すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

なかなか止められない茶畑の事

2016-05-01 20:55:58 | ひとりごと
 今日はとてもいいお天気だったので、リネン類(シーツ、毛布、敷きパッド、ボックスシーツ、ベッドパッド)を全替えした。
 それから午前中にキヨちゃんとリュウと茶畑に。数日前に近所のおじさんを雇って、草刈りはしてくれていたので、畑の状態はかなり綺麗だった。

     

 草取りもキヨちゃんと何度かしているが、それでも邪魔になる草がどんどん出てくる。お茶の芽は良い感じに出ていて、手で摘むならもう摘まなくてはならない状態だが、キヨちゃんと二人では無理なので、今は業者に頼んでいる。そうなると機械なのでもう少し伸びてからになる。

     

 お茶は、昔はどこも人がいたので、この時期は交替で親戚持ち回りで茶摘みしていた。お互いに「雇い手」と言って、お互いに応援に出ていた。
 量的には頑張ればキヨちゃんと二人で摘めない事もない。しかし、お茶は摘んで終わりではないのだ。
 まず、お茶を摘む。それをある程度溜めたら、涼しい場所で広げておく。しかし、この置いてある間に、お茶が熱を持ってしまうので、混ぜたり中に紛れ込んだゴミなどを選別する仕事があるのだ。だから、その役割の人も必要。だから最低3人は必要だと思う。それから、お茶を網の袋に詰めて茶工場へ運ぶ。そこからは茶工場にお任せである。
 本当は休みを合わせる事が出来れば、キヨちゃんさえ元気なら、私とくりりんと3人で何とかなると思っていた。そんな矢先私が事故で入院。その内キヨちゃんが手術。くりりんはこの時期休めない仕事になる。とまあ、どうしたって3人でやるのは困難な状況になったのだ。
 で、去年から、
 「もうやめようか。」
とキヨちゃんも言い始めていた。と言うのも、刈り込んでもらって、お茶摘みしてもらって、加工して貰っていたら、それはもう買った方が安いくらいだ。しかも、その間草刈りや肥料など世話は沢山ある。
 それでも止められないのは、自分の家で作った安心なお茶の存在だったり、やっぱり愛着である。丹精込めて作っているキヨちゃんは勿論、ほとんど貰って飲むだけの私でも、やはり子供の頃からの思いがある。この畑を野生動物の棲家にしてはいけないと思う。
 とは言え、キヨちゃんが出来なくなったら、何をどうしていいのかも分からない私であり、仕事をしながら出来る事でもない気がする。
 梅の実も生っていた。もう少し大きくなったら収穫だ。

     

 家に戻るとキヨちゃんの座イスでくろべえは寝ていた。

    

 遅めのお昼を取って、30分だけ寝た。それから洗濯物を片づけてお墓参りに。行くと、この前の風のせいかお供え用の皿が飛んで割れていたり、酷い状態だった。
 夕飯はキャベツシュウマイと冷やし素麺。シュウマイの具を軽く塩した春キャベツの千切りで包んで蒸すと言うのをテレビで観て、最近のマイブームである。

     

 大型連休は、くりりんは書き入れ時で大忙しだし、私も仕事だ。まあ、休みでも出掛けないけどね、この時期。

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コメント
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