京都の紅葉は今週末から12月初めが見頃と勝手に思っていた。
いつもと同じような時間に目覚めて、直ぐにでも、京都に行きたかったのだが、…くりきんとんのTさんは、体が弱いから、もうついてこれない…そんなこんなで、午前中は、読者の方々に、サービス。新快速で京都に向かった。バスは沢山の人だから、5条坂の手前でタクシーを降り、パワー・ウォーキングを開始した。おまけに今日の靴は運動効果アップシューズ(先が上がっているのだ)アシックス版、マサイ族シューズとでも言おうか。
一気に5条坂を駆け上がって清水寺に到着して見れば、紅葉は見頃になっているではないか。それから以降の事は、後で書くとして、帰宅途中に、突然、思った事があった…今朝の朝日一面に「政権は立ち枯れるのか」と題して論説を張っていた星浩とは、一体、何者なのか…芥川がテレビを通して感じていた印象は、どこまで剥いても芯のない、或いは、決して芯を見せない玉ねぎの様な男…面の皮の厚さは、只者ではないと思っていた。
さっき、ネットで調べてみたら、東大卒であることは分った…それも彼にとっては、政治部に所属して、記者クラブの重鎮のような立場と相まって、重要な肩書なんだろうと推察した。
そんなことは、さておいて、星さんよ…現政権が、これほど稚拙なのは、単純な事…代表選挙…あなたたちが歪めた選挙であることは、もはや周知の事実だが…の後に、大人として…彼らが自ら言っていたノーサイドの精神で組閣しなかった事に尽きているのだ…所属議員の半分を除外して、良い結果が出る訳はないのは自明のこと…そのようにけしかけたのもあなたたちであることも衆知の事実。
おまけに、この党で、唯一、政権とはなんぞや、と言う事を経験、理解している対立候補を、完全に、外した政権の、当然の帰結というだけのこと。
この2カ月の事に、小沢一郎氏は、全く関係がない…何にも関係がないのも衆知の事実。
あなたは、現首相の奥方まで持ち出し、ほめそやしたせいなのだろうが、小沢一郎氏を除外し、民主党を解体しても良いんだなどと言いだすとは、一体、あなたは何様のつもりなのか。
現政権の大半は、言論の自由や、教育の自由に、事ある毎に口を出し続けて来た自民党の田舎政治家たちに比べれば…その面では皆、ずっとマシなのだ。
なにが駄目かってことは、もう言う必要もないだろう。
帰途、歩きながら、僕は腹が立って来たのだ。この星氏に代表される様な、体制からの情報に準拠した正義感を振り廻す連中に、俺の20年、「日本の失われた20年」が在った事を思えば、腹が立って当然だろう。
もう、この話は、これでお終い…心が腐る。