おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
いろいろ活動してます
そのうち、みなさんにお目にかかれたらうれしいです

『熊』を観てきました!

2009年09月26日 23時01分14秒 | 演劇・舞台照明
 SPACE U 番外公演 チームたやなかさん・チェーホフ作『熊』。
 僕の大学時代サークルの先輩である、谷口浩久さんが出演される、三人芝居です。

 これを観てきた訳なんですが、とても良かった!!

 とにかくレベルが高いんです。
 役者・谷口さんは、僕は彼の演技は事務所に所属される前のものしか知らないんですが、素敵に腕を上げられていました。

 他の役者さんも含め、とにかく基礎が出来ているので、観ていて不安なところがない。
 声も、たぶん皆さん大劇場でやられてる方々なんでしょうね、すごくよく通るし、滑舌も聴きやすい。

 特に『熊』役の谷口さんと、『未亡人』役の田村まどかさんの演技には圧倒されました。
 迫力があったし、その演技に説得力がありました。
 もちろん脚本もすごいし。

 こういう芝居なら、また観たいなあ。
 これだけの芝居が、一時間弱の上演とはいえ、たった2000円で観られるんですよ。
 もんのすごいリーズナブルだと思います。

 そして、大学を出て、しばらくフリーで役者をされて、僕も谷口さんの出演される芝居の照明をやったこともあったんですが、その谷口さんが、こうも見事に腕を上げられているのを目撃できたことに、非常な刺激を受けております。

 僕も頑張るぞーって。


 さて、どう頑張るかなんですが、今、とりあえず僕は『都緒king物語』を作る事が第一なワケです。
 もちろん照明の仕事もあるんですが、とりあえずそれはそれで頑張るとして。

 『都緒king物語』は趣味の世界から始まった企画です。
 でも参加されている方々は、本気でプロを目指している方がいたり、本物のプロもいらしたり、その一方で普通の社会人も参加されていたりしています。
 そんな方々が全員モチベーションを保てる場って、どんな方向性をもって作ればいいものなのか?

 散々考えた挙句、行き着いたのが「遊べる場」というものでした。
 それぞれが、一つの台本を元に、自分のやりたいことをやれる。個性を目一杯発揮できる。
 単純に「面白い」ことをやる「場」が『都緒king物語』の制作現場なのではないかと。
 だから、『都緒king物語』の現場では、僕は僕の望む「完成度」は目指しません。ここで宣言します。
 『都緒king物語』制作現場にいる全ての人が気持ち良く「仕事」出来るように「舵取り」をします。場作りに力を注ぐ事に、労力を惜しみません。頑張ります。

 その為には、メンバーに力を抜いて欲しいと思っています。
 「いいものを作ろう」と思ってもらわなくていい。無理に。
 それよりも、楽しくやって、個性を目一杯発揮することが、楽しい作品を作る事に繋がるのではないかと、思っております。

 まだ僕は未熟者です。
 そんな人間が舵取りなんかしようってんだから、はた迷惑な話です。
 だから僕は、一生懸命に力を抜こうと思います。
 そうすることでみんなにいい影響を与えられるような、取り組み方をしていきたいと思っています。

 目一杯遊びながら、頑張ります。
 応援宜しくお願い致します。

 ちなみに『都緒king物語』第一・二話の公開は近日に迫っています。
 お待たせしております。
 申し訳ないんですが、もう少々お待ちください。
 僕ひとりでやっている事ではないので。
 よろしくお願いします!

 ではではっ。

今日思ったこと、反省、ふりかえり。

2009年09月19日 03時13分15秒 | メモ
 今日は、Just4Uさんと、タロウ(ハンドルネーム勝手につけた)さんと、パーカッションのみの現代音楽のコンサートを聴きに行ってきました。
 なかなか良かったんですが、このコンサートの舞台照明をやるかもしれなかったかと思うと、かなり大変になっていたんじゃないかなあ、と少しホッとしてみたり、やりたかったなあ、という残念な気持ちも、少しはあり。


 帰りに、原宿のジョナサンで食事をし、三人で話に花が咲きました。

 そこで話したことをふりかえって、これは自分の為に、今思っていることを書き記しておきます。

 いろんなことを話したので、どこから手をつけたらいいか分からないのですが、とりあえず、論の道筋は考えないで、思い出した事から。

 まずは、Just4Uさんがおっしゃってたんですが、「目先の事にとらわれず、五年十年先を見て行動をする」という事。
 そしてそれに加えて、視野を広くとる、という事。

