すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

安物のイメルダ夫人??

2021-01-20 13:54:20 | うちのキヨちゃん
 今日は調整のお休みなのだが、たまたまキヨちゃんのデイサービスの日と重なった。コロナ以降、キヨちゃんはずっとデイを休んでいた。仕切り、マスク、ソーシャルディスタンスで皆との会話が成立しないからだが、利用者のご近所さんから、
 「キヨちゃんもおいで。」
と誘ってくれた事もあり、久しぶりに行く気になったのだ。
 そもそもデイを休むようになり、どこにも出られず、誰も来ず、退屈で寂しくて飲酒が増えた経緯もあるので、それはもう大歓迎だ。
 そして私にしても、キヨちゃんのいない休みで無いと出来ない事もあって助かる。まず、お天気が良い、出掛ける用事が無い、家族がいない、この3拍子揃っていないと自分のペースで作業できない。キヨちゃんやくりりんがいたら午前中さむい時間に換気も出来ない。トイレの敷物やスリッパの洗濯も、使う人がいる時は出来ない。そして天気で無いと乾かない。
 なので、今日は最適な日だ。

     

 リュウも私かくりりんがいる時でないと庭に出せない。

     

     

 ようし!とくりりんとキヨちゃんを送り出して、洗濯と掃除に取り掛かった。大掃除の時にも出来なかったので、玄関の下駄箱を掃除した。実は母屋の下駄箱はほとんどキヨちゃんや父の遺品で埋まっている。離れの小さい下駄箱でくりりんと二人分はさすがにきつくなってきたのだ。
 思い出も大事だが、流石に劣化してもう使えない父の靴は、13回忌も済んだ事だし処分しようと袋に詰めた。そしてキヨちゃんの靴を並べてびっくりした。それこそ、私たちがプレゼントしたものを始め、若い頃はいていたであろうサンダルやヒールまで様々な物がある。思わず、
 「イメルダ夫人か。」
と突っ込みたくなった(まあ、お値段と数が圧倒的に違うので安もんの・・・であるが)。

     

 とりあえず下駄箱を掃除して、キヨちゃんが帰ってきたら、使うもの、捨てるもの、綺麗だけど履かないものは誰かに譲る物に分けて貰おう。
 するとくりりんからライン。
 「仕事に行ったら水道が凍結して仕事中止になった。」
とのこと。で、帰ってくる事になったので、離れの換気は早々に終了。掃除も途中だったので、本当ならくりりんがいる時に邪魔みたいn掃除機かけるのは気が引けるのだが、
 「上の方とかクイックルハンディしてくれる?」
と手伝って貰った。靴の入っていた古い箱などの処分も頼んだ。そしてリネンの洗濯の間、布団干しも手伝って貰った。
 後1時間もしないうちにキヨちゃんが帰ってくる。それまでに洗濯したものが渇いてくれたらいいけど・・・。

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コメント (3)
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