すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

キヨちゃんの食欲

2018-11-25 19:39:11 | うちのキヨちゃん
 キヨちゃんは年齢のせいもあるが、以前と比べると食事量が少ない。全然食べないわけではないし、受診日なんかは好きなラーメンをぺろりと食べるので、心配は無いだろうが、私が残業などで遅いと、食べる気までが減退するようで、ろくに食べないので心配する。
 一昨日はとんかつの準備だけしているとくりりんから聞いて、仕事もそこそこに19時までに帰って作ったものの、二切れしか食べなかった。
 昨日は生活改善グループの移動販売が来たので、お煮しめなどのお野菜たっぷりのお弁当と、赤飯、米の粉のお団子、どれもキヨちゃんの好物ばかりを買い、くりりんに帰りに持って帰ってもらった。そして、仲良しのおばちゃんからのキヨちゃんへのお土産(おまんじゅう)もあったので、伝言もして貰った。
 帰りついた頃に確認すると、
 「とりあえず、全部渡したよ。好きな物食べてって。今夜はカレーライスだよ。」
と言う。どうやらカレーを作ってくれたらしい。
 それを聞いてやはり買っておいて良かったと思った。キヨちゃんはカレーを作るのが得意だが、自分は殆ど食べない。私や父が好きだったので作っていたのだろうし、若い頃は好きだったのかもしれないが、今は嫌いらしい。ただ、カレーうどんは好きだ。
 なので、何も食べる物が無い状態だったので、とりあえず何かは食べてくれるだろうとほっとした。
 結局20時前まで残業して戻ると、キヨちゃんはすでに夢の中だったが、美味しかったようでお弁当は完食だった。
 さらに、夜中に「ネズミ」が出たようで、朝までにお団子も2個ほど消えていた。
 朝キヨちゃんが、
 「昨日のお弁当は美味しかった!お煮しめも何もすごく味が良かった。お米も美味しかった。」
と感心していた。流石主婦グループの作品だ。味に間違いが無い。
 さらに今日のお昼には赤飯を半分食べていた。
 「何もかも一人で食べたら悪いと思って。」
と殊勝な事を言っていたが、私がカレーの残りを片づけると知ると、
 「じゃあ・・・。」
と結局全部赤飯を平らげた。
 ま、大丈夫かな?

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コメント (2)
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