅サービスはオランダ企業から寄付を受けている。ウィキメディアのスポークスマンは「米欧以外からのサーバートラフィックが増えていることを考えると、データセンターの新設が重要になっている」と述べた。

 同スポークスマンは、専門家、学生、学界からの協力を増やすための活動や、教育・学習ツールの改善にも寄付金を使う可能性があると語った。ウィキメディアは、1月に行った資金調達のための催しで800万ドル以上を集めた。これは、今会計年度の目標の75%に当たる。

原文: Google Gives $2 Million to Wikipedia


紙の新聞を懐かしむ。

2010年10月15日 21時44分02秒 | 日記

終業近くに、弊社専務が、インドのタタグループの総帥が、ハーバード史上最高金額の寄付を成したという記事をネットで見ていた。

 

僕は驚いた…僕のパソコンは、グーグルをメイン画面にしていたことと、以前にヤフーをメイン画面にしていた時には、大した記事はないと思っていたからだ…ありゃ、これじゃ新聞は、このままじゃ駄目じゃないか。

 

これまで朝日の論説委員に対しては論難せざるを得なかったのだが…僕は、朝日新聞そのものは、認めて来た人間なのです…朝に…新聞という…起きてから…手に取って読む紙媒体が無くなることは寂しい気がしたからだ。

 

日本は宅配制度が確立されているから、まだ持っているだけで、米国では、次から次と新聞社が倒産しているのだろうな、と思った(未検証)

 

論説委員の高説が目に余る場合を除いて…今後、朝日を論難するのは止めよう…例えば先週の様な…異様な程の高説も…滅びゆく事を自覚した断末魔の叫びだったのではないか…と、さへ思えて来たからだ。

 

僕が驚いたのは、ウォール・ストリート・ジャーナルが、オンタイムにヤフーに在る事…それより、もっと驚いたのは、チャイナ・レコード…今、こんなに笑えるニュース満載な媒体もないだろう。

 

当然ながら、中国=共産主義の独裁国家というステレオタイプな、ものの見方は、これを読んだら、木端微塵に吹き飛ぶだろう。

 

そもそも、人間は、一人ひとりが悲喜劇を繰り返しているものなのだから、人口13億人と言う事は、13億通りの悲喜劇が在るということなのだ。

 

今、中国には、人類史上最大の「人間喜劇」が在るのである。

 


奉った神が違うだけ。

2010年10月15日 10時24分53秒 | 日記

パソコンが登場して、たったの30年だったとは、言われてみると吃驚の典型的なものだが、逆から見れば、この30年までは、既成、既存のメディア…新聞、雑誌、テレビの全盛時代だった訳である。

 

前章の様なマスメディア全体主義は、深い所というか、本質的には、戦前と何ら変わらないものだったのである…各界の本当の本物たちが登場する事は殆ど無く、一部の者たちだけが、連日、24時間に渡って登場し、知性とは全く無縁の感情的な世論を作って来た。

 

失われた20年に反比例して大金を稼ぎ続けた芸人たちやetc.は、胸に手を当てて見れば、直ぐに分かるだろう。自分たちが戦前の人間と何ら変わりがないことが。かつては、「日本教」を奉り、今は、それぞれに、インチキで、軽薄で、出鱈目で、ちゃちな神を奉って来たのだと言うだけのことで。

 

世界に相渡れる、世界に通じる知性では、全くなかったものであることは、一緒なのだ。と

©芥川賢治


「日本の失われた20年」は何故起きたのか。

2010年10月15日 10時06分44秒 | 日記

「日本の失われた20年」は何故起きたのか、結論を出すとすれば、私たちの国は、ロッキード事件以降、顕著に、マスメディア全体主義の国と成っていたからだ、と。

世界に相渡る知性の国では無く、内向きの象徴であり、日進月歩の技術革新競争を続けている世界の知性とは全く関係の無い…頭に在る事は手柄=政治家や急成長した経済界の寵児を、いかに逮捕するか=を上げ、己の立身出世を果たし、定年後の生活も超高給取りとしての優雅さを確立したい…エゴイズムの塊の様な検察と、この国のマスコミの出世コースとは重なりあっていて、彼らは「特落ち」は致命傷「特ダネ」は名声の確保…この両者の、全く世界とは関係の無いエゴイズムがピッタリ重なって…「正義」の大合唱を直ぐに始める国…民主主義とは反対の国=マスメディア全体主義を完璧に作り上げて来た結果が、「日本の失われた20年」だったのである。

僕が、今の民主党の執行部に対する軽蔑を打ち払えないのは、自分たちの党に向けられた刃だったのに、民主党として徹底抗戦しようとは全くせずに、それどころか、マスメディア全体主義を利用した集団が作っている政権だと見えるからだ。

©芥川賢治