文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

進出企業への法人税減税…。

2010年11月01日 16時21分37秒 | 日記

最近の新聞記事で…芥川が…やっと分かってくれたかいな、と思った記事。

 

確か、先日、日経一面の記事です…進出企業への法人税減税。

 

7年前に「From 大阪 To Osaka」という芥川にしか書けない文章を書いて、大阪府下の日経新聞購読全世帯に、意見広告の形で折込広告したのです。

 

僕は、この文章が、橋下徹の登場を促したと確信していますが、この中でも、投資ではない、投資を呼び込むことだと書きました。

 

3年前の830日、突如として「北ヤード着工延期」の大見出し特集が、朝日に掲載された時の事は、既述の通りです…一番最初の章を読んで下さい。

 

アメリカに於いてすら…凋落した都市、おいてけぼりにされた州が取った策は、法人税減税や、各種減税…所得税や住宅取得控除を講じて、大企業や個人の進出、流入を計った…ビル・クリントンが、アーカンソー州知事だった時代に、企業誘致をPRするために、来日した事を覚えている方は、いるはず。

 

芥川は、橋下府知事が、このことを活かすこと…どえらい梅田の地力…日本屈指のターミナル商業地としての梅田の爆発的な力は知っているはずですから…

第二期を、世界にオープンにした公開入札を為すだけではなく…国民の財産である…この、言わば「二度と出ない土地」を、最大価格で売却して、国民の税金負担
30兆円を、出来るだけ回収するだけではなく、大阪再生を確実なものとするために、

 

彼が、この場所を該当する特区に申請し、大阪発の世界的な大企業群だけではなしに、世界中から大企業を呼び込むはずだと確信している。

 

今の日本で、日本を両輪の国に戻す為に、とことん働いている官僚は、彼しかいないと僕は思う。


続き。

2010年11月01日 15時38分30秒 | 日記

最大の強みとなっていてしかるべきことが…神もいない、イデオロギーもない、階級もない…最大の弱みになってしまっている国。

 

そうし続けて来たのが誰かは、何度も言及して来た通り…日本のマスコミ、特にテレビ局の罪は深い…。と


「文明のターンテーブル」の仮説。

2010年11月01日 15時23分05秒 | 日記

世界には覇権国家が必要である事は「文明のターンテーブル」で書いた通り。

 

世界は…人間の営みは…古今東西、交易で成り立っている訳ですが、この交易に於いては…現代社会では、どこかの国の一人勝ちは有り得ない…真正な覇権国家の一番の役割は…貧しい国を豊かな国に引き上げること(該当する章を御参照下さい)なのだから、なおさら。

 

かつての日本や、今の中国、或いは、それに続く新興国が、莫大な貿易黒字を挙げる…世界の基軸通貨を持つ事が、覇権国家の条件でもある訳ですから…世界は、「市場の神」と言う意思の形を取って、そのアンバランスを、為替で調節する。

 

ところが、現今の最大勃興国である中国は、全くこの意思通りに動かない。

 

そのしわよせが、実質的には今でも世界第二の超経済大国…軍事的な強面の国で無いだけではなく…1日中、呆れるほどの馬鹿番組のオンパレードで…天下太平だと思っていて、世界に対する無関心さが極まっている国。

 

…文明のターンテーブルが廻った時におごり高ぶったのだろう…己の幸せだけを追求している…内向きの馬鹿なことに明けくれている国…

 

仕方が無い、この国で…日本で帳尻を合わせよう…それが真相なのではないかと、芥川は、この間から、そんなことを思っている。

 

単なる思いつきですので悪しからず。

 

©芥川賢治


先週号の週刊朝日、読書欄から。

2010年11月01日 14時40分58秒 | 日記


前略
…「法律が本当に合理的なのは、都会ぐらいでしょう。地方にいけばいくほど、法律が正義とは言えない、人々の生活がある。例えば、八重山ではサトウキビの価格はあまりに安いため、大量のサトウキビを一家総出で工場まで運び続けない限り、生活できない。家族を支えるために山のようにサトウキビを積んだ軽トラックを運転して工場に向かう中学生は、たしかに法律違反をしているけれど、罰するほどの悪人なのか」

 

法や正義を超えたものを象徴するのは那覇港近くの涅槃院という寺。賭場が開かれ、王宮の女官と役人が禁断の逢瀬を重ね、犯罪者が匿われる一方、住職は貧しい人に金を貸し、地方から売られてきた子どもたちの後見人となる。

 

「琉球の寺は宗教施設というより、法律では救えない貧困問題に裏から助けを与える第二の公共としての役割を担ったんじゃないか。そのことも描きたかった」 

 

この作品のもう一つの楽しみは、次々と登場する沖縄料理だ。国王しか食べられない極上のジーマミー (落花生)豆腐も、余命幾ばくもないオバアのためのフーチバージューシー(ヨモギ入り炊き込みご飯)も、言葉を連ねて実にうまそうに表現される。