 僕は思うに、当たり前なんですが、自分くらいの才能の人は、世の中に五万といる。
 それを忘れちゃいけない。
 ちょっと誉められても、このくらいの人はざらにいる、だから向上心を忘れたら絶対に駄目だし、それから、いい結果をもし残せたとしても、それは自分だけの努力でできたと思ってはいけない。
 いろいろな方々との縁……助言や、協力、参加があったからこそ、実現したことである。
 それは決して、自分だけで成し遂げたことではない。
 それを忘れてはいけない。
 だから、縁を大切にしたい。

 「向上心」について。
 満足したら駄目なんだと思います。
 そして同時に、自分を知らなければ、駄目なんだと思います。
 広い視野を持って、その時に見えてくるものも充分に認識すべきです。
 井の中の自分を、知るべきです。
 自分は最終的に、何を目指しているのか。
 目標の為に、絶対必要なものは何か。
 今やってる事は、その目標達成の為の一つのステップなのか、それとも人間的な向上を視野に入れた「お遊び」なのか。
 それによって、技術的な学習をするかしないかという選択肢が、変わってきます。
 ま、結局人間的にも技術的にも、上げてかなきゃ世間には通用しないわけです。

 また、これは僕の大好きな國府田マリ子さんという方もおっしゃっているし、僕も感じていることなんですが……自分にとって、大切な人が増えていく……そういう時、大事な人が増えるほど、一人一人への愛情の密度が薄くなってしまうと誰かは考えるかもしれない。
 しかしそれは違う。
 愛情は無限に体の中から生まれるらしい。
 いくら大切な人が増えても、彼らひとりひとりへの「愛情」は変わらず大きいものだし、そして逆に、大切な人達が増えるほど、自分の中で生まれるパワー・活力は、どんどん大きなものになっていく。
 それが、宇宙の法則(?)である。
 僕はそう思います。

 それから、なにかものを作る世界で、人がひとかどの実績と信頼を得る為には、どこかで普通とは違う「ウリ」を身につけなければならない。
 それを実現する最短距離は、自分の個性を100%発揮する事だと、僕は思っています。
 人は、一人一人が違う。
 だから、その違いが、「オンリーワン」につながる。
 意外と、本音のまま・本能のままでやった事が、ユニークな活動になっていたってのは、よくあることだし、もの作りでは、それが理想の形なのではないかと思う。

 最後に、人と人の距離は、バランスであり、自分をいつわっても、過剰に主張しても、うまくいかない。
 太極拳のおっしょさんが言われてたんですが、「人は『思い』にとらわれてはいけない」のだそうです。
 これだけ言うとうまく伝わりませんね。
 人は、最初に生まれた曇り無き心の動きをそのまま行動に移せばいいのに、偏った「思い」にとらわれて、「バランス」の悪い行動をとってしまう。
 ……ここはやはり、おっしょさんの書かれた言葉を、そのまま記しておきます。
『「心」本来のあり方とは、過去の記憶によって作り出されている「思い」に囚われず、目の前に展開しているすべての現象を今一瞬一瞬で感じ、その感覚を基に最も的確で調和のとれた関係がもてるように判断できることなのでしょう』
 その通りだと思っています。
 その、「心」本来のあり方である時に、その人の個性も最大限発揮できるのだと思うし、ストレスもなく、また他者への影響も良好なものになるのだろうと考えます。

 本当は、もっともっと書きたい事があったはずなのですが……思い出せないし、もうこんな時間です。
 今、キリンの缶チューハイを飲みながらこれを書いています。
 「氷結」です。
 味は、それなりです。

 頑張ります。
 応援よろしくお願いします。

 ではでは。

『立石散策劇場』、終わりましたぁ~!

2009年09月13日 01時21分30秒 | 演劇・舞台照明
 僕の大学時代の後輩、ふっきーの企画した『立石散策劇場』が本日 発表の本番を迎え、無事全日程を終了しました!

 いやあ、楽しかったですよ。
 今日は本番を予定していた午後が雨の予報で、正直腹をくくっていたのですが、けっきょく本番直前に雨は止み、予定していた町歩き・芝居の上演の間は雨が降りませんでした!
 主催のふっきーが雨男という事で、その他のまどかさん等々の晴れ女、晴れ男が踏ん張った結果かと思われます。
 それで、途中ザーザー降ってたのに、今の帰り道も雨はまったく降ってないですしね!

