すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

おひな祭り

2013-03-03 16:47:04 | ひとりごと
 今日はお雛様である。しかも日曜なのだから、子供のいる家庭は色々しているだろう。とか言いつつ、実は買い物に出るまですっかり忘れていた。
 今朝は寒いけれどいいお天気だったので、布団を干したり洗濯したり(黄砂や花粉やPM2.5の不安がないわけではないけれど・・・)。本当は買い物に出る予定は無かったのだが、米の残りが少なく次のお休みまではもたないとキヨちゃんが言うので、午後遅めに出かけた。気になっていた庭の草むしりを途中までキヨちゃんがしてくれたが、途中から私が交代。結局どれほども出来ないまま、買い物から帰って干してあるものを取り込む計算上、出るしかなかった。
 車の準備をしているとリュウのおねだり。そこで一緒に出かけたのだ。
 そして、買い物に出て
 「ああ、世間はお雛様なんだ。」
と気づいた。
 子供の頃、実は豪華7段飾りのお雛様があった。うちのじいやんが他の家で見て、絶対買ってやると思ったらしく、しかも負けず嫌いのじいやんは、別注で欄干までつけてくれた。
 時間をかけて自分でセッティングして、毎年おそ~くまで飾っていたおかげ(?)か、本当に縁遠く過ごした。しかも、家を出てからはお雛様を出す事すら出来ず、何年かに一度ネズミにかじられてないか確認のために見ていたくらいだ。
 結局、そのまま仕舞っていても勿体無いだけなので、10年以上前か、神社に預けてお炊き上げしてもらった。今思えば県内でも「ビッグ雛祭り」などのイベントがあり、差し上げれば良かった。ま、知らなかったというか、当時からしていたか不明である。
 さて、戻ってからキヨちゃんと一応女二人なのでお雛ケーキを食べた。本当はキヨちゃんのケーキのほうがお雛様っぽいのだが、写真撮る前に食べてしまったので・・・。食べているキヨちゃんが映りこんでいる(笑)。


 
 父には桜饅頭と甘酒をお供えした。もとい、じいやんとばあやんにもお供えである。何しろ、じいやんが買ってくれたのだもの、お雛人形。じいやんはこの歳まで独り身が続くと思っていただろうか。いや、きっとじいやんが「GO」を出さないから今まで縁が無かったのだ。
 だから間違いなく彼は、じいやんも父も「GO」の人だったのだろう。

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コメント (5)
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