 

なかでも豚の腸から作られた高級料理、中身汁の描写が興味深い。

「下処理に失敗して、少しでも排泄物が腸に残れば、ウンコの匂いの吸い物になる。でも完ぺきに下処理がなされた腸で作ると、ほんとうに花のような甘い香りがしてくるんですよ」

 

排泄物が花に転じる中身汁の話は、象徴的でもある…後略。

 

…土屋 敦氏の書評より…作者名は、今、手元にないのですが。


乗用車は一輪車では有り得ない。

2010年11月01日 14時20分47秒 | 日記

明治維新以降、日本が列強の一員になれたのも、戦後の奇跡的な復興を果たせたのも…日本は安定して…強力な=勤勉にして優秀な労働者を持った…東日本の首都としての東京、西日本の首都としての大阪を持った…両輪自動車=乗用車だったからだ。


20
年超前から日本は一輪車になった…作ったのは、マスコミよ、あなたたちだ。…何度も言及して来た通り(該当する章を参照してください)

 

サーカスの曲芸や、一部の子供たちの乗り物である一輪車…痴呆テレビが、やり続けて来たことは、正に、これでしょう…一部の芸能事務所と、お世辞にも日本を代表する知性だなどとは言い難い…エゴイズムの塊のような芸人たちが乗った一輪車。

 

ここでサーカスを例えに持ち出すのは、サーカス関係者には、何の関係も有りませんし…僕はサーカスを愛している人間だから…一輪車の乗り手は何処にいるか、と言う事だけの言及ですので悪しからず。

 

この一輪車が上下900兆円もの損失を国に与えたのです。


最終章。

2010年11月01日 13時46分32秒 | 日記

さらに、Aさんは当時の写真など、自身の記憶を裏付ける資料を海津検事のもとに送った。Aさんは言う。「海津さんから直接、『届きました。ありがとうございました』という電話をいただきました。だから、私の調書は廃棄されたか、訂正されたと思っていました」 

 

しかし、大阪地検はAさんから再聴取も、訂正もせず、村木氏の裁判で、証拠として採用するように求めていたのだ。実際、河野被告の裁判ではすでに証拠として採用されている。

 

Aさんはこう振り返る。

「取り調べの最中、私か『この年になって検察から尋問を受けるなんて、人生のどこかに間違いがあったんだと思います』と泣きだしてしまったことがありました。その時、海津さんは大きな声で『違う。そうじゃないですよ』と言ってくれた。事件の報道で、海津さんがテレビに映るたびに暗澹たる思いがします」

 

大阪地検の証拠改ざん事件では、実行犯とされる前田被告や、上司であった大坪、佐賀両被告だけが刑事責任を問われている。

 

しかし、前田被告から改ざんの事実を知らされた特捜部の国井弘樹検事(35)らは長い間、口をつぐんでいた。公判部などの検事たちも事実を知りながら、村木氏を有罪にするために裁判を続けていた。なぜ、彼らは犯人隠避罪や特別公務員職権乱用罪に問われないのか。

 

一連の事件は一部の検事の暴走で起こったのではない。検察という組織による犯罪であり、もはや「正義」など検察には存在していなかったことを証明している。今西憲之、本誌・小宮山明希、大貫聡子

 


続き。

2010年11月01日 13時45分42秒 | 日記

問題の調書を取られたのは、この事件の発端となった自称障害者団体「凛の会」で、事務を手伝っていた女性Aさん(58)だ。Aさんはこう話す。

「私の調書が村木さんを有罪にするための材料に使われそうになっていたなんて、信じられません」

 

 凛の会は「障害者団体」の要件を満たしていなかったにもかかわらず、障害者向け郵便割引制度を利用する目的で、当時、村木氏の部下だった上村勉被告(41=公判中)に、障害者団体と認める公的証明書を発行するよう求めた団体だ。

 Aさんは凛の会の創設者、河野克史被告(70=一審は有罪、現在控訴中)に頼まれ、しばしば事務の仕事や広報紙の記事などを書いていたという。

 Aさんによれば、大阪地検特捜部から連絡があったのは昨年6月のことだった。

 「海津祐司という検事さんからで、一度話を聞かせてほしいとのことでした」指定された09年6月26日は仕事があったが、海津検事(35)の有無を言わせぬ雰囲気に負け、キャンセルした。すでに河野被告らが逮捕されていたため「私も帰れないんじゃないか」と不安に思いながら、午前9時に東京地検に行ったという。


海津検事からは、事件が起きた04年当時、凛の会あてに厚労省から郵便物が届いたことがあったかどうかを繰り返したずねられた。

 

検察の描いたストーリーでは、「公的証明書」は、04年6月上旬に、厚労省内で凛の会元会長の倉沢邦夫被告(75=一審・一部無罪、検察側控訴)が村木氏から、直接受け取ったことになっている。これを検察は村木氏が事件にかかわった大きな証拠だと主張していた。