 今回はどんな事をしたかというと……

 立石は、古い飲み屋街が立ち並ぶ、歴史情緒溢れる町です。
 そこで、全7回のワークショップを通して、立石の昔・今を取材し、全員で認識し直しました。
 具体的には、町の、商店街のお店や道端で会った方々に、昔の話なんかを聞いて回りました。
 そこでは、昔 今よりもっと栄えていた頃の立石の話や、赤線・青線に関わるようなディープな話などを聞くことが出来ました。
 そうして、皆が取材を通して得た情報をまとめて、芝居の形で発表する為に、地図作り、脚本作り、稽古と、いろんな作業を行いました。

 それを基にして、今日は事前に募った参加者と一緒に町歩きをしながら、町のあちこちで野外劇に仕立てた「作品」にして、披露したわけです。

 僕は、お菓子屋さんのおかみさん役をやったり、鳶の棟梁(?)を取材する若者の役をやったりで、結構いろいろやりましたよ。

 で、無事終了し、打ち上げ~

 ここだけの話、久々に結構呑んじゃいました! 誰にも言っちゃ駄目ですよ!
 で、いい感じの酔い加減で、みんなでカラオケやって、楽しんで、今 自宅に帰るところです。

 いやあ楽しかった。
 またやりたいです。

 そんなんで。
 これから風呂に入ります。

 ではではっ

   *  *  *

 ……って、風呂からあがってこれを書いています。
 とにかく、大きな山を今日で越えた感じです。
 スッキリした気分で、新たに、都緒king物語とか、部屋の掃除・片付けとか(笑)、ひとつひとつ片付けていきたいと思います。そういう気分に、自然にたどり着きました。

 これからもみなさま、よろしくお願い致します。

 それでは、失礼致します。

 ではではっ!

おはようございます。

2009年09月11日 10時06分28秒 | 日々つれづれ
 最近、朝が弱いです。なかなか起きられません。
 以前はその日の予定の二、三時間くらい前には起きていたのに、今ギリギリです。毎日。
 季節の変わり目に、身体がついていっていないのかなあ。

 そういえば、夏も終わりですね。
 秋というには、まだ早いか?
 ツクツクボー氏が鳴いています。
 それから一方で、秋の虫の声を聴いたという話も。

 今日、Just4Uさんから『都緒king物語』第一・二話の、音楽・効果音、そして映像、の付いたテスト版(β版?)のホームページURLが届きました。
 まだ視聴していないんですが、きっといい感じに仕上がっていることでしょう。
 観るのが楽しみです。ワクワク。

 そして明日は、『立石散策劇場』の本番です。
 二役で出ます。
 町中で演劇をやります。
 だいたい役作りはできてきたんですが、これから仕上げかな。
 台本を読み込みます。

 そういえば矢菱さん、今日『ばかいわ』二回目ですね。これから聴きますよう。

 ではでは、そろそろお時間なんで。
 行ってきまーす!

アフレコ報告・その四~安未

2009年09月06日 00時57分53秒 | 『都緒king物語』関連
 アフレコ報告も最終回になります。
 最後は主人公のカップルの女の方、安未ちゃんです!
 演じてくれたのはむらっちゃんであります。
 ちなみに「むらっちゃん」とは勝手に僕がつけたハンドルネームで、本人には了承すらとっていません。
 まあ愛情ゆえということで(笑)。許して~

 むらっちゃんは、今回が初めてのアフレコであり、公けの場で演技するのもこれが初めてだったんだそうです。
 その割には声質もいい感じだし(それは元々の素材だが)、堂々たる演技でしたよ。ちょっと皆さんも聴かれたかと思いますが、そう思いませんか?

 まあもうちょっとだけカタさがとれたら、もっといい役者さんになれますよねえ。
 だから、今回は二日掛けて収録をしたんですが、一日目よりも、二日目の方が全然自由自在に演技をしていて、いい感じでした。
 まあそれはもこくんにも言えることなんですけれどもね。

 また今度は第三話を録るんですが、その時は、もうちょっとリラックスして演技ができるように、進行側もちょっと工夫をするつもりでいます。ぎゃむばりまーす。

 むらっちゃんは、すごく真直ぐな子だという印象を受けました。
 若いしねえ~。今は全くそれでいいんではないかと。思っちょります。
 もこくん同様、これからいろいろ経験するんだ!
 とか言って~僕(おっちー)もまだまだ経験不足なんで偉そうな事は言えんのですが~~
 でも今回主役の二人よりは、さすがに大人なんだな、と思いました。僕の事ですが。そんなことで競うなって? ごめんなさい。

 むらっちゃんも もこくんも、僕が照明を担当している、『アラアラナイト』を観に来てくれて、さらに打ち上げにもきっちり参加してくれたんですが、そこで言っちょりました、むらっちゃん。
「今度の収録までには、成長していきます」
 えらいよなあ~ よく言った!!! オレはこんな若者にあえて嬉しい!
 本当、僕も刺激されるし、影響受けますよ。頑張ろうって思うもん。
 僕も頑張ってシナリオ書くからね。俺も成長するよ。いい脚本書く。頑張る。


 ……というメンツで収録された、『都緒king物語~とーきんぐすとーりー』第一話・第二話。
 四人の役者達の頑張りを限界まで生かせるよう、編集頑張りますっ!! いいもの作るぜっ!!

