おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
いろいろ活動してます
そのうち、みなさんにお目にかかれたらうれしいです

ヒストリー・ダイアリー #11,12,13

2006年11月26日 01時24分24秒 | 戯曲『ヒストリー・ダイアリー』
 ども、鉛筆カミカミですー。
 今日は昼寝をしたせいか布団の中に入っても目が冴えて眠れず、仕方ないので眠くなるまでブログの更新でもしようか、と思い、やって来ました。

 そうそう、今日、30にして生まれて初めて本格的な料理に挑戦したんですよ。
 といっても焼きうどんなんですけど。
 でも初めて作ったにしては結構美味しくできたと自負してるんですが。
 家族にも食べさせたんですけど、まあまあ好評だったようで、一安心です。不味いとか言われなくて良かった…!
 ただし手早く味付けをしなかったために少しうどんがのび気味でした。
 初めてなんだから仕方ないじゃん、という甘い囁きも心の中でささやいていますが、まあここは謙虚に次回への反省点ということで、心に留めておくことにします(^▽^)

 それはそれとして久々にヒストリー・ダイアリーの続きを更新したいと思います。
 いよいよラストが近付いてきましたね!
 大円団に向かってラストスパート!
 今日はクライマックスの一歩手前までをお送りします。
 次回はいよいよ見せ場ですよ~。でも今回も読んでっておくんなさいませ?

 では、始まりです。
 パチパチパチ……!!





 SCINE.11-1 GAME OVER


      まもりが飛び込んでくる。

まもり「・・・ケータッ! どこにいるのッ? 出てきなさい!」

      まもりは、必死に「感覚」を広げている。

まもり「・・・・・・・・あぁ~っ・・・やっぱりダメかぁ~・・・もっとこっちから近づかないと・・・」
ケータ(声のみ:音響で入れるか、舞台裏で由里と真二の同時発声)
   『・・・呼びましたか?』
まもり「あぁ~ッッ! いたっ! ケータッ! あんた今、どこにいるの!」
ケータ『・・・ここにいます』
まもり「・・・・・あぁ~~・・・そっかー・・・それじゃあ、あなたの見張ってる本と、その持ち主は今、どこにいるのか教えて?」
ケータ『・・・何故、そんな事を伝えねばならないのですか?』
まもり「いいからっ! 今こっちは大変な事になってるのよっ!」
ケータ『・・・それは・・・できません』
まもり「どーしてッッ?」
ケータ『・・・書物に関わる者たちの行動は、でき得る限り自然なものでなくてはいけないのです。・・・あなたに書物の場所を教えた時点で、それは自然なものではなくなります』
まもり「こーの恩知らずっ! 持ち主見つけるのに、あんなに協力してあげたじゃないっ!」
ケータ『・・・そして、私自身が書物の運命に関わる事は、絶対に許されないのです』
まもり「・・・だいたいあたしが協力してる時点で、全然自然じゃなくなってるじゃないの! ・・・今さらちょっとくらい変わらないよー!・・・」



 SCINE.11-2 翼にのせて


      耕平、由里、入場してくる。

由里 「・・・まもりさん! どうしたの?」
耕平 「だいじょぶですか!・・・」
まもり「・・・大丈夫、何でもない。・・・それより、どうだった?」
由里 「自宅にはいないみたい。留守電になってた」
まもり「やっぱりまだ帰ってないか・・・」
耕平 「バイト先にも顔出してないって。二日も無断欠勤だってオレが怒られちゃったよ」
まもり「そーかあ・・・・・一体どこ行っちゃったんだろ・・・」
耕平 「もしかして、旅行にでも行ったんじゃないの?」
由里 「・・・もしそうだったら困るね・・・」
まもり「・・・・・あっ、アトリエ!」
耕平 「アトリエ?」
由里 (瞬間、「あっ、そうか」という表情。しかし声には出さない)
まもり「真二君、ずっと前から絵を描いてるんだ。・・・いつも通って、絵を習ってたアトリエ・・・・・あそこかも知れない・・・」



