日本のディーセンシィは、昨日、今日つくられたものではなく、1,000年超の積み重ねなのだ…それこそが本当の体制なのである。
なにものかに属した呑百姓というのは、常に、真実を怖がるのである…何故かは言うまでもないだろう…自分が属しているなにものかが、全くの虚構であること…真実に反したものであることを暴かれるのが怖いのだ。
僕のFC2におけるサイトパワーは伊達ではなく、今は、もっと上がっているのではないかと思う…アメリカの知識人層に伝わっていると芥川は確信している。
週刊現代が紹介していたCNNの一週間にわたる日本特集だって、芥川の「文明のターンテーブル」の影響がないとは言えないぞと思っている(笑)
首相が、ころころ変わる事についても、言えば良いのだ…私たちの国を作って来たのは庶民であり、どこかの一家族でもなければ、マスメディアでもないし、自民党でもない。
私たちは、その結果として終身雇用制を採用してきて、戦後の奇跡、世界に名だたる技術大国を作り上げてきたのだが、あなたがた20世紀資本主義が生みだした…愚かな商業主義の結果としての…マスメディア全体主義が作り出した「失われた20年」の過程で…何もかも貴方たちの有り様に合わせた。
結果至上主義…分けても経営者は任期中=単年度に業績アップを為さなければ失格…短期的な視野での経営を…それが正しいとの声が大きくなったのが、この20年であるとも言える…ほぼ100%受け入れた結果、
世界有数の単一民族である我々は、あなたがたより遥かに、皆で、その方向を向くのであるから、半年経っても結果を出せない首相には、NOを突き付けるだけのこと。至極当然のことで卑下する事でも何でもない。
世界の誰よりも、短期的に結果を出す資本主義を実践しているだけのこと。
「日本は世界一厳しい…半年の間に目に見える結果を出さなければ、駄目なんですよ」と、世界に告げれば良いだけの事。
ある種の人間たちは、事実をとことん検証する事を、何故か恐れるが…日本人のディーセンシィは、昨日、今日作られたものではない…隠しておかなければならない何かが在る様な、脆弱なものではないのである。
このような国で、事実や真実を隠しておきたいと考える者は、国民の労働のおかげで、自分たちの生活が成り立っていながら…その国民の財産をかすめとり続けている事を隠しておきたいと思う様な者たちだけだろう。
©芥川賢治