すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

愛しの加藤健一様

2013-09-12 21:20:23 | ひとりごと
 私が初めて貴方の舞台を拝見したのは、平成5年の特別例会「ランフォーユア・ワイフ」でした。確か戸田恵子さんと共演されていたと思います。
 その舞台で、大いに笑い、私はすっかり貴方の芝居のファンになりました。
 しかし、それから大阪や東京に舞台を観に行くでもなく、田舎でただひたすら、
 「また観たいな~。」
位のスタンスで、舞台を待っておりました。
 そのうち私は、田舎に帰ることになりました。だから、今までのように舞台を観る機会もないので、市民劇場から足を洗いました。
 田舎で仕事にいそしんでいる間に、どうやら一度舞台があったようですが、私は知る由もありませんでした(銀幕の向こうに)。
 そんな平成16年。新聞で私はあなたの舞台が来ると知りました(煙が目にしみる)。そこで、職場の友人を誘い何年振りかで市民劇場に入りました。田舎なので参加できない時もあると覚悟しつつ、とにかく彼女に貴方の舞台を見せたい一心でした。そして私も観たかったのです・・・本当に。
 それなのに何ということでしょう。私はその舞台直前にインフルエンザに倒れたのです。これがただの風邪なら、熱さえ下がれば這ってでも行くのですが、そこは狭い劇場のこと。インフルエンザをまき散らすわけにもいかず、泣く泣くあきらめました。
 さて、不思議なもので、勿論ファンではありましたが、会えない・・・もとい、観られないとなると、どうにも観たくてたまらなくなるものです。実は20年前のあの舞台しか観ていないのに、ファンと言うにはあまりにお粗末なのに、観られないというだけで、ものすごく観たくなるのです。
 そして、ようやく次の舞台が巡ってきた平成20年(詩人の恋)。私はその年父を亡くし、舞台どころではありませんでした。
 明日・・・いよいよです。ようやく貴方の舞台を拝見できます。多分…何事もなければ。
 愛しの加藤健一様。明日は素晴らしい舞台を期待しています。




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コメント (2)
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