 SCINE.11-3 君に逢えてボクはボクになる


      そこに真二が入ってくる。例の本もその手に持っている。

真二 「・・・僕にとって絵を描くことは、苦肉の希望であり、最後に見つけた橋だったのかも知れない」

      真二は扉を開ける動作をし、奥の椅子に座る。
      このとき真二の開けた扉は、まもりの部屋のドアである。
      なお、三人と真二の時間は、同時刻。

由里 「・・・じゃぁまもりさん、とりあえずそこをあたってみようよ!」
まもり「そうだね。・・・このすぐ近くだから」

      由里とまもりの二人は行こうとする。

耕平 「・・・ちょっと待って!」
真二 「(前後の台詞にかかりながら)・・・不用心だな・・・」
耕平 「ちょっと待ってよ。・・・あのさ、もしかしたら及川みたいなあんな願い、書いても実現しやしないんじゃないか? ・・・だってあんな大げさなの、いくら何でも無理だよきっと」
由里 「・・・・・そうだといいけどね・・・どっちにしても今の状況考えたら、ほっとけないでしょ!」

      まもり・由里、退場。
      耕平も遅れて、退場。



 SCINE.13-1 CHILDREN


      本を開く真二。

真二 「・・・『周りはドス黒い泥の海だった。僕だけは、肺に泥が入らないようにと頑張った。皆は溺れていた。笑っていた。それで僕はひたすらにもがいた。泳いでいるのだと言い聞かせた。・・・気がついたとき、光が消えていた』・・・」

      読み終えた真二は、小さくかぶりを振る。



 SCINE.12 何処へ


      まもり・由里・耕平、入場。

まもり「・・・ここがそうだよ」
耕平 「これがアトリエ? ・・・普通の家みたい」
まもり「・・・実際、ここの先生の家なんだって。・・・二階が入り口になってるから」

      由里が真っ先で登る。
      由里は、入り口のドアの所で待っている。

まもり「・・・・・じゃあ、開けるよ・・・」

      まもりは、扉を開ける。
      その瞬間、真二は耕平たちの方を振り向く。
      (同時に、電話のコール音)
      耕平たちは、真二に向かって歩いていく。
      真二も立ち上がり、耕平たちの方に進む。
      しかし、三人と真二はすれ違う。
      真二は、舞台の端で、鳴っている電話を取ろうとする。

真二 「・・・・・取る必要は・・・ないかな・・・」

      (コール音、途切れる)
      真二は、また適当に座り、考え込む。

耕平 「(辺りを見回して)・・・・・いない・・・のかな?・・・」
まもり「この奥にたぶん先生がいると思うから、真二君が来てないか聞いてみる」
由里 「うん! そうだね」

      まもりは退場し、由里もそのあとを追おうとする。

耕平 「由里! そんな何人も行ってもしょうがないから、オレらはここで待ってようよ」
由里 「・・・・・うーん・・・ゴメン、あたしまもりさんが気になるから」

      由里退場。

耕平 「・・・ったくしゃーねーなー・・・」

      耕平もすぐに続いて退場。

      舞台上に残された真二。本を手に抱えて何か考えている。
      もう一度かぶりを振る。うつむいたまま。
      一瞬、舞台の上に曲が流れる。すぐに途切れる。
      すると、真二は思い出したように最後の頁に何か書き込む。
      そして立ち上がり、ドアを開け、退場する。

      舞台上、椅子の上に置かれた本だけが残される。



 SCINE.13-2 ROOM


      まもり・由里・耕平入場。

由里 「・・・結局、帰ってきちゃった・・・」
まもり「・・・」
耕平 「及川どうしたんだろーな・・・」
まもり「・・・」
耕平 「・・・意外と、まもりさんちにひょっこりいたりしてね」
由里 「・・・耕平・・・あんたこういう時によくそんな冗談言えるね!」
まもり「・・・!」

      まもりは、急に駆け出す。
      顔を見合わせる耕平と由里。二人はすぐに後を追う。
      まもりはアパートの部屋のドアを勢いよく開ける。

まもり「・・・・・」

      耕平・由里は、まもりの後ろから部屋の中をのぞき込む。

耕平 「・・・・・誰もいない・・・みたいですね」

      まもりは部屋の中に入る。

まもり「・・・うーん、まいったな。・・・今どこにいるんだろ。・・・見つかんないよ・・・。バカ!・・・いい加減出てきなさいよ・・・」

      まもりは部屋に置いてある本の存在には気付いていない。





 さてさて如何でしたか?
 次回はいよいよクライマックス!
 登場人物全員の心の問題が浮き彫りにされ、未来へ飛翔しようとするその過程を描こうとしてみました!
 乞う、ご期待!

 ではでは、鉛筆カミカミでした~

mixiに登録しました!

