本日、「文明のターンテーブル」、が、出版されたからには、もう良いかと芥川は思うのだ。
何故なら、知性と自由を最も大事なものとして栄える民主主義国家として、米国と屹立した超経済大国として、後170年、世界をリードして行くべき役割を持っている日本にとっての答えは、芥川が、その為に神から与えられた頭脳、才能としての使命を、実に60歳超にして果たし、本日発売の「文明のターンテーブル」に於いて、〈解答〉として出したからには、もう良いかと芥川は思うのだ。
芥川の〈解答〉は、これを書いた時が、今、為している尋常ならざる戦いの最中、体調が一番、落ちている時だったから、短くて簡潔なものになりはしたが、読者の方は御存知の様に芥川が中学生の時に読んだ「カラマーゾフの兄弟」…この小説に於いて、芥川が最も重要な部分だと感じた、弁護士か裁判官に依る大弁論…その骨子は「全ての父親が子どもに取って良い父親であるならば人類の平和は為される…」と言う事だったと思う。あのような長口舌のものではないが、
芥川の〈解答〉は日本に対してだけではなく、世界に対しても最高の〈解答〉になっているからだ。
米国もまた、本日発売の「文明のターンテーブル」を読んで頂いてから、日本に対する態度を再認識した方が良いと芥川は思う。
言って見れば誰よりも貴方を愛している世界第二の経済大国である弟を貴方の国は十全に扱って来ただろうか?
その富を金融資本主義として収奪する対象としてしか見て来なかったのではないだろうか?
芥川が何度も言及して来たように、今、世界の人口は70億人(今世紀末には90億人になると予想されている)米国一国だけでは、到底無理。
この世界で貴方の国に次いで知性と自由を標榜した経済大国であり尚且つ貴方の国を尊敬している国として日本以上の国が何処にあろう。
共に大きく栄えて、後170年、世界をリードして行く事を考える。即ち、日本が大きな国なのだと云う事に目覚める事に力を貸す事以外に、貴方の国の戦略的成功もないと、芥川は思う。
貴方の国にも、日本にも、双方が必要なのである…中国が共産党の一党独裁国家であるかぎり、中国は世界のリーダーにはなれないのは明々白々な事実なのですから。