おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
いろいろ活動してます
そのうち、みなさんにお目にかかれたらうれしいです

最近のおっちー20100927

2010年09月27日 00時31分47秒 | 日々つれづれ
 ここのところ更新づいています。
 おっちーです。

 皆さまいかがお過ごしでしょうか。
 皆さんのブログ、見に行かれなくってごめんなさい。
 自分の気持ちのベクトルが、皆さんのブログを読んでコメントを書く、という方向にむいてくれないのですよ。

 自分で発信して、企画して、創作する、それから仕事する……という方向をこなすので精一杯なのです。。。汗涙

 ブログを更新していなかったので、創作活動もしていなかったかと思われるかもしれませんが、ちゃんと創作活動もやっています。

 色々あるので一つの事しか書きません。
 長編小説のコンテストに応募する為、物語を書いています。

 来年の4月が応募の締め切りなのですが、とりあえずそこに照準は定めて、間に合わなかったらまた次の締め切りの時に出せばいいや、くらいに考えています。

 本職は持っているので、マイペースでやっていきます。

 皆さんもお元気で。

 僕全然更新してないし、皆さんのブログにもお邪魔してないのに、例のバナーのクリックを毎日してくださってる方がいらっしゃるようで……本当に、恐縮です。ただひたすら感謝、感謝、です。

 ありがとうございます。

 では、また更新しに来ますねえ~

 ではでは~

幸せと言葉

2010年09月26日 00時20分23秒 | 詩集・つれづれ
 人はなぜ人を嫌いになるのだろう
 たぶん……生きていく上で何らかの障害になりそうだから、
 その相手のコトを嫌うんだろう。

 全ての人の事を好きでいられるのは、不可能である。

 人はバランスの上で活動をしている。
 好きな人ばかりになっても、バランスはとれなくなる

 結局は、嫌いな人とは距離をとって、
 好きな人とは密な交わりをもって、
 生活をすれば、大抵の事はうまくいくのだろう

 そうすれば、嫌いな人でも、どうでもいい人くらいには思えるようになるよね。

 楽に生きていけばいいのさ。

 どうすれば楽に、気持ちよく生きていけるか、そのために頭を働かせればいい。
 活動の大体を、そのためにすれば良い。

 ただし嘘をつくのだけは止めよう。
「自分は今、楽に気持ちよく生きてる」
 そんな嘘を自分につくな。
 そういう風に実際になったら、その時の気持ちは、言葉には出来ないはず。

 幸せを、言葉で説明できますか?
 そして、したいですか?



 梅酒ハイボールを飲みながら、この記事を書いています。
 飛び石連休の終盤。
 なんか創作的なコトをしたいなあーと思い立ち、2連チャンの記事更新です。

 彼女から借りた、miwaというアーティストさんの曲を聴いています。
 なかなか素敵です。

 僕の知らないところには、もっともっと大きな素敵がある。
 自分をワクワクさせ続けるために、毎日を生活していきたいと思います。

 そのためには、身の回りの整理から始めなくっちゃね!
 明日、部屋の整理をしよう。

DOU

2010年09月25日 23時54分25秒 | 詩集・つれづれ
 冬の終わりから 秋にかけての
 萌え尽くような
 生命の燃え盛りが好きなんです。

 太陽が熱さを増して
 その熱を浴びたモノがひたすらに燃え上がる

 激しくなる
 震える
 伸び上がる
 飛沫を上げて命のしるしを放つ
 表現とは呼べない、その活動そのもの

 動くこと
 変わること
 命の煽動

 そして終わること
 無に為ること。

 そこに辿り着くまで
 どれだけ震えることが出来たか

「おはよう」
「おはよう」
「おっ、背伸びたんじゃないの?」
「ちょっと見ない間にお前も変わったなあ」
「お互いさまだ」
「一月ちょっとで」

 存在は、変わる。
 なぜってそれは存在しているから
 変わらず存在するものはない。
 いつか、終わらないものはない。

 だから、震えよう。

 身体の底から、思わず息を吐くような、
 脈動を、振動を、ムーヴメントを起こし続けよう

www.co.jp

2010年09月23日 20時37分23秒 | 戯曲・つれづれ
 ゆずの『夏色』が流れ始める。
 日井周平、似千川まひる、五橋夏生の三人は自転車に乗ってサイクリングをしている。
 『夏色』のイントロが終わると、曲がストップ。
 その瞬間、周平、まひるが前で、夏生がうしろで自転車をこいでいる。

夏生  この長ぁいい長い下りぃ坂を~♪
まひる 何?
夏生  君を自転車ぁの~うしろぉにぃ乗せて~♪
周・ま 音痴!
夏生  うるせ(え)、ブレーぇキいっぱい握りぃしぃめて~♪
三人  ゆっくりー、ゆっくりー、くだってく~♪

 突然激しい車のブレーキの音が鳴り響く。
 三人は自転車から放り出される。
 転がる三人。
 夏生はいなくなる。
 周平とまひるが倒れている。

まひる あいたたたたた…

 まひるは起き上がろうとする。
 辺りをキョロキョロ見回す。
 そばに倒れている周平に気が付く。

まひる 周平

 まひるは周平に駆け寄る。
 途中、体中の痛みに顔をしかめる。

まひる イタッ!…

 周平に近づき、声を掛ける。

まひる 周平、大丈夫?