 

Aさんは聴取当日、スケジュールを記載した過去の手帳を持参していたが、問題の04年分については、引っ越しの時に紛失していたという。

「5年も前のことで、よく覚えていませんでしたから。『覚えていない』ということを話しました」(Aさん) 

 

事情聴取が終わったのは夜の7時。最終的につくられた1通の調書にはこう書かれていた。〈お尋ねの時期(04年5月から6月)に、この証明書が「凛の会」あてに送られて来たということはありませんでした。(中略)倉沢邦夫さんや河野克史さんが、直接厚生労働省から受け取ったのだと思います〉

 

Aさんは言う。「私は『証明書を河野さんたちが直接受け取ったと思う』なんて一言も言っていません。なんで、こんなことを書くんだろうと違和感を感じました。でも、夜だったし、早く帰りたくて、調書にサインをしてしまったんです」

 

海津検事が、なぜAさんが話していない一文を調書に盛り込まなければならなかったのか。それは、後の裁判で明らかになった。

 

検察側は事件への村木氏の関与を決定づけるため、倉沢被告を誘導して〈村木氏から直接、表彰状をもらうような格好で公的証明書を受け取った〉とする供述調書を作成していたのだ。

 

ほかにもAさんの調書にはまだ大きな問題があった。帰宅したAさんは、手帳に代わる資料がないか、家のなかを探してみたという。すると、埼玉県の関連団体である「埼玉県物産観光協会」の仲間と撮影した1枚の写真が出てきた。04年当時のものだ。

 

「その写真を見て、当時はこの協会で働いていて、凛の会にいなかったことを思い出したんです。そうなると、さっき海津さんに言った厚労省から郵便物が届いたかどうかなんて、知っているはずがない。翌日、すぐに海津さんに訂正の電話をかけました」(Aさん)

 

他の検事は罪に問われないのか

 

 

 

 

 

 


今日は。

2010年11月01日 13時43分12秒 | 日記

週刊朝日を読んでいない1億1千970万人の人のために…もう店頭には売られていないのでしょうから、尚更。昨夜、そう思って、芥川も一気に、読んでいなかった部分を読み、つくづく思った…この週刊誌を読んでいない人間が山ほどいて、世論を作るのだからなぁ、と。

芥川も、少しばかり、夜なべをした労作…複写の作業だけですが(笑)皆様方に贈ります…今週は、贈り物が、山ほどになりそうです…これだけの真実がつまった週刊誌が…増大号でも…たった380円なのです。

煙草から、これに替えて、ウォーキング、ランニングの人生に変えたら、日本は、間違いなしに、「文明のターンテーブル」、に戻れる。

これらの記事を書いている人たちに気鋭の女性が多いことは、…はやく、女の時代が来た方が良いのだ…むくつけき男たちが日本を歪めてきたのだ…その損失は上下900兆円なのだから…芥川の言及が正しいことを証明していると思う。…

それでは、以下に…これぞ本物のジャーナリストたちを、実感して下さい。

大阪地検特捜部による証拠改ざん事件で、最高検察庁は前特捜部長・大坪弘道被告(
57)らを犯人隠避の罪で起訴した。だが、証拠改ざんに限らず、検察によるずさんで強引な捜査は、長年ずっと続けられてきたことであり、それはもはや組織自体の問題なのだ。本誌は大阪地検がひた隠す新たな“犯罪”をつかんだ。

記者のもとに一通の手紙が届いた。封筒の裏には「大坪弘道」と署名があり、便箋には、大阪拘置所が検閲したことを示す「桜の花」の印鑑が押印されていた。

大坪被告と元副部長・佐賀元明被告(49)が、部下だった元主任検事、前田恒彦被告(43=証拠隠滅罪で起訴)の意図的な証拠の改ざんを知りながら、事実を隠蔽したとして犯人隠避罪で起訴されたのが1021日。手紙が届いたのは、その翌日だった。

まさに起訴当日に書かれたと思われるその手紙には、特徴的な字体でこんな内容が綴られていた。

〈最高検の私共に対する所為に対しましては、私白身深く強く思うところがあります〉
〈今は多くを語れませんが、またお会いして直接お礼を申し上げる機会がありますことを念じております〉と最高検への不満をみせ、最後は、〈これから最高検と厳しい戦いを前に進めて行かねばなりません。今後一層のご支援を賜ることができれば幸甚に存じます〉と強い決意で結ばれていた。

検察トップの大林宏検事総長(63)は、起訴にあたって開いた記者会見で、「有罪にできると判断してやっている」と自信をのぞかせたが、大阪地検特捜部の問題はこれだけではない。

一連の証拠改ざん事件の舞台となった、村木厚子・厚生労働省元局長(54=無罪確定、現・内閣府政策統括官)の事件で、事実とは異なる供述調書を作成し、間違いと知りながら、裁判でそのまま証拠として採用するように求めていたのだ。