 そして今日、ようやく音響プランが決定しました。
 あとは次の水曜日、9月9日にJust4Uさんちで、頭に描いているものを形にしてもらうだけです。もちろんJust4Uさんの知恵も拝借しながらですが。二人でいいもの作りますっ

 応援よろしくですっ
 ではでは。

Talking Story 第一話デモ

2009年09月05日 09時42分55秒 | 『都緒king物語』関連
Talking Story demo


 矢菱さんから教えていただいた情報より、直接貼ることができましたあ~
 矢菱さん、ありがとう!

 ……てか、思った以上に簡単にできたのね。

 ではではっ♪

『都緒king物語』第一話デモ。

2009年09月04日 15時37分07秒 | 『都緒king物語』関連

http://www.youtube.com/watch?v=YVjkPw50h_s

 上のリンクから、YouTubeで『都緒king物語』第一話のデモが聴けます。

 とりあえず、Just4Uさんが作って、送ってくれたものです。

 YouTubeにアップロードなんかしたこと無くて苦戦したのですが、なんとかなりました。
 (本当は、ブログ上に直接画面を持ってきたいんだけど、それってどうやるんだろう???)

 あっ、そんなブログパーツがあったような……

 もうちょっと調べてみます。

 ではでは。


いよいよ編集作業に入りました!

2009年09月03日 22時19分58秒 | 『都緒king物語』関連
 みなさま、お待たせをいたせているんでしょうか!? 『都緒king物語』!!

 いよいよ本日、編集作業に入りました!

 どういうことをしたかというと、
 PCの中には、NGテイクとOKテイク、ごちゃ混ぜで、いちおうJust4Uさんは整理して記録されてるんですが、まだ一見しただけではよく分からない状態でアフレコの素材が保存されているんですね。
 それを、ドラマの進行通りの、完成形に近い形で、より分けつつ、順序正しく一本に並べるんです。
 いちぶ台詞と台詞の間のマが違かったり、音響効果が入っていない事を除けば、ほぼ完成品を、今日作りました。
 いやあ休みなしのぶっ続けで、五時間かかりました~ さすがに少し、疲れましたあ~
 でもJust4Uさんなんか、水一口飲んだ以外は、全く休みなしですよ。タフですねえ~

 で、この後は何をするかというと、音楽を付ける、音響効果(効果音)を付けなければなりません~~
 結構これ、センスを問われます。……頑張ります。

 それからJus4Uさんの方では、映像を作っています。
 写真と、絵を合成して「アニメーション」を作ったり、それを今日作った音源の尺に合わせて構成したりします。
 たぶん、僕の認識は合ってると思います。そんなことをされています。

 なので来週、今度は音楽を付ける、作業をせねばならないのです。
 まあ楽しいんですが。

 でもって、主題歌の録音もしたいなあ~
 今日、歌のハモらせかたの基本を、ミュージシャンである伯父から教わりました。
 それを基にハモリのほうの旋律を作って、主題歌作りたいなあ~~

 ぎゃんばりまーっしゅっ!!


 ……とか言いつつ別の話。
 来週の土曜日に芝居に出ます。
 まち歩きというものをしながら、短い芝居を町中の広場などでする企画に参加します。
 そのワークショップの始めから僕は参加していて、メンバーとも結構仲良くなれたし、楽しい作業なんですが、あと残るワークショップ二回は、リハーサルと本番のみ!
 『立石散策劇場』という企画です。
 よろしかったらブログ、のぞいてみてください。
 よろしくです。

 ではでは。近いうちに。
 また。

てーまそんぐ♪

2009年09月02日 22時10分36秒 | 『都緒king物語』関連
 都緒king物語のテーマソングというものを作りました。
 "A DAY OF A CITY"という題名の歌で、作詞作曲を僕が担当して、Just4Uさんがアレンジを担当。今もこれを書きながら聴いています。
 "A DAY~"は、今はとりあえずJust4Uさんが仮で歌をあてています。
 それでもいい気がするんですが、でもせっかく声のお仕事を目指している若者が知り合いにいるのだから、そうですね、彼らに歌を担当してもらおうかな。そう考えています。
 9月中のどこかで、歌入れできるといいんだけれどなあ~ うまくスケジュール合うだろうか??

 そんなんで少しずつ、プロジェクトは進んでおります。

 実はテーマソング続編、ってのも(詞はまだですが)作ってあったりします。
 その題名は、"Magically Talking"といいます。
 初めて、『編曲』ってのにも挑戦してみました。
 そのうち発表します。
 よろしくです。

 ではでは。