文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

All That You Have Is Your Soul

2010年11月06日 17時59分51秒 | 日記
 

そういう事情で、恐らく、これまたノーベル賞級の(笑)日本には、とても、重要な論文は、ここには書かない代わりに、前章に書いたTracy Chapmanの曲を贈ります。…先週末、I-podタッチをシャッフルにして聴いていた…実に久し振りに、聴いたから…そういう懐かしさがあったから…慟哭を感じたのかなと思っていたのですが…今日、聴いた時にも感じたので、帰りの地下鉄で、もう一度聴いて見た…やっぱり感じた…I-tunesで買ったThe bridge school concertのライブ盤です。

 

帰宅して、直ぐにネットで歌詞を見た…慟哭を覚えたのは当然のこと…。

 

こういう毎日、毎日の大騒ぎのなかで、あなたを、あなたとして保ち続けるためには、この歌が必須だと芥川は想う。…英語が読めない人はコメントを下さい。芥川が意訳し、メッセージとしてを贈ります。

 

 

All That You Have Is Your Soul : by Tracy Chapman

Oh my mama told me
'Cause she say she learned the hard way
She say she wanna spare the children
She say don't give or sell your soul away
'Cause all that you have is your soul

So don't be tempted by the shiny apple
Don't you eat of a bitter fruit
Hunger only for a taste of justice
Hunger only for a world of truth
'Cause all that you have is your soul

Well I was a pretty young girl once
I had dreams I had high hopes
I married a man he stole my heart away
He gave his love but what a high price I paid
All that you have is your soul

So don't be tempted by the shiny apple
Don't you eat of a bitter fruit
Hunger only for a taste of justice
Hunger only for a world of truth
'Cause all that you have is your soul

Why was I such a young fool
Thought I'd make history
Making babies was the best I could do
Thought I'd made something that could be mine forever
Found out the hard way one can't possess another
And all that you have is your soul

So don't be tempted by the shiny apple
Don't you eat of a bitter fruit
Hunger only for a taste of justice
Hunger only for a world of truth
'Cause all that you have is your soul

I thought, thought that I could find a way
To beat the system
To make a deal and have no debts to pay
I'd take it all, I’d take it all, I'd run away
Me for myself first class and first rate
But all that you have is your soul

So don't be tempted by the shiny apple
Don't you eat of a bitter fruit
Hunger only for a taste of justice
Hunger only for a world of truth
'Cause all that you have is your soul

Here I am, I'm waiting for a better day
A second chance
A little luck to come my way
A hope to dream, a hope that I can sleep again
And wake in the world with a clear conscience and clean hands
'Cause all that you have is your soul

So don't be tempted by the shiny apple
Don't you eat of a bitter fruit
Hunger only for a taste of justice
Hunger only for a world of truth
'Cause all that you have is your soul

Oh my mama told me
'Cause she say she learned the hard way
She say she wanna spare the children
She say don't give or sell your soul away
'Cause all that you have is your soul

All that you have
All that you have
All that you have
Is your soul

 

芥川は、日本社会の構造的病巣を一瞬で露わにした。

2010年11月06日 17時27分25秒 | 日記

毎日、毎日、一々の事に、全紙、全局、同じ様な書き方、同じような編集で、まるで明日地球が無くなるかのような、或いは、明日にも戦争が始まるかのような大騒ぎにirritateを感じていたんだろうな…週末恒例の温泉に向かう途中、音楽を聴く気になれなかった…。それでも聴こうよ、と、Tokyo Police Club…良いんだけど…The Coast…悪くないけど…Arcade Fire…やっぱりNO1だな…だけど、今日の芥川の気持ちと違うんだよな、何だったら良いんだろう、と思った時、浮かんだのがTracy Chapman…ほどなく着いたので電源OFF.

 

温泉に浸かっていた時、芥川と故・梅棹忠夫大人しか思いつかない、ノーベル賞級の、日本社会の構造的病巣を一瞬で露わにする…日本の社会構造についての論文が出来上がった。

 

これは、ここでは書きません…何故?これについては、特に、きちんとした論評がほしいから。

 

ただ、これについては、一刻も早く、出来るだけ多くの日本国民に、読んでほしいと思う…20年間に上下900兆円を失ったということは、1年間に45兆円、1ヶ月に3.75兆円を失うのですから。

 

遅くとも来年3月までに、芥川の「文明のターンテーブル」を出版してくれる方はいませんでしょうか?


