すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

病院の申し送りって無いものなのか?

2013-09-28 17:18:37 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんがかかりつけ医を変えたことは以前に書いた。しかし、変えた所でも薬の間違いや、名前の間違いなど少しトラブルがあり、私としてはキヨちゃんの利便さえなければ他にしたい気分だった。
 そのキヨちゃんが25日に受診し、薬を貰ってきたのでお薬カレンダーに配布しようとして、県立病院の脳外科の薬がないことに気がついた。キヨちゃんとの話で私も忘れていた事に気付いたのだが、脳外科はしばらく通院しなくていいので、後はかかりつけで薬を貰うことになっていた。
 紹介状を書いてもらった記憶はあるが、その日に持って行ったかどうか私も記憶が曖昧だったし、紹介状に何と書いてあるかも不明であり、とりあえず翌日にかかりつけ医に連絡した。
 「すいません。昨日受診したのですが、今まで県立病院で貰っていたAというお薬とBというお薬を今回から先生の所で出していただくようになっていたかと思うんです。紹介状をいつお渡ししたものかはっきり分からないのですが・・・。もう3日分しかないので貰いたいのですが。それと、今回の受診で薬が変わってますが・・・。」
と説明した。
 電話に出てくれた看護師は薬の名前を復唱し、土曜日の午前中は開業しているので来てくださいとのことだった。そして変わった薬については、
 「Cという薬が朝晩だったのを晩だけにしました。その代わり同じような薬ですが朝晩飲んでいたDという薬を3回に増やしてます。」
と言う。
 「母は昼飲む習慣がないので、家族がいない昼は忘れがちになるかと思うんですが。」
と言うと、医師に確認し、
 「忘れたら忘れたでいいそうです。」
・・・。飲む必要のある薬か?
 そして今日通院。本当は私が一緒に行きたかったが、いいお天気でキヨちゃんから言われた洗濯や掃除が沢山あったので、くりりんが連れて行った。
 途中くりりんから電話。
 「お薬大丈夫かってお母さん心配してた。」
二日前に電話したのに、ダメ押しすることもないかとは思ったが、キヨちゃんが不安がるので念のために電話。案の定、少し不機嫌に看護師が、
 「ご本人も受付で薬が欲しいと言ってましたし、分かってますよ。」
とのこと。
 ところがである。帰ってきたキヨちゃんは手ぶら。何でも医師に話すと、
 「ちゃんとこの前出してます。」
と言われたらしい。更に、薬を貰いに行っただけなのに血液検査や心電図検査もしたという。
 電話して説明すると、
 「先生はしびれがあるので、この薬で様子を見ると言ってます。」
と頓珍漢な答え。そうではなく、首の血管が詰まる可能性があるからと脳外科から出ていた薬だと説明すると、
 「こちらの勘違いだったようです。出しますから取りに来てくれますか。」
である。
 流石に切れてしまった。25日に出なかったのは仕方がない。どこまで脳外科から薬が出ているのか、おそらく、紹介状には書いてあると思うが、こちらも伝えてないのだから。しかし翌日電話で確認し、当日電話し「分かっている」とまで言っておいてなんのこっちゃである。
 「薬を貰いに行くだけに3回も行かなくてはならないのはおかしくないですか。電話で事前に確認してまでいるのに、何故ですか。」
 するとその時の看護師は気の毒そうに謝り、宅急便ですぐ送りますと言った。ちょっとイライラしたので親友ナースに電話して愚痴る。すると、
 「今病院の近くにいるから持って帰ろうか?」
と言ってくれた。
 「ごめん、じゃあお願い。」
と頼んだものの、結局10分遅く既に宅急便が出た後だったらしい。取りに行った親友に、
 「電話してくれればよかったのに。」
と看護師は言ったらしい。
 イライラするのは私だけだろうか・・・・。


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コメント (5)
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