 周平からは返事がない。

まひる 周平…周平!…死んじゃったのぉ?

 まひるは周平の体を揺する。

まひる 周平! 周へーい!
周平  いたたたたた…
まひる 周平ッ! なんだ生きてんじゃん、良かったあ

 まひるは周平の体をはたく。

周平  痛っ! 痛いよお前!ナニスンダヨ!

 周平は起き上がる。怒っている。

まひる 元気じゃーん、よかったぁ
周平  元気じゃねえよ、体中いてーよ。
まひる あたしも。私たち、一体どうなったんだろ?

 周平はまわりの景色を確認する。

周平  あれっ?夏生は?
まひる ああ夏生くん?…わからない。
周平  わからないじゃねーよ。探そうぜ。
まひる うん、

 二人は立ち上がろうとするが、体が痛くて立ち上がるのに苦労する。

周平  (イ)ツッ!
まひる …!…(体が痛いのを我慢している)
周平  痛えー、事故にでも遭ったんかな。
まひる 夏生くん!?
周平  ちげーよ、俺たち三人。
まひる えっ?私たちが?
周平  そう。自転車に乗ってて、突然車が出てきたところまでは覚えてるんだ。
まひる 車にぶつかったってこと?
周平  それならもう俺ら病院に運ばれてるよな。この程度の怪我ですんで良かったけど、それにしてもここはどこなんだろうな。
まひる 天国だったりして。
周平  あぁじゃあ俺たちすでに死んでるんだ。
まひる うん。
周平  冗談。足なくなってないし。
まひる 古典的発想だねえ。外国の幽霊って足あるんだよ、知ってた?
周平  知らねー。それより、夏生と自転車探そうぜ。
まひる うん。

 二人は辺りを歩き回る。

周平  夏生ー!
まひる 夏生くーん!

 探し回る二人。
 しかしいくら探しても、夏生も自転車も見当たらない。

周平  しっかしここいくら歩いても何にもないな。
まひる 草と木しかないね。
周平  ほんとにあの世なんじゃねーの?
まひる あたしたち、死んだんだ。
周平  だってさ、生きてる実感がないっていうか、変な感じがしないか?
まひる うん、ふわふわしてる感じはするよ。
周平  えーーー……
まひる あっ

 雨の音。
 雨が降ってきた。

周平  うひゃっ、雨かよ。まいったな、雨宿りするところなんかないじゃんか。
まひる 周平、あの木!
周平  あぁ、でっかい木があるな、向こうの方に。あそこまで走るか。
まひる うん!

 二人は木に向かって走る。
 木の下に駆け込み、体についた水滴を払う。

周平  いやー、まいったまいった…
まひる 周平、雨がピンク色。
周平  えっ!?

 周平は周囲を見渡す。

周平  …まわり中、ピンクの土砂降りだぁ。
まひる 雲も…

 周平、頭上を見上げる。

周平  うわっ、なんだこりゃ。雲までピンク色かよ。
まひる やっぱりここ、あの世なんだよ…
周平  …似千川、俺たち、身体…
まひる えっ?…あぁ、ほんと、
周平  いつの間にか、痛みが消えてるだろ。
まひる うん、…どうして…?

 その瞬間、周平はなにかを感じ取ったようだ。
 フラフラと木の下から離れていく。

まひる 周平、どうしたの? 濡れちゃうよ。

 周平は、まひるから離れていく。

まひる 周平?
周平  似千川、いいから、お前はそこにいろ。
まひる え? 周平は?
周平  俺は、行かなきゃいけないところがある。
まひる え? 私も行くよ。
周平  お前は、そこに居ろ。
まひる どうして? こんなとこで独りにしないでよ。
周平  サンキュ、似千川。お前にはたくさん思い出をもらった。
まひる ……。
周平  ここで、さよなら。
まひる …なによ、それ。
周平  ……

 周平の只ならない決意を秘めた様子に、まひるも察する。

まひる わけわかんないよ! わかるようにちゃんと説明してよ!

 周平は、何も答えない。

まひる あたしはついてく。周平のこと追っ掛けるから!
周平  …じゃあな、似千川。もう二度と会えない。
まひる ふざけんなーーーッ!!

