おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
いろいろ活動してます
そのうち、みなさんにお目にかかれたらうれしいです

会社を正式に退職いたしました!

2008年08月29日 23時38分29秒 | ニュース・報告
 一応8月いっぱいまで籍は置いてあるんですけれどもね。。。

 さて、新しい日々の始まりであり、それを作っていかなければならない正念場になりますねー これから。

 なんて先から、明日はちょっとした1日公演の照明をやります。
 ひとり芝居と、ダンスと、マイムのオムニバス公演。
 結構面白いですよ。「あらあらないと」で検索してみたら、引っかかるかも(確認はしない)
 先々月に初めて照明をやらしていただいた公演の、シリーズ2回目の公演になる、…のかな?
 前回と同じ劇場でやるので、もう勝手は分かっていて、何もわかっていなかった前回よりは凝った照明を創ることが出来そうです。
 色(カラーフィルター)も前回は劇場のを借りたのですが、今回は自前。…っで、全部新しく買っちゃいました!
 5000円以上の出費。今回の照明のギャラは、(前回と同じなら)5000円。総てぶっ飛ぶ。ひえぇ~

 まあ、日曜大工のようなものだと思っています。


 さて、これからどうするか。
 新しい仕事を探すわけなんですが、なにしろ体調を崩したという理由で会社を辞めただけあって、現在、体調の上下の波は激しい気がしています。
 なので、うーん、とりあえず単発かなー
 悩んでいます。
 バイト先にありついたはいいが、休んでばっかりになったら、僕も嫌ですし、いいことないですものねえ。

 それというのも、僕は今まで障害者枠で就活をしてきたんですが、それができなくなってしまったんですよ。
 先日障害者手帳の更新申し込みの返事が返ってきたんですが、今の病状では(主治医の診断書によるもの)、障害者手帳を持つことが許されないようです、僕には。
 これには困りました。だってまだ僕は、僕的にはまだ病気なんだもの。おまけに、クローズで(病気であることを告げずに)就職するなら、病気の事は誰にも話さない方が良い、なんてアドバイスを受けてしまったしい。
 調子が悪くなったらどうしよう? 休みすぎたらどうしよう。職場での立場がなくなったらどうしよう?

 それに対する答えは、自分としては「まあなんとかなるさ」なんですが、とりあえず、現実的には、障害者手帳を持っていないし、現時点ではそれを持つ資格すらない僕が、障害者枠での就活を求めるというのは、ナンセンスです。
 1日の就業時間が短くて、そして週4日くらいで許してもらえるところを探して、面接受けまくるしかないですね。ということはパートかバイトですな。

 まあ問題山積みなんですが、とりあえず週明けの月曜日に、そういった就職活動のプロのアドバイザーに相談をする機会があるので、その時にいろいろ考えることといたしましょう。


 ただ、再就職する前にひとつ決めていることがあります!
 旅行をする! …のだ。

 とりあえずお金無いので日帰り、鎌倉あたりを考えています。ひとり旅です。
 自分でぜんぶ計画立てて、立ち寄るお店調べて(まあこれは行き当たりばったりで…という気も)、、、なんかそういうの楽しそう。
 確実にどこかで迷子になりそうだが、またそれも一興と。

 でね、バイトで少しお金貯めたら、もうちょっと遠出して、今の夏だったら北海道なんだけど、その時期で、いちばん過ごしやすい気候の街に、もしくは山・海・川・に、行ってみたいなあなんて思っているのですよ。


 つねにその時々で目標があるっていうのは、悪くないことですよね??


