文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

京都の紅葉は今週末から12月初めが見頃と勝手に思っていたら…。

2010年11月23日 19時16分38秒 | 日記

京都の紅葉は今週末から12月初めが見頃と勝手に思っていた。

いつもと同じような時間に目覚めて、直ぐにでも、京都に行きたかったのだが、…くりきんとんのTさんは、体が弱いから、もうついてこれない…そんなこんなで、午前中は、読者の方々に、サービス。新快速で京都に向かった。バスは沢山の人だから、5条坂の手前でタクシーを降り、パワー・ウォーキングを開始した。おまけに今日の靴は運動効果アップシューズ(先が上がっているのだ)アシックス版、マサイ族シューズとでも言おうか。

 

一気に5条坂を駆け上がって清水寺に到着して見れば、紅葉は見頃になっているではないか。それから以降の事は、後で書くとして、帰宅途中に、突然、思った事があった…今朝の朝日一面に「政権は立ち枯れるのか」と題して論説を張っていた星浩とは、一体、何者なのか…芥川がテレビを通して感じていた印象は、どこまで剥いても芯のない、或いは、決して芯を見せない玉ねぎの様な男…面の皮の厚さは、只者ではないと思っていた。

 

さっき、ネットで調べてみたら、東大卒であることは分った…それも彼にとっては、政治部に所属して、記者クラブの重鎮のような立場と相まって、重要な肩書なんだろうと推察した。

 

そんなことは、さておいて、星さんよ…現政権が、これほど稚拙なのは、単純な事…代表選挙…あなたたちが歪めた選挙であることは、もはや周知の事実だが…の後に、大人として…彼らが自ら言っていたノーサイドの精神で組閣しなかった事に尽きているのだ…所属議員の半分を除外して、良い結果が出る訳はないのは自明のこと…そのようにけしかけたのもあなたたちであることも衆知の事実。

 

おまけに、この党で、唯一、政権とはなんぞや、と言う事を経験、理解している対立候補を、完全に、外した政権の、当然の帰結というだけのこと。

 

この2カ月の事に、小沢一郎氏は、全く関係がない…何にも関係がないのも衆知の事実。

 

あなたは、現首相の奥方まで持ち出し、ほめそやしたせいなのだろうが、小沢一郎氏を除外し、民主党を解体しても良いんだなどと言いだすとは、一体、あなたは何様のつもりなのか。

 

現政権の大半は、言論の自由や、教育の自由に、事ある毎に口を出し続けて来た自民党の田舎政治家たちに比べれば…その面では皆、ずっとマシなのだ。

 

なにが駄目かってことは、もう言う必要もないだろう。

 

帰途、歩きながら、僕は腹が立って来たのだ。この星氏に代表される様な、体制からの情報に準拠した正義感を振り廻す連中に、俺の20年、「日本の失われた20年」が在った事を思えば、腹が立って当然だろう。

 

もう、この話は、これでお終い…心が腐る。

 

 


週刊現代、田中秀征氏のインタビュー記事から。

2010年11月23日 10時38分52秒 | 日記

総理側近によれば、菅直人総理が最も恐れる人物、それが田中秀征元経企庁長官である。市民運動家だった若き菅氏が政界入りするきっかけを作り、新党さきがけでは田中代表代行、菅政策調査会長として村山内閣を支え、橋本内閣の経企庁長官、厚生大臣としてともに入閣した。

 

菅総理の表と裏、思考回路までを知り尽くす田中氏が、かつての同志に敢えて直言するー。

 

―代表選直後は71%を記録した菅内閣の支持率が、ついに27%(朝日新聞)にまで落ち込みました。

 

年内に20%台の危険水域突入は避けられないと見ていましたが、予想以上に早かった。しかも、横浜で開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の終了直後にこの数字が出たのは、菅さんにとってショックだったでしょう。議長国としてこの国際会議を成功裡に終わらせられれば支持は回復するIそれが彼の胸に秘めた復活シナリオだったはずだからです。

 

世論調査でもう一点、注目すべきは、ねじれ国会の打開方法に対する回答です(NHK調査)。「解散総選挙で民意を問うべきだ」(38%)が「政策ごとに野党と連携すべきだ」を抑え、第1位になった。これは10月の調査とは順位が逆転したわけで、即ち、菅政権に退陣しろという声が最も多くなったという意味です。菅さんにもうしばらく任せてみようかと寛容だった国民も、もう我慢の限界を超えたんですよ。