 まひるはついに木の下から飛び出る。
 土砂降りの雨の中、二人が少し間をおいて向かい合う。

まひる ふざけんな、周平。なんであなたと別れなきゃならないの?…理由を知りたい。

 そこで、うしろの遠くの方に夏生が現れる。

夏生  まひるちゃん!まひるちゃん!起きてよ!まひるちゃんまで死んだら、俺どうしたらいいんだ!
周平  ぶっちゃけ、
まひる は?
周平  ぶっちゃけ、俺似千川のことが嫌いなんだ。
まひる なにそれ
周平  なにかあると俺にばっか頼って、我がままばっか。泣き虫で、怒りっぽくて、感情的で、自分勝手で、似千川といると、俺自分のことなんにも出来なくなっちゃうんだよ。自分が自分でなくなっちゃうんだよ。
夏生  まひるちゃん!俺、本当はまひるちゃんのことが好きだった。でも周平に遠慮して…あいつ親友だからさ、わかるだろ? あいつが死んだら、まひるちゃんの事を守るのは俺しかいないと思ってる。だから…
まひる 私は周平のことが…

 まひるは周平の方に駆け寄ろうとする。
 後方では、夏生が冠のようなものをかぶっている。そして、周平とまひるの間を通る。
 「冠」には桃色の細長い布がついていて、結果、二人の間を隔てるピンクの川になる。

周平  まひる!

 まひるは周平の言葉を受けて、ビクッと動けなくなる。
 しかしそれをすぐに振り切って周平の方に駆け寄る。
 走り寄ると、ピンクの川のところで壁にぶつかったように進めなくなる。

まひる なによ!これ!?

 まひるは見えない壁を押したり、叩いたりするが、「壁」はびくともしない。

周平  似千川

 周平は、見えない壁に、両手を広げて当てる。

まひる 周平…?

 まひるも、壁に両手を広げてつける。

 二人は暫くの間動かない。
 二人とも、何を想っているのか

 そして、ある瞬間、
 周平は、桃色の布に巻かれて小さくなってしまう。

 まひるもその場に座り込み、倒れる。

 冠を外し、布を片付けた夏生が、倒れているまひるの傍にたたずむ。
 まひるは目を覚ます。

夏生  まひるちゃん! 気が付いた? お医者さんも大丈夫だって言ってる。良かったよ。
まひる …周平は?

 夏生はうつむき無言で答える。

まひる そっか……♪いつか君の泪がこぼれおちそうになったら何もしてあげられないけど 少しでもそばにいるよ……♪

 まひるはか細い声で歌う。
 もう一度、ゆずの『夏色』が流れてきた。


      <終>





 於来年の路上演劇祭、この台本で芝居します!

 来月上旬に初ミーティングをして、プロジェクトスタートです。

 『www.co.jp』というのは、とある歌い手さんの作詞した歌の名前です。

「これがないと、どこにも繋がらない。でも、これだけではどこにも繋がらない」

 そんなテーマのこの詞に共感し、そんな心のある部分を表現したくて、この台本を書きました。

 僕の役どころは、演出です。

 3人の登場人物は、都緒kingで頑張ってもらっている役者さんに、引き続き演じてもらうことになりました。

 いいものが作れるように、頑張ります。
 応援よろしくです。

 ではでは~

『たいむりぃNEWS』用連載第4話

2010年09月05日 17時30分17秒 | 小説・短編つれづれ
「ん?……ワタシはこのアレグラント学園特殊部隊養成学校――生徒副隊長の野間だ」
「私はハヤ美です」
「ハヤ美?……ああそういえばそんな新入りが来ると教官から聞いていたか」
 野間は、重そうな甲冑を軽々と着こなしている。そして左腕に、やはり重そうな兜を抱えていた。
「スゴイですね、女性なのに副隊長」
 すると野間は全く心外といった表情をした。
「なにを言ってるんだ……貴様、何も知らないようだな……」
「えっ?」
「お前、死ぬぞ。早くここから出ろ」
 切れ長の目からハヤ美に注がれる、哀れむような目線。ハヤ美は背筋がぞゾゾゾーッとした。それが野間の言葉に対する恐怖だったのか、野間の美しさ、強さに対する感動だったのかは判別ができなかった。

 野間はハヤ美の方を振り返るような迷いを一度も見せることなく、後姿のままでハヤ美のいるその場所から見えなくなった。

      *

 ハヤ美はボーっとしていた。
 私は知らないことが多すぎる。何の為にここに来たのか分からなくなってきた。
 『庭園』のベンチに座って、しばらく空を眺めた。
 恨めしいくらいの青空。いわゆる快晴。神様は私の気持ちとは同調してくれないらしい。

 そんな時、空をケーキとティーカップが飛んでいた。




 どうもお久しぶりですぅ~

 転職したりで忙しく、ブログになかなか手が回りませんでした。
 申し訳ないっす。

 今回は、例の「ラノベ」用に書いたお話の続きであります。

 一月に一話、「たいむりぃNEWS」という機関誌に連載させていただいております。
 その第4話になりますね。

 よろしくお願いしまっす。