 それでは、まとまらない文章になってしまいました…

 ではでは。

最近のおっちー

2008年08月20日 02時22分54秒 | ニュース・報告
 ご無沙汰しております。
 文章塾もお盆休みなので大分皆さんとの接点が遠のいているような。
 すみません、僕がブログの更新しないのもいけないのですな。

 とかなんとかいって、最近の僕ですよ

 基本的にテンション落ちています。ちょっち不安定。調子いい日と悪い日がバラバラでやってきます。

 いきなり大発表ですが、今の会社を辞めることにしました。
 それをタイトルに持ってこいって? そんな大したことじゃあ…
 来年度が来るまでは、アルバイトでもしようかなと。
 それで自分探しの日々を送ろうかな、と。
 やっぱ自分のやりたい事をやろうと思ったわけです。
 でも、じゃあそれって何? って訊かれると、候補は幾つも挙がるけど、決定打がない。
 それで、こりゃフリーの時間を持とう、と思ったわけです。
 見つめなおそう、と。
 なんにもやることなきゃ、したいことするでしょ、ふつー。
 放し飼い実験。

 今は会社を辞める意志を先方に伝えて、まだ手続きはしていない状態です。
 勤めには行っていません。宙ぶらりん。
 そういうわけで、どこかで会社に出向いてきちんと話をしなくちゃいけないのです。
 親が働いてなかったら、絶対出来ない方法です。すんません。

 とりあえず、体力付けようとプール通っています。
 毎日何百メートルも泳いで、歩いて、がに股で歩いたり、手だけで泳いだり、プールサイドでストレッチしたり、考えられる限りのことをやっています。
 やっぱ僕基礎体力がないんですよ。20代の頃には考えられなかった事態だ。ブルー

 でも思うのですが、やっぱり今の会社は、2月の契約更新の時か、dennyさん事件の時にすっぱり辞めてしまった方が良かったなあと、現在後悔しているのですよ。
 僕があそこで仕事をする、理由がない。「縁」という理由はあるのですが、それ以外はまったくないというのもどうなんでしょ。
 自分からの働きかけが全くないままで、入社してしまったんですね。だから全て受け身。
 そりゃそれなりにいろいろ考えて頑張ったりもしたんですけど、やっぱ初心が大切だったかなあと。「なにやってる会社?」なんて本気で分かってなかったものなあ。
 目の前に膳が配られたから、それに食いついた。それだけ。
 今度就職活動するときは、主体性を持って、興味持てるか、とか、社風は?とか、ちゃんと見ながら活動しよう。
 障害者の就活は難しいんですよう。なんて。

 うーむ読み返すと、この記事アップしたくないなー ブルーだー
 でもしょうがないかあ


 ではでは。

カルロス

2008年08月09日 02時21分21秒 | 文章塾
 夏だ!
 暑いが、俺達は元気だ。
 元気でなかったら、こんな仕事は務まらない。

 最近、森の入り口に竜の子供が出没するという。
 竜は人を食う。危ないので、何とかしろという依頼だ。

 俺は精霊使いである。
 万物には、精霊という目に見えない(俺には見えるが)存在が宿っている。
 精霊というのは、ものすごく簡単に言えば神と人の中間のようなものである。
 彼らの手を借りれば、色々と「不思議」な現象が起こせる。
 魔獣だって倒せる力になるのだ。
 間違いのないように言っておくが、俺は精霊を「手段や道具」などとは少っしも思っていない。
 俺は精霊を愛している。

「出たぞ!」
 仲間が竜の姿を認めたようだ。
 7人が陣形を作る。
 遠くから弓を射る。
 魔法使いが、「氣」の塊をその体にぶつける。
 俺はというと、火の魔法を使うために精霊を呼び起こす。
「やっちゃって♪」
 俺の合図で、竜は炎に包まれる。
 甲高い鳴き声が響く。

 竜の反撃。
 炎の吐息だ。
「だから暑いっつーの。火はやめようぜー」
 竜は大分弱っている。あまりその反撃にも威力がない。
 大勢は決まった。仲間の剣士達が、止めを刺しに竜に迫る。
 その刹那、
 背中にピリッとした感覚が走った。

「よくも」

「 よくも 私の娘 を 」


 辺りが急に暗くなった。
「上!」
「死角をとられた!?」
 見上げると、バカでかい竜が翼を広げている。

「竜王!?」

 俺のパートナー、妖精エルフであるリリィが呟いた。
 あれが竜王だとしたら、俺たちに明日は無い。絶望だ。

 竜は浮遊したまま首を少し反らした。
 ヤバイ!
 そう直感した俺は考えられる限り全ての力を使って仲間を守ろうとした。
 竜王の吐く息は、鋼鉄をも一瞬でサラサラに融かす。
 「竜王」は俺達に向けて、激しくブレスを吹付けた!

