おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
いろいろ活動してます
そのうち、みなさんにお目にかかれたらうれしいです

あなたとおなじ

2006年06月29日 21時42分03秒 | 詩集・つれづれ
 心のとびら。
 ノック、ノック、
 誰が叩いているの?
 あなたなの?
 わたしなの?
 音だけが聞こえる。
 響くノックの音。
 何処から聞こえるの?
 私の心の中から?
 さあ、私を連れ出して?
 病んでなんかいない
 あなたとおなじ。
 少し寂しいだけ。
 人より眠たいだけ
 夢は麻薬。
 忘れることで人は救われる
 ノック、ノック。
 でも忘れられない。
 寂しいだけ。
 ノック、ノック、
 忘れることは恐い
 失くすことは恐い
 でも失うことは避けられない
 ノック、ノック、
 死人の顔は冷たい。
 のっく、のっく、
 明日はよめない方がいい。
 なくなることを思い出すから
 のっく。のっく。
 でもきっと見つかるよ。
 いつか。
 わたしもおんなじだから
 あなたとわたし
 どちらが自由?
 ノック、ノック、
 飛びたい?
 さけびたい?
 あぁ、見えない。
 なにも?
 光が…
 闇の中の点…
 集中力!
 掻き出したゴミの中
 わたしとあなたがいた。
 産まれた。
 新しい光。
 見えた。
 解決の糸口が。
 新しい道が。
 見付けた。
 あなたを見つけた。
 見えないよ。
 目をつむらないで。
 私だけを見て
 わたしは、
 あなたとおなじ。

 終わらない始まりはない

2006年06月27日 03時06分13秒 | 詩集・つれづれ
 きっとみんな 明日は楽しい日だと
 言っているけれど 明日は来ない
 永遠に来ない。
 今日に続く道が 明日まで続いていると
 誰が 証明できるの?
 あなた? 君? 私にはできない。
 あー楽しかった。…明日も、がんばろーっ!
 …でも、明日はないかもしれない。
 途切れる時間。炎。
 ゆらめき、激しく燃え盛り、次の瞬間で、
 フッと……
 消える…。
 怖い。
 明日が来るのが怖い。
 今日までの人生は、
 私を支えてくれるの!?

 そして明日はあるの!?

 「無」は、
 「有」の
 対極なの?
 それとも
 表裏なの?

 「同じもの」なの?

 死と生の関係を考える。
 生は死を突き破れるのか。
 死の向こうに、
 生はあるのか。
 輪廻なのか。
 どこまでも続く線なのか
 途切れるものなのか
 それは終わるのか
 終わったらどうなるのか
 無は有の始まりなのか
 やはり円なのか

 僕には点しか見えない
 今この瞬間の事しか分からない。

 「生きる」
 生きろ
 生きるしかない

 死ね
 死んでしまえ
 全て終わりだ

 怖い。

 生きることは死に近付く事。
 生きればそれだけ、エネルギーが消費されて…
 いつか、僕は動かなくなってしまう。
 生きれば、その時が近づくだけ…

 なんで僕って生きてるんだろう。
 いつか死ぬために
 死に場所を探しに、僕は生きているのだろうか
 死ぬ為に、僕は生きている…?

 …そうなんだろうか?
 一瞬は永遠に繋がるという言葉がある
 約束は、永遠。輝きは、永遠。そして……

 …そうか。
 つないでいけば いいんだ
 永遠につながるようなシーンを数え切れないほど積み重ねて、
 つむいで
 とぎれないように
 する。
 僕だけじゃなく、
 私だけじゃなくって、
 人と人が向き合えば…
 隣り合えば。
 生まれるものがある。
 それはきっと、橋
 つむぐ、糸。
 だから人はなにかをやらなくちゃならない。
 生み出さなくちゃならない。
 残したい。
 残るものを。
 人の心の中に
 歴史に
 刻みたい
 永遠に
 繋がる輪廻。

「好きです」

2006年06月24日 01時47分53秒 | 詩集・つれづれ
 いつか 届かせたい この想い
 今の僕には 武器も 鎧(スーツ)も ないけれど

 あなたは どう思っているのかな
 僕のこと
 今は 想像するしかない

 あなたが キラッとさせるものが 積もるほど
 僕の恋も 積もっていく

 好きです
 こんな気持ち
 なんにもない僕だけど
 いつか振り向かせたい
 そんな男になってやる


 花火には 浴衣で 来たね
 僕は 恥ずかしいくらい 普通のファッションで

 Tシャツにジーンズ
 それはそれで「夏」なんだけど
 君の色気(かおり)に負ける

 あなたが キラッとさせるものが 積もるほど
 僕の恋も 積もっていく

 好きです
 今は遠いけど
 可能性はゼロじゃない
 いつか振り向かせたい
 運命は努力で決まる
 嘘じゃないさ


浪漫(ユメ)

2006年06月23日 03時14分11秒 | 詩集・つれづれ
 嵐が去って 静けさが
 待ってるだけじゃ始まらない
 嵐の中を進む力を持とう

 無風は甘えにつながる
 刺激がないままじゃ死んでしまう
 適度な冒険が必要だ

 空を飛ぶ夢を見た
 子供の頃から何度となく見た夢
 落ちそで落ちない
 羽ばたけばどこまでも飛んでいけるような
 誰にも捕まらない 自由な状態
 そんな夢を見た

 究極の冒険は 宇宙遊泳
 裸で宙を泳ぐ
 冒険と夢は とても近しいところにある

 浪漫(ゆめ)は 力になる
 生きる為の触媒になる
 嵐の中を進むためには
 浪漫(ゆめ)の力が 必要だ

あの空のような

2006年06月21日 01時34分23秒 | 詩集・つれづれ
 空の青さが僕に教えてくれる事の一つ
 それは世界の広さ
 僕のちっぽけさ

 愛しても愛しても 届かないのは
 それはあなたが悪いんじゃなくて
 運命がソッポを向いているだけ
 この大きな世界が あなたに意地悪しているだけ

 こんな青い恋だって
 色んな事を学んで
 いつか成長した愛になる

 上手な恋の仕方は
 ズルさを覚えたわけじゃなくて
 本当の自分と 本当のあなたとの
 裸同士のルールや兼ね合いが 分かってきたってこと

 そうして二人やみんなとで生きていければ
 きっと幸せって そうやって生きていくこと

 青い空に包まれて
 夜の帳(とばり)に身を横たえて
 寒い日も暑い日も
 雨の日も風の日にも晴れの日にも
 その時に合わせた衣装で泳ぐ

 それが大人の幸せ
 ちょっとの切なさをはらんだ
 でもそんな事なんて忘れてしまう
 忙しい 満ち足りた
 あの空の青のような幸せ

大切なものを挙げるとしたら~詩バージョン

2006年06月10日 00時07分38秒 | 詩集・つれづれ
 世界の終わりが見えた
 光の無い世界
 音の無い世界
 触れるものだけが そこにある

 暖かみのみが
 感じられる 唯一つの愛

 広がりが無くて
 深みだけがある

 言葉で伝わらない
 ラブレターも届かない
 問われる「愛」の意味
 人であることの意味

 そんな世界の終わり
 考えるだけでも意義があるように思える

 相対性理論の脱線が僕に渡してくれた
 世界の終わりの教える事

 温もりの
 愛。

 触れる事で確かめ合う
 愛。

 少し悲しくて
 不器用な愛情表現にも通じるような
 この世界で最も古くからある
 愛の感じ合い

君だけを見ていたのに

2006年06月09日 01時22分38秒 | 詩集・つれづれ
 なついてるからと 我慢していた
 もしかしてホモなんじゃなかろうか?と
 疑ったりしたこともあった
 私と君との間に入ってくる もう一人の君

 嫌いじゃないけど
 うざったい!
 邪魔しないで
 今いいとこなの
 どっか行っててよ!
 スキマをこじ開けないでBABY

 もう恋なんてしないと
 心を閉ざしていた
 それからいくつも季節は過ぎて
 君と出会った

 目に映る景色が変わった
 耳に入る音が変わった
 私の周りの全てが変わった

 愛しています
 心から
 代わりなんて考えられない
 君の姿だけ
 私の瞳に映るのは
 FOREVER LOVE


 ある日「もう一人の君」が私に近付いた
 来る場所が違うでしょう?
 あなたの行く場所は彼の所
 君は私の彼が好きなんだから

 え? 違うの?
 私だけを見ていた?
 どうゆう事かしら?
 愛してる?
 私を?
 君が?

 もう青天の霹靂
 自分がどうしたいのかも分からない
 嫌いじゃないけどさ
 こんなシーン考えた事もないもの

 でも答えは決まっている
 私には愛する「君」がいる
 可愛そうだけどさ
 諦めてよ
 私の事はね

 勿体無かったかな
 だってこんなにモテた事なんてないもの
 私の人生
 でも私不器用だから
 フタマタなんて無理

 私は君のもの
 愛する君のもの
 この言葉に嘘偽りは御座いません

 でも「もう一人の君」のことは
 親友でいてあげてね
 ずっと
 私も嫌いじゃないからさ
 「もう一人の君」のこと

『予言』(…コワイよー)

2006年06月06日 18時46分27秒 | 詩集・つれづれ
滅びる事
見えない光
滅びる事
犠牲になる事
正義?
真実?
運命?
…サ・ダ・メ?
この国に生まれて 初めて知った
生きるという事
死ぬという事
膨れ 縮み 舞い上がる命の火
命の炎
燃える…燃え尽きる…?
生き続ける 伝える 伝えてゆく 繋がる線と線
命が消える事にも意味があり
生まれる事よりもそれは
尊い事
一つの玉…球体は、何よりもその身をもって
我らを守って下さる
私達はその事を知っている
それは約束だから
人がこの地に生まれ
繁栄した…
その時からの 堅い契りだから
どうしてこの国は「神の国」と呼ばれたか
それは 滅び 生まれ その事を
知らぬ人々に伝える役割を持った 民族だから
愛を伝える人々 命を伝える人々 祭りを伝える人々
様々の民族の生きる中で
この国の人々の与えられた役割は
無を、知らしめる事
滅びの尊さを、伝える事
虚しさを、伝える事。
それは即ち、祭りの尊さを、知らしめる事になる。
過ちを、二度と起こさぬ為の、見えない光となる。
光を、途切れさせてはならない。

おっちーなりの、「ジョン・レノ風」』(イマジン!?)

2006年06月06日 01時49分04秒 | 詩集・つれづれ
誰でも、想像する事は出来る。
理想の世界。理想の町。
愛に溢れて 笑顔に溢れて。

誰でも 夢を描く事は出来る
穏かさ 優しさ 人の持つ
そんなものに溢れた世界

思い描こう 思い切り
遠慮は要らない だってそれは夢なんでしょう?
夢の中くらい 思い切って
最高に幸せな世界を 思い描いてごらんよ

誰でも 毎日を生きる事は出来る
辛くても 悲しい事があっても
誰でも 耐える事は出来る
ほんの時々の温もりと 優しい気持ちがあれば
明日は来ない 今の君なら
明日は来ない 月日は流れても
笑顔は心なら 透かしてみればいいじゃない?
一から歩き始めて 昨日に戻るよりいい
明日へ 明日へ
明日へ 明日へ
世界の終わりにみんなで心から笑えればそれでいいじゃないか!