2006年11月17日 23時36分17秒 | 日々つれづれ
 僕の通っている美容院の店員・イミンミさんから紹介してもらい、ついにmixiに加入しました!
 以前中学からの友人の田島春君から同じくmixiの紹介をしてもらったんですが、その時はあまりに忙しく、すぐに登録できず、放っておいて最近ようやく登録してみようかという余裕が出てきたので登録しようとしてみたが田島春がmixiを退会したのか登録作業が行えず、なんだかんだあってようやく今日、登録を果たせました。
 コミュニティとかレビューとか色々と面白そう。
 ただ遊んでる時間が今全くないのが残念。色々しゃぶり尽くしたいのに。
 暇があったら遊んでみよう。

 ではまた。

 鉛筆カミカミ

ヒストリー・ダイアリー #8,9,10

2006年11月15日 00時09分58秒 | 戯曲『ヒストリー・ダイアリー』
 どーも、鉛筆カミカミです。
 この下の11月14日の記事の後になんか広告貼り付いてますね。
 こんなの初めてで、有名なアファリ(アフェリ?)じゃないし、何でしょう?
 携帯で読んでる人にも分かる話なのかな。
 とりあえず僕は無視してますが、対処法とか、全然分からないので、もしか危険なサイトだったらやばいし、知識のある方いらっしゃったら是非教えてくださーい。

 そんなこんなでヒストリーの連載、数えること9回目ですね。
 次回は記念の第10回目ということで、何か変わったことが起こるかも知れません。?('_'

 それではよろしくお願いします。





 SCINE.8 誰のせいでもない二人


      由里はしばらくの間、適当に座って誰かを待っているが、
      ある瞬間急に立ち上がり、駆け足でハケる。
      由里と入れ替わりにして、耕平が入場してくる。
      由里を探している様子だが、見つからない。

耕平 「・・あれーっ・・・おっかしーなー・・・」

      耕平が入ってきた側から、こっそりと由里が入場してくる。
      耕平に近づき、肩を叩く。

由里 「久しぶり!」
耕平 「・・・・・なぁんだよ、いるんじゃん・・・あせったよ、帰っちゃったかと思った」
由里 「耕平、遅すぎだよ」
耕平 「・・わーるい・・・昨日仲間と、朝まで遊び歩いてた」
由里 「またぁーっ? ・・・いつまでもそんな事して・・・いつか身体こわすよ・・・・・あたしたちだって、いつまでも若くないんだからさ・・」
耕平 「(しばし、ぼっとしてる)・・・・・」
由里 「・・・?」
耕平 「・・まさか、由里にそんなこと言われると思わなかった・・・・お前、成長したな・・」
由里 「・・・そう? ・・・・まぁ、女の二十代は、心の成長期だからね」
耕平 「・・・なんだそりゃ・・・んなの聞いたことねーぞ」
由里 「(笑顔で)いーじゃないのっ!」
耕平 「・・・・・・君が成長してる間に、世間はすごい事になってるみたいだけど」
由里 「・・・ねぇ~っ、いくらテレビとかで騒いでても、全然実感わかないわ」
耕平 「・・・とりあえず、日本に四季・・・あ、四つの季節ね」
由里 「うん」
耕平 「・・・は、なくなったって感じがする」
由里 「あぁ~っ・・・そーだねー・・・・」
耕平 「そういえばさ、オリンピックってどうなったんだっけ? ・・・やるとかやらないとか・・・」
由里 「・・・結局、延期にするかどうかは白紙のままだってさ・・・・・先送りー先送り・・・」
耕平 「だってこんなケース、第二次大戦以来なんだろ?」
由里 「・・・それにしたって、あたし達のところにくる情報は、いっつも半端に不透明なものばっかり・・・大衆を混乱させないための情報操作だかなんだか知らないけど、逆にストレスたまるばっかなのよねー・・・」
耕平 「・・・ふん(あいづち)・・・」
由里 「・・・大体、人間が人間の気持ちを操作しようってゆー根性が気に入らないわ」
耕平 「・・・まー、そうかもしんないけど・・・情報出す方も、今の状況よくわかってないんじゃないの?・・ヘタな事言えないってゆーか・・」
由里 「・・・うーん・・・・まっ・・とりあえず、まだあたしらには全然実害ないし・・・気楽なもんだよ」
耕平 「そーかぁ・・・? かなり不安だと思うけど」
由里 「・・・そう思ってないと、普通に生活もