すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

おいおいおい・・・な日

2008-08-11 20:04:45 | ひとりごと
 今日は父の通院日。今朝はお粥ではなく「やわらかいご飯」を茶碗に4割くらいと、ミルク80ccほど、いちじく一個、ハムエッグを食べた。すごいじゃないか。
 しかし、朝から飛ばしたせいか通院前に「しんどい」と訴え始める。幸い予約が遅かったので、酸素を上げてしばし休息した。
 実は昨日も調子が良く、朝から「やる気」だったので、心配してキヨちゃんに
 「目離されんよ。」
と申し送っていったのだが、案の定歩いてとなりの部屋で転倒したらしい。首にマイペットボトル、携帯電話、パルスオキシメーター全部ぶら下げていた姿は、キヨちゃん的には笑えたらしいが、その後痛みを訴えたので、笑い事ではなかった。
 それでも、腫れているようでもない。肋骨にひびでも入っていたら・・・と心配しつつ通院した。
 ドクターに最近の食欲の無かったこと、点滴をしたこと、昨日転倒して痛みがあることを伝えた。触診はしたもののレントゲンの指示はなし。
 「転んだから調子が悪いのではないですよ。夏ですからね~。体力無いですからね。」
・・・って、昨日転んだのとその前の体調不良が無関係なのは、素人でも分かるんですが。順序逆ですし。
 結局父も時間のかかる診療を嫌がったのと、ただの打ち身だろうと信じてそれ以上は言わなかった。
 昼食。父は冷やしそうめんを注文した。あっさりしているし、そうめんならのどごしも良いはず。ところが、父の食べ方がひどく遅い。噛めないし飲み込めない。てっきり体調が悪いのかと、残したそうめんを食べてびっくりした。か、固い・・・。しかも「洗い」が足りないのか団子になっている。もそもそして私でも飲み込めない。
 そうめんて、そんなに湯がくの難しいか?と言いたくなった。ただでさえ食事量が少ないのに、腹立たしかった。
 しかし、帰りに父が近所の鮎専門の店に行きたいと言うので、寄り道して鮎を分けて貰った。100グラム800円。贅沢品だが父のリクエストには代えられない。
 家に着いて、父を部屋に誘導する前にキヨちゃんが先回りして気を利かせて、寝室のエアコンを入れる。しかし、これが暖房をがんがんに入れる辺りがキヨちゃんである。
 昼食が不完全燃焼だったので、夕飯を待たずにすぐに鮎が食べたいとのことで、さっそくキヨちゃんが準備した。父のイメージでは3匹は食べられそうだったらしいが、1匹が精一杯だった。しかも、そんな時間に食べたので、夕飯は・・・当然食べられなかった。
 かみ合わない・・・そんな一日である。北島康介選手の金メダルのニュースとバドミントンの活躍が、おいおいおいな一日を元気づけてくれた。頑張れ日本!
 写真はささやかな雨に喜ぶ我が家のブルーベリーと菊の花。

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コメント (6)
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