今朝の朝日新聞朝刊、日本の空を考えると題した「耕論」には、辻元清美氏の意見もあったのですが…彼女の意見は、仁川は凄い、仁川…と言っているだけで…アップした2氏の意見の様な、具体的で真摯な意見、着想はなにもない。
日本が、国会の予算委員会で、検察が作り上げた虚構の中での、テレビショーに明け暮れている間に、対外交易に活路を見出すしかない韓国は、港でも空港でも着々と着想、実行していた事にこそ、気付くべきだろう。
思えば、彼女が、予算委員会に於いて、鈴木宗男氏に対して、颯爽と「貴方は、疑惑の百貨店だ」等と、論難しているのを、テレビで観ていた私たちは、何の確かな根拠や、確証もないのに、仕立て上げられた悪役ショーに、すっかりハマってしまっていた彼を…確かに悪い奴だとして、うなずいていた訳です。
彼女が、あれほど、正義漢ぶって、責め立てた情報源こそ、検察のリークだったことが明らかに成った今、彼女の存在意義って何なんだろうかと僕は思う。
今、私たちが感じている苦さを、一切感じていない政治家とマスコミの厚顔ぶりには、本当に感心するが。
同じようなことは、れんほう氏に対しても言えるのだ…今週号のニューズ・ウィーク誌は、中国スパコン 世界一の脅威と題した、知久俊之(当誌記者。を掲載している…その中で、スパコン開発は軍事やエネルギーだけでなく、金融の様な経済分野にも大きく影響を及ぼす…今回の首位交代は「米経済の根幹をゆるがしかねない」とアメリカの専門家は懸念している…前回と同様、米政府が多額の開発費を掛けて世界一奪還に乗り出すとの憶測が早くも流れている。と
愚かな内向きの虚構ゲームを、政治と心得て来た人たちから、危機をチャンスに変える発想など出て来る訳はないと、芥川は、痛感する。
何と言う、忌々しい20年だった事か…罵倒語が口を突いてくるではないか。
何よりも、彼にとっては、目と鼻の先の島…その返還に向けて、可能な限りの方程式…最も早く確実な方法はどれか等…実は一生を掛けて取り組んでいた仕事を…心ある弁護士は無罪だと論じる様な案件で…全国民注視の中で全否定された挙げ句、犯罪人とされた人間の心情を思えば、涙が出るではないか。