 

この先、菅政権に復活の展望があるとは思えない。今のままでは、行き着く先は内閣不信任案の可決です。私は旧知の菅さんに、そんな無様な姿をさらしてほしくない。政治家として次のチャンスを残すためにも、一刻も早く、潔く退陣すべきです。本人は「石にかじりついても」と政権にしがみつくつもりのようで

すが、国民はそんなこと頼んでいない。世論調査を見れば、むしろ「かじりつかないでくれ」と言っているんですから。

 

―中国の胡錦濤国家主席との会談で菅総理はメモを読み上げるなど、その振る舞いも国民の失望を買いました。

 

一言ぜひ言っておきたいことがある。私は、メモを読むこと自体を否定はしない。しかし、領土問題を巡って厳しいやりとりになることが確実な胡錦濤主席やロシアのメドベージェフ大統領を迎え、握手をするときも会談のときも、菅さんは相手から眼を逸らしていることが多かった。会談相手の眼を見ることができないから、視線をメモに落としているように見えた。これではいけない。

 

相手の眼をまともに見ないのは、自信がない、本気じゃない、相手を恐れているということ。これは万国共通の理解です。外交の場面でこれは致命的です。こちらが怯めば、相手から強気の発言を引き出してしまう。それは国益の損失に直結します。あのような首脳会談なら、しないほうがよほどましです。

 

思い出すのは、93年にシアトルで開かれたAPECです。私はこのとき細川護煕総理に同行した。日本では細川さんのマフラー姿ばかりが評判になりましたが、現地での細川人気は大変なものでした。パーティーなどでも各国首脳が次々に握手を求めて来る。それに対して細川さんは相手の眼を見据えて鷹揚に接する。他を圧倒する見事な風格ある態度でした。

 

―領土問題でも、菅総理は毅然とした態度を示したとは言い難い。

 

領土問題は、相手に譲り、宥和的な姿勢を見せれば、平和的に解決するというものではない。むしろ逆です。一歩譲れば、相手はここぞとばかりさらに一歩踏み込んでくる。その結果、不安定さが増し、挙げ句、戦争にまで発展しかねない。そういう基本的な素養が、菅総理には不足してます。

 

そもそも、いまの菅政権は何を目指しているのかが不明確です。菅さんは国会で、「国民主権」「二大政党制」などとお題目を唱えていますが、それは政治の枠組み、土俵の問題。国民が知りたいのは、その土俵でどんな相撲を取るのか、ということです。そこが根本的に間違っている。それに気づいていないとしたら救いがたいですね。

 

菅さんはおそらく、自分が政権を獲ることだけを優先し、総理になったら何をするのかについては、まるで考えてこなかったのでしょう。そうとしか思えない。

 

「政治ってこんなもんじゃないの」これは彼の昔からの口癖です。その場その場で、やらなければならないことだけをやる。つまり、状況主義です。本当にやりたい、目指す理想がない。

 

しかし政治は捨て身の指導者の理想主義でしか大きく動くことはない。それが冷厳な政治法則です。やはり、彼は覇道を歩んできた印象が強い。トップの為政者は王道を歩んできた人にしか務まらないということなのでょう。

 

…以下略。


室井佑月さんの文章。

2010年11月23日 10時02分57秒 | 日記

芥川は、室井佑月さんの、話言葉文体と言うか…良いなと思っている。

先週号でも、忘れていた事…事の本質が現れていることだ…を、くっきり思い出させてくれた…最後の指摘。

…前略

「どちらが体当たりしてきたか一目瞭然。無謀な中国漁船の活動がわかる」

 なんてことはなかったってこと? あの人、JALの一件にしても、八ツ場ダムの一件にしても、そうそうトヨタリコール問題でも真っ先にトヨタ批判をしたりして、ほんと信用ならないよ

 …以下略

 

 

 


なお、海上保安官の皆さん、次から重要データは、週刊朝日にお持ち込みください。ネタ元は守ります。

2010年11月23日 10時01分52秒 | 日記

まだある。ビデオ映像流出事件で急濾、前日に集中審議が決まった10日の衆院予算委員会は、テレビ中継が開始から30分遅れたのだが、このときも民主党が不利な様子を国民の目から隠したいような態度が見えた。

 

