すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

乙女な甚平

2012-07-06 18:32:41 | ひとりごと
 今日、明日と連休いただいているので、今朝は少しだけ朝寝坊した。そんな日は逆にキヨちゃんが早朝から活動する。
 朝寝坊と言っても20分ほどだが、それから起き出して朝の支度をした。最近、お休みでも出かけたりして、しなくちゃいけないことがおろそかになっている。それだから、今日は頑張るぞ・・・と意気込んでいた。
 キヨちゃんも今日こそは茶畑の草取りなどを仕上げるぞ・・・と意気込んでいた。ところが、リュウを散歩に連れ出そうとしたら、リードが切れた。う、うそだ。先月買ったばかりだ。そして・・・雨。
 それでも少し降って止んだので、キヨちゃんを畑の近くまで車で送った。
 「母ちゃん、昼過ぎても心配するな。仕上がるまで帰らん。パンももっとる。雨降っても合羽もある。」
と言っていた。送り届けて家に戻ると、台所に準備したであろう茶や水のペットボトルが置き忘れてあった。今更追いかけても同じなので、10時の休憩に持って行くことにした。
 それから、冬布団のシーツ類を洗い、靴を洗い、掃除機に拭き掃除に風呂掃除にトイレ掃除。幸い、曇り空で風があったので午前中に洗濯物も乾いた。たまにする家事はきつい。キヨちゃんに感謝だ。
 一段落して、10時に間に合うように、茶だけでなくアイスクリームも持って行った。私を見るなり
 「母ちゃん、水忘れとっただろ?」
と笑った。そしてアイスクリームを見ると目を輝かせて
 「わ~、アイスクリーム・」
と子供のようにはしゃいだ。これは余程喉が渇いていたに違いない。
 「トマトはあるけん、トマトで喉潤そうかと思いよった・・・。」
との事。倒れるがな。
 昼からはキヨちゃんを残して買い物に出た。キヨちゃんの頼まれ物もあったが、パジャマ代わりに女性用の甚平を買う事にした。いかにも若い子向けで、おばさんやおばあさんが着る物ではないのだろうが、ま、寝間着だし。



 青いほうがキヨちゃん。

 買い物して出ようとしたら急な雷雨。しばらく足止めをくらう。同じく雨宿りしていた年配の女性が
 「私はバス待ちだから、傘使って車まで持って行けば。」
と親切にご自分の傘を貸してくださった。
 お陰で荷物を運んで、自分の傘に代えてお返しする事ができた。ありがたい話である。
 さて、今からお風呂に入って、さっそく「あばさかって」買った可愛い甚平を着よっと。


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コメント (4)
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