すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

名誉の??負傷

2013-09-23 21:43:58 | ひとりごと
 昨日親戚の畑から貰ってきた栗を、今日キヨちゃんが剥こうとしたらしいが、肩こり首こりが酷くて3つしか剥けなかった。
 仕事から戻って、それなら私が剥くわと言った。キヨちゃんは、
 「母ちゃんがまたゆっくりするわ。」
と言っていたが、明日キヨちゃんもデイサービスだし、ここは少しは親孝行。テレビでも観ながらちょっとでも手伝おうと思った。
 そこまでは良かったのだ。栗の皮を剥いた人は分かるだろうが、まず鬼皮が固くて剥きにくい。その上渋皮は貼りついてねばくて剥きにくい。専用の包丁があればいいのだが、キヨちゃんは果物ナイフにガムテープを巻いて代用する。
 私はそれではちょっと剥きにくいので、ぺティナイフを使っていたのだが、どこかにしまい込んだのか今年は見つからない。仕方ないので違うナイフで始めた。
 順調に・・・とはいかないが、それでも少しずつ剥いていたのだが、ちょっと鬼皮に苦戦して手元が狂った。鬼皮をはじいたナイフが左手の親指をさっくり!
 「あああ!さっくり切った~!」
 私が声をあげて指を抑えたので、くりりんがびっくりして傷テープを取りに行く。さっくり切った・・・と、思っていたが、実は深く刺していた。見る見るタオルが赤くなる。
 とにかく洗わなきゃ・・・と洗面台へ。血液と言うものは傷より大袈裟に出るものだから、自分でも気分が悪くなる。とにかく抑えて心臓より高く・・である。
 血圧が上がったのか吐き気がして、とにかく横になった。手だけ高く上げて。
 「くりりん、血圧測って。」
 「・・・って、今測ったら高いに決まってんでしょ。」
そう言いつつ測ってくれたら・・・低い。あ、血圧下がって気分悪かったんだ。
 それから、しばらく休んで、くりりんには止められたが中途半端だった栗の皮むきを、とにかくやりかけの分だけ済ませた。
 あ~あ、明日キヨちゃんに怒られるなあ・・・。


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コメント (2)
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