 衆院予算委理事で自民党の塩崎恭久氏が言う。

「朝9時半からの理事会で、NHKのテレビ中継がないことがわかった。机をたたいて怒鳴っても、民主党はムニャムニヤと口ごもるばかり。10時過ぎになって、『こんなことで委員会なんか開けるか!』つて席を立ったんです。そしたら、慌てて追いかけてきて、やっとテレビ中継が入ることになったんです」

 

消えてしまった

情報公開の公約

 

 国会関係者によると、「どうやら民主党がNHKに、『自民党ももういいみたいだから』と、ふんわりと工作したようです」

 

 党内でも同じく、都合の悪い資料は隠される。

 ここに厚さ7惣ほどもある資料の山がある。これは、先の参院選挙のマニフェストの“原案だった”資料だ。仙谷氏と高嶋良充筆頭副幹事長が責任者のマニフェスト企画委員会でまとめたものだ。ところが、鳩山由紀夫前総理の辞任、菅直人政権への移行とともに封印されてしまった。

 

「党としてまとめたものを、政権公約会議に上げ、5月中にはマニフェストとして仕上がるはずだった。ところが、総理交代でそれっきり。結局、仙谷さんが抱えたままで、出てきたのは、あの菅さんのペラペラの冊子だけ。『詳細はホームページに載せる』というので待っていたけど、いつになっても載らなかった」(当時のマニフェスト企画委員会で中心だった議員の一人)

 

封印された原案は、2009年マニフェストとの真摯な比較や反省点も綴られ、

 「党の議員全員を希望の分野に割り振って、有権者から声を拾い上げ、丁寧に作ったものでした。仙谷さんは、そういうものと真正面から向き合いたくなかったのかもしれません」(同) 

 

原案では、「情報公開」の大きな項目を設けていた。

 「国民の知る権利、行政救済手続きの充実」

○行政の透明化と国民への説明責任の明確化を図る

○違法・不当な公権力行使から国民の権利利益を守る だが、採用された冊子では申し訳程度になっていた。

 

みんなの党代表の渡辺喜美氏が言う。「全く反対のことばかりが起こっていますね。今の民主党がやっていることは、情報の隠蔽、隠匿です!」 

 

野党時代の仙谷氏はカームラの特ダネ記事を見て、「内部資料があったら見せてくれないか」と連絡してきたこともあった。カームラは、「資料はありませんよ」

と答えたが、権力の都合で隠された資料など白日の下にさらすべきだ!との思いは同じだったはず。それが今は隠す側? さびしい限りではないか。

 

なお、海上保安官の皆さん、次から重要データは、週刊朝日にお持ち込みください。ネタ元は守ります。

     本誌・川村昌代

 

 

 

 

 

 


怒れ納税者!カームラが行く…先週号の週刊朝日より。

2010年11月23日 09時59分44秒 | 日記

ここには検証ということについての見事な実例があります。

この川村昌代氏に比べたら、今朝の朝日一面の、ほへは、話にもならない…一体、彼はジャーナリストなのだろうか?


 

それでは、カームラの切れ味鋭い記事をどうぞ。


 

〝ご都合″で情報を出したり隠したり

仕分けの対象事業すら

民主党の〝事情″次第


 

1115日から始まった事業仕分け第3弾後半。これまでの仕分けが歳出削減に十分反映されていないと、宝くじ普及宣伝事業や生活用塩供給業務など、112事業を再仕分けするという。

 


だが、これ、ある意味、ヤブヘビだったようだ。民主党のある地方議員が嘆く。「事業仕分けをしたのに無視された事業が112もあるのか、つてみんな唖然としています。仕分けに強制力がなかったことが、町のおじちゃん、おばちゃんにまでバレてしまった」

 


また、同じく仕分けしたにもかかわらず、名前を付け替えたり、別の予算に混ぜ込んだりして復活した96事業について、関係府省に「通告した」(蓮筋行政刷新相)という。通告のほうが、少しは強制力があるのでは? 多少の期待を持って記者会見で蓮肪氏に聞いてみたが、「求めるということです。今までもそうです。求め続けていきます」とキッパリ否定。

 


嘉悦大学教授の高橋洋一氏が言う。「何の意昧もないってことです。そんなこと言ったら、週刊誌の記事だって、求め続けている」

 


