すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

不思議くろべえ、不思議キヨちゃん

2008-08-22 21:19:46 | ひとりごと
 うちのくろべえは水道の蛇口から出る水しか飲まない。水道水というわけではない。今は渇水で水道水だが、普段は蛇口から出るのも湧き水だ。
 外にも流れているのに、勢いが怖いのかまず飲まない。綺麗な器に入れてやっても、洗面台に登って催促する。
 洗面台は身体を冷やすのにもいいようで、夏はここで丸くなって寝る。評判なった「ねこ鍋」みたいに、ちょうど形がフィットするのかもしれない。
 ところがである。時々彼は神棚のお水は失敬するのである。「罰当たり」と叱っていたが、キヨちゃんも父も「信心深い」と感心している・・・。おめでたい、飼い主バカである。
 そして、不思議代表はもちろんキヨちゃんである。
 朝、父に一応小さいおにぎりを2個作る。しかし大概は1個しか食べられない。残りはキヨちゃんの口に入る。ところが今朝キヨちゃんがこう言った。
 「昨日母ちゃん食べといたら、父ちゃんがすずのおにぎりがない!と言うたけん。今日はたべん。」と言った。ふたりして大笑いしたが、それならキヨちゃんが新しいのを握ってあげたら良かったのではないか?
 そして、今夜。本日もあまり食べられなかったと報告。みそ汁は朝も昼も飲んだが、ご飯が食べられずおかずも食べないので、牛乳とパンを半分食べたと報告。
 「ほんで、朝の残して置いたおにぎりは?」
 「ん?母ちゃんが食べた。」
・・・・・。だ~か~ら~。。。。。。。


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コメント (5)
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