「長崎の鐘」

2010年11月06日 11時29分31秒 | 日記

戦争をきちんと清算できなかった国で、なまじ、政治家になったり、それを相手にして人生を送って来た大新聞の論説員たちは、哀れかな。

 

貴方たちは、数え切れない罪を重ね続けて人生を終える訳ですから。

 

そんな貴方がたのために、芥川に出来ることは、北新地で3番目に上手いと評された(自称)…1番、2番のいない3番目と言い続けて来た(笑)…歌手として「長崎の鐘」をsuperflyに負けない、声で、朗々と歌って上げること位だ。

 

どんなに凄いかって…昔、とても親しくしていた電通のSさんに誘われて、長崎の福江島に行った時のこと…なんとか王国という、当時流行りだった、小さなスケールのリゾート村と言えば良いか…広い体育館のようなレストランで、4人で食事をしていた…そこに立派なステージがあったのです…食後の、楽しい酒の中で…僕の歌の素晴らしさを知っている(笑)Sさんが、僕に歌を所望した…仕方なくステージに上がった時、無数のレパートリーの中から、瞬時に、浮かんだのが「長崎の鐘」だった…

 

昼の内に、福江島の教会を訪ね、たたずんだり…ご存じの様に、キリシタン弾圧が苛烈を極めた島です…や、遣隋使か遣唐使たちが、最後に寄ったという、寺から海を眺めたりしていた。

 

その時の芥川の歌は、僕の人生の中でも、一番、良かったと我ながら思った出来栄え(笑)…それが本当に素晴らしかった証拠に、歌い終わった後に、姿が見えなかった厨房の人たちから、万雷の拍手(笑)が期せずして湧き起こったほど。

 

それだけではなく、芥川の人生で、ただ一度の、亡霊との遭遇まで、もたらしたほどの歌だった…その王国は、コテージが宿泊施設…そこで寝ていた芥川の元に、真夜中に、聞こえて来たものは…コツ、コツ、コツという足音。

目が覚めた僕は、驚いた…古代の兵士の様な格好をした武者が一人、立っているではありませんか…不思議と怖さはなかったが、体は動かない。

 

そんなキリシタンなのか、武士なのか…いずれにしても芥川が亡霊に遭遇したのは、後にも先にも、この時だけ。

 

きっと無念のうちに死んだ誰かの魂に届いたのだと、僕は思ったのです。

 

その歌を、哀れなあなたがたに贈る。 何故?貴方がたは、その生活においては芥川より、楽な暮らしをしていると思うが、或いは世間的な名声の中に在ると、思っていらっしゃるだろうが、

 

最も、罪深く哀れなひとたちだと、芥川は思うからだ。

 

©芥川賢治

 


ベニシアさんは偉いひとだ。

2010年11月06日 10時37分39秒 | 日記

昨夜で、このイギリス人であり、今や日本人であるベニシアさんを、3回も観た事になる。最初に観たのは、今、彼女が永住の地としている京都・大原の里での暮らしぶり…僕は、彼女は独身なのだと思っていた…庭や植物に対する感性、自然な暮らしぶりや日本語のきれいさ、人柄に感心した。


二度目は、彼女が帰省して、妹と一緒に庭を歩いたり、亡くなった母親を回想したりしていた…帰国して、家族(家族がいたんだ)彼女の生まれ変わりの様な孫を含めた家族全員で…彼女が作り、嗚呼、美味しいだろうなと、芥川は思った…地産地消そのもののような料理を…食べているシーン。

 

彼女は偉いひと…見事な日本人。彼女こそ「クール・ジャパン」。


男と女は素晴らしい。

2010年11月06日 09時44分23秒 | 日記

3回目のデート。

勝負したいが、

予算がない…

 

FC2の画面に載っている…リクルートが始めた、一休の様なサイトの広告です…笑わせてもらいました。

 

思えば、遥か昔の…年齢的には…若い時分、勝手に押し込みで訪問し、アルバイトに採用してもらった会社。適性テストの束を持って…千里に在った電算機センターに届けに行ったりしたなぁ。全員、若くて生きの良い会社だった。

アルバイトが殆どだった課に配属されていたのだが、アルバイトの連中も質が良かった…一人、容姿抜群のアルバイトの子がいて、正に、虎次郎そっくりの恋心を抱いたこともあったなぁ。

 

ロイヤルホテルで催された忘年会で、サントリー・「オールド」を、グラスで1本半も空けさせられた夜…「寅さんの恋」のせいだ…皆と分れたのが渡辺橋…彼女たちと別れたのが梅田駅…京阪淀屋橋駅に向かう階段でへたってしまったなぁ。

 

「寅さんの恋」は実らないから(笑)傷心を癒やしてくれるような柔らかい雰囲気だった、正社員の○○課長さんに、「寅さんの恋」の標的が移って行ったんだ(笑)…勿論、これもまた、「男はつらいよ」で終わったのは言うまでもない(呵々大笑)

©芥川賢治


奇しくも、両者ともに、テレビが産み出した者たち。

2010年11月06日 08時34分34秒 | 日記

「世界で一番じゃなきゃいけないんですか?二番目、三番目じゃ駄目なんですか」と言った代議士に喝采を贈りつつ「世界で一つだけの花」などという下らない歌謡曲を唱和する…そういう人間に、世界に開かれた知性があるとは誰も言わない。

 

一体、誰が、こういう支離滅裂な、感情と低レベルの情緒に走る多くの人間を作って来たのか。

 

学ぶ心や、真実を追求する知性から最も遠くに在るもの…日本のテレビが、その犯人である事は間違いない。

 

奇しくも、両者ともに、テレビが産み出した者たち。