とりあえず、今回の「再仕分け」と「通告」の違いを事務局に聞いてみると、

「振り分けに明確な基準はありません」というから、よけいにわからない。

 


ここで、はた、と気付いたことがある。この事業仕分け、対象事業がどうやって決まったのか、いまだかつて明確な説明はされていないのだ。

 


慶応大学大学院教授の岸博幸氏が言う。

「対象事業の選定に、明確な基準がない、ということは、この事業仕分けそのものの公正さが損なわれている、と言わざるを得ない」 確かにそうだ、と思うのが、事業仕分け第1弾で対象事業だった義務教育費国庫負担1兆6千億円だ。

 


少子化で約70万人の教員のうち、担任を持たない教員が16万人もいる、という話は放置されたままだが、今回、再仕分けにも通告にも入っていない。それどころか、小学I、2年生を手始めに、現在の40人学級を35人にするため、8300人の教員が新たに必要だと、文部科学省は89億円増額の概算要求を出している。

…以下略


 

 


週刊現代を買ってきてもらった。

2010年11月23日 08時40分16秒 | 日記

新聞下段の見出しが気に成って、昨日、弊社専務に、週刊現代を買ってきてもらった。

 

 アメリカのCNNは、1113日からI週間のぶち抜き企画として、日本特集を組んだ。この期間は30分の特別番組を皮切りに、連日、CNN東京支局特派員が都内から世界に向けて生中継も行った。番組の内容も、障害者のための歩行補助ロボットの開発や楽天の社内公用語を英語にする取り組みを取り上げる一方で、アニメ文化を紹介したり、ミシュランガイドで三つ星に輝いた寿司店『すきやばし次郎』の小野二郎氏にインタビューするなど、経済面だけでなく、日本の文化を伝えるものも多かった。

 

…中略

 

日本の人々は元気を失っているようですが、外から見れば、まだまだ日本は伸びる可能性があるし、そのための工夫もあらゆる分野で行われている。変革期に立つ日本の姿は、全世界で2億6000万世帯を超えるCNNの視聴者にも、きっと関心を持ってもらえると考えました」

 

…中略

 

テレビでは偉そうなことを語っているが、ホスト国として臨んだAPECでは、中国の胡錦濤国家主席、ロシアのメドベージェフ大統領と会談するのに、官僚に作らせたペーパー片手に棒読みするだけ。菅首相のパフォーマンスを見やる各国首脳の白けた表情ばかりが印象に残った。いつ交代するかわからない日本の首相の支持率稼ぎに付き合っている暇はない。それが首脳たちの本音なのだろう。

 

では、日本という国家も、無視することができるのか。答えはノーだ。三流政治家や、それを操る腐れ官僚はもう置いておいて、それよりもCNNが大特集を組むように、いまも世界が日本に注目している事実にこそ、目を向けるべきだろう。

 

以下略。

 


一昨日のNHK・BS1は凄かった。

2010年11月23日 08時24分34秒 | 日記

一昨日のNHK・BS1は凄かった。

 

最近のテレビで一番凄かったのは、一昨日NHK・BS1。

午前11時~午後6時まで、7時間! イチローが大リーグで打った全てのヒットを見せた番組…これこそ、テレビと芥川は喝采した。

 

1年間分が終わるまで、一切の解説もなし。聞こえてくるのは、現地のアナウンサーの「Great speed!」とかの叫びや、完全試合を達成したズングリ・モックリ、左の大投手であるウエルズがヤンキースに在籍時、イチローに打たれて「Fuck!」と大声で叫ぶ声。

 

背景に流れてくるのは、U2やブロンディ、etcの曲だけ。その他の人間が登場するのは、1年分が終わった後に、生島某と一緒の女性アナウンサーが簡潔に、的確に、短く、その1年を回顧するだけ。

 

間髪を置かず、翌年のイチローの全ヒットが、好守備や盗塁の場面を交えて、流れる。

 

これこそ映像の在るべき姿だろう。

 

それにしてもイチローは凄い…ありとあらゆる投手の、ありとあらゆる球を、ありとあらゆる打ち方で、ありとあらゆる方向に打っているのが、明瞭に分る。

 

イチローを通して、日本は凄いぞって、NHKは言いたかったんだと思うよ。

 

今の政治状況や、日本のマスメディアは、本当の日本じゃない、って。

 

ここに日本が、本物の日本人がいる。その7時間だったと芥川は思う。