文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

拙著の購読者の方に贈る。…12/27、午前11時半、桂離宮にて Maurizio Pollini と。

2011年12月31日 07時42分53秒 | 日記
いまだ、購読されていない方は、この音楽と私の写真(画)に尻を押されて最寄りの書店かサイドバーのネット書店で御購読下さい(笑)。

何故なら、音楽も、写真も当人の魂そのものだからです。
 




Maurizio Pollini / Frédéric Chopin - Etude Op.25 No.12 in C minor - "The Ocean" - VINYL




日本が再生し(元に戻り)世界を救える国になる、

米国と屹立して世界をリードして行く国に成る為には、

以下の書籍を日本中の方々が読まれて、皆さま方が、私が書いた〈解答〉を実行するしかないのだと確信している。

どのページを開いても、貴方は、私の独創…一人の紛れもないGiftedが、
神に与えられた使命を果たしている結果としての言葉…に出会う。



 


ドナルド・キーンが語った心に残る言葉…週刊朝日、1/6・13号から。

2011年12月31日 07時35分21秒 | 日記

…前文省略。
私が初めて日本に古典文学があると知ったのは、この『源氏物語』の英訳で1940年のことでした。
40年というのは西洋社会にとっては大恐慌と並ぶ、20世紀でも最悪の年でした。
ナチス・ドイツがノルウェー、デンマーク、ベルギー、オランダ、フランスを占領し、秋からはロンドンの空爆が始まった時期です。
次はアメリカかと思うと救い難く絶望的な気分でした。
そんなとき、偶然『『源氏物語』の英訳をニューヨークの本屋で見つけたのです。
読みだした途端、私は本当に夢中になりました。
あの本、あの翻訳に人生を救われたと言っても過言ではないほどです。

林 
といいますと?
キーン
当時の私は恐怖にかられて新聞も読めない状態でした。
「またドイツがどこそこを爆撃した」「占領した」など、読めば必ず悪いニュースがあるからです。
そんな中、私は『『源氏物語』に逃避したのです。
戦争がなく、人間が人間らしく生き、人が美にすべてを捧げる、そんな世界が描かれた『源氏物語』に。
ですから私はウェイリー先生に大きな恩義と感謝の念を抱いていました。
自分で『源氏』の英訳を手がけることを考えなかったのは、こんな事情によります。
三島さんが長生きしていたなら『葉隠』の現代訳を手がけたかもしれません。
しかし、『源氏』はどうでしょうか。

でも、三島由紀夫は谷崎潤一郎よりずっと年下ですから、谷崎が亡くなったあとに手がけてみようとは思わなかったんでしょうか。
キーン
可能性を完全には否定できませんが、私は聞いたことがありません。
ただ、川端康成先生は新しい 『源氏』を書くと言ってました。
…後略。



日本が再生し(元に戻り)世界を救える国になる、

米国と屹立して世界をリードして行く国に成る為には、

以下の書籍を日本中の方々が読まれて、皆さま方が、私が書いた〈解答〉を実行するしかないのだと確信している。

どのページを開いても、貴方は、私の独創…一人の紛れもないGiftedが、
神に与えられた使命を果たしている結果としての言葉…に出会う。



 


それは誰の責任でもなく、老若男女全ての責任である。

2011年12月31日 07時19分13秒 | 日記
最初に、週刊朝日が「日本を支えている中小企業50社」の様な特集を組んだ…これは、芥川が何社かを御紹介したから読者の方は御存知だと思う。…それから暫くしてニューズウィーク誌が、「日本を支える中小企業100社」という特集(労作である)を組んだ。

昨日、京都に行く車中で、今週号のアエラを読んでいた。何とはなしに読まずに置いていたのだったが、丁度、良かった。

「日本を支える100人」、という特集で、これこそジャーナリズム、週刊誌の見本と言っても過言ではない労作だった。

こういう、ちゃんとした立派な週刊誌を作る会社が、子会社のテレビ局が、ロクな番組しか作らなかった20年超を放置して来た所に、日本の、この20年超の問題が在ったのだと、芥川は何度も言及して来た訳ですが、

日本のテレビは、今すぐにでも、上記の様な会社や人間の紹介を、毎日、ゴールデンアワーに放映、報道する事を考えるべきだろう。


何故かって?…芥川が上記の会社や人間を知らなかったのだから、99%の日本国民が知っている訳はないからだ。

知るべき事を知らずして、知っているのは芸人たちの顔ばかりでは、「今」は、当然ではないか。

それは誰の責任でもなく、老若男女全ての責任である。


日本が再生し(元に戻り)世界を救える国になる、

米国と屹立して世界をリードして行く国に成る為には、

以下の書籍を日本中の方々が読まれて、皆さま方が、芥川が書いた〈解答〉を実行するしかないのだと確信している。

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神に与えられた使命を果たしている結果としての言葉…に出会う。


「文明のターンテーブル」芥川賢治 第一巻

「文明のターンテーブル」第一巻 近未来100万部突破。

銀河鉄道の夜.jp(「銀河鉄道の時刻表」)にてスタート。



11.jpg
「文明のターンテーブル」
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自分の国を占領した日本軍 「坂の上の雲」の一隅の記事…週刊朝日1/6・13号から。

2011年12月31日 06時51分09秒 | 日記

自分の国を占領した日本軍  
文中黒字化は私。
陸軍というとすぐ歩兵を連想するが、もちろん砲兵や工兵といった兵科がなければ戦争ができない。
そしてまたそれらを支える要員が必要である。
日露戦争当時にも大量の輜重輸卒が召集されている。
つまり外地に駐留するということは、そこに町を作るのと同じで、インフラが整備されないと戦えない。
武器弾薬の補給だけでなく、兵士たちの衣食住すべてを確保した上、鉄道や医療機関などから楽隊までが必要なのである。
その「自治体」では戦闘が第一義である点が現実の町とはちがう。
日露戦争以後、曲折をへて軍組織が肥大すると、国のなかに価値観も生理もちがう別の意思を持った治外法権ゾーンも成長してゆく。
実際そこにいる兵士たちは、一般社会を「地方」と呼んだ。
ある人の観察によれば、日本軍は敵地を占領するより、自国を占領することに熱心だった。
そして統帥権を魔法の杖にして、事実上占領した。
昭和10年、それまで常識とされていた美濃部達吉博士の 「天皇機関説」が封殺され、軍部の惘喝的支配が始まる。

「占領軍」を率いた職業軍人たちは軍部の学校で教育され、教科書や専門書以外の書物は読んだことのない人たちであった。
なぜなら小説など読んでは「赤くなる」から。
こういう融通のきかない石頭が国民をしぼり上げた。

敗戦直後の解放感は、司馬さんによると、より軽い占領に代わったからだという。
他国に占領されて愉快なはずはない。
が、英語は敵性語と禁止され、野球でもストライクを「よし」などといわされたのに、占領軍では、ダンス音楽に「ラバウル小唄」や「軍艦マーチ」をアレンジして使うというこだわりのなさであった。
文化のレベルでも負かされた。

明治期には国政ごと牛耳ろうと考えた軍人はいなかったのに、どこで間違えたのだろう。
和田 宏