 全ての精霊よ!

   ・ ・

 俺達は赤茶けた土の上に寝転んでいた。
 竜王の野郎…
 そこに竜の姿はない。
 この世界を司る精霊がそこにいた。
 火 水 風 土 樹 雷
 あれ? 一体足りない。

 風のリリィが俺を指して言った。

「光…」

 さっ、反撃だ^^

  * * *

 「第23回文章塾という踊り場」お題「七月」への投稿作品です。〆切は、2008年7月16日でした。
 塾生の皆さんから寄せられたコメントと、それに対する僕のレスはこちらから。

うめのきうめのいろ

2008年08月07日 01時12分34秒 | 文章塾
 かくれんぼしよう
 妹の瑞希はきっとあの大きな箱の中に隠れている。
 いひひ
 梅の花の色をした箱を開けると、またその中に箱があった。
 あれ?
 その箱を開けるとまた中に箱があり、それを開けるとまた。
 瑞希ー!
 妹はどこにいったのか。愛姉は必死になって箱を開け続けた。
 お姉ちゃん…
 妹は小さな箱の中から現れた。瑞希は、掌に乗るほど小さくなっていた。
「お姉ちゃん!」
「何よっ!?」
 思わず大きな声で応えていた。
「こんな所で寝てたら…」
「風邪ひくよって言いたいんでしょ!?」
「…そう。」
「あんただんだん母さんに似てきたよねー」
 愛は体を起こし、瑞希を見上げた。
「背高いところは父さん似なのに」
「…なあに?」
 瑞希は膨れっ面をする。
 瑞希は男子を含めても、学校で一番背が高い。
 それは瑞希にとってあまり誇らしい事ではないらしい。
 愛は続ける。
「口うるさいところが、母さんに似てる!」
「そう?」
 愛は立ち上がった。
「瑞希、あたし変な夢みたよ」
「どんな?」
 妹と並んで立つ、梅の木の傍らで。
 瑞希と同い年の梅の木。
 家の庭の、端っこの方に植わっている。
「ちょっと前は、梅の方が背高かったのにねえ」
 母親が声を掛ける。
 すると愛が声を上げる。
「全然高いよ、瑞希の方が!」
「愛は同じ位か?」
 父親がひょっこりと現れた。
「なんで背低いとこばっか母さんに似たんだろ」
「お姉ちゃん!」
 瑞希が愛の服の袖を引っ張る。
「何よ」
 妹の視線を追うと、家の高さまである、大きな梅の木。
 瑞希はにっこりと笑う。
「…わかってるよ!」
 中学三年生と、小学校六年生。二人の姉妹の、明日は卒業式だ。
 今日は天気がいい。明日も晴れるかな?
 そして瑞希は笑顔のまま、
「ちーび」
「あんたいまなんていったあ!」
 あはっ、ますます笑顔が弾ける瑞希。
「まあまあ、」
「二人とも、」
 なだめる夫婦。四人家族。
「こんな子もらってくれる男性は現れるのかねえ」
「大丈夫。」
「余計なお世話!」
「こりゃ駄目だね」
 梅の木が笑っていた。

  * * *

 「第23回文章塾という踊り場」お題「桃、梅、桜、ピンク、あるいはそれにまつわる作品。」への投稿作品です。
 〆切は、2008年3月16日でした。今さらで申し訳ない。
 塾生の皆さんから寄せられたコメントと、それに対する僕のレスはこちらから。