前略以下の抜粋は、芥川が何度か書いてきた懸念が当たっていたことを、示す記事でしょう…週刊文春、11月18日号…同時に、このような有様は、僕が、指摘し続けて来た、5社5局体制がもたらしたもの…或いは、世界的な傾向だとしたら、ジャーナリズムが商業主義に化してしまったら、どうなるかを指し示しているのだと思う。誰に取っても、どの国の人にとっても、たった一度の人生なのに、どうして、私たちは、叡智の中で生きられないのでしょうか?叡智が実現されることが少ないから、毎日、毎日、マスメディアは大騒ぎしているはすだと思うのだが、だけど、体制に属した人たち、個・個人の生活は、皆、幸せのはず。
この間には、なにか大きな間違い、大きな嘘があるのだと、僕は思う。
それが、なんなのかは、僕の読者なら、もうお気づきかと思うが。
以下の文章は題すれば「鳩山由紀夫氏、引退表明撤回の真相」
前略…が、十月末、ベトナムから怒りの電話をかけてきた。
キレた鳩山由紀夫前首相だ。十月二十二日、鳩山氏一行はベトナムに新幹線と原発の売り込みに訪れた。
「鳩山首相時代からほぼ決まっていた案件で、最終的な手柄を菅首相にもたらすために、献身的な気持ちで訪れたそうです」(別の政治部記者)
そこへ、二日遅れで追っかけてきた松本剛明外務副大臣が、鳩山氏の側近にこう白状した。
「本当は来たくなかったんですが、監視役を前原外相経由で菅首相から命じられました。気を悪くしないで下さい。目立たないようにしますから」
松本氏はベトナム側との会議で、必ずテレビカメラに映り込むように指示されていた。鳩山ルートで原発が決まるのではなく、政府がやっていると示したかったのだ。鳩山氏側は怒った。
「こっちは別に目立とうと思って外交をやっているわけじゃないのに、前原と菅は何を考えているんだ!」
松本氏が監視役だと知った鳩山氏本人も激怒。「だったら、私は引退しない!」
同行記者団に「民主党の状況が思わしくない」と説明しながら、何のことはない。嫌がらせで議員を続けることになったのだ。…以下略。
尚、この号には、あの船長は漁師ではないんじゃないか…迎えに来ていた、その家族の印象も含めて…漁師たちを見て育った芥川の感じを書いた章が、正しかった様な記事が、大見出しでした。