だいぶ前に、ル・テアトル銀座で『大川わたり』を観た。そのときは主人公の銀
次が橋之助だった。
賭場の借金を返すまで、なにがあろうと大川を越えて深川に足を踏み入れられな
い若い大工を描いた、直木賞作家山本一力の代表作。こんどは今年9月の明治座で
お目見得である。水谷龍二の脚本、江守徹の演出。主人公銀次に筒井道隆。原作で
はよく書けている新三郎には松村雄基。前回は大浦龍宇一が好演した。まさに、こ
の役のニンにぴったりだった。
千穐楽に観に行くつもり。帰りに安産の神様である水天宮にお参りしようか!(べ
つに妊娠はしていませんが)。歌舞伎の東蔵(加賀屋)さんご推薦の”ハマヤ”で富
貴豆を土産に買って帰ろうか!
いずれにせよ9月の明治座公演が楽しみです。
9月は、このほか初旬に県芸術文化センターで『宝塚ボーイズ』、京都・南座で新
派公演、中旬は姫路キャスパホールで鄭義信さんの新作『映像都市2008』と。
体力続くのかしら(笑)。
| トップ | チェット・ベイカ一のアルバム »
「演劇」カテゴリの最新記事
- 代役 神山 智洋(ジャニーズ ウエスト)の絶妙の演技 新橋演舞場 「 オセロ―...
- 心憎いほど女の心理をさぐる二人芝居 向田邦子の 『 家族熱 』
- 女三人のおばちゃん『コーラスガール』の物語 鄭義信作・演出 『リバウンド』
- 大竹マジック全開の舞台 『欲望という名の電車』 -渋谷・シアターコクー...
- 見ごたえのある鮮やかな≪舞台幻想≫の深さ ジロドゥの『トロイ戦争は起こらない...
- マリアの首……それは惨酷のリアリズム ~ 県芸術文化センター ~
- ブラジルを舞台に、古い血の人間が新しい血にひかれゆく心理の翳を鮮やかに… ...
- やるじゃん!! 赤堀雅秋ワールドの新作舞台『 世界 』 -森ノ宮ピロティ...
- 現前化しない ”愛” の物語 『シブヤから遠く離れて』 渋谷・シアターコクーン
- 三女優(大竹しのぶ 渡辺えり キムラ緑子)競演のおもろい奔放さ 『三婆』 ...
最近 映画「休暇」「歩いても、歩いても」
「クライマーズ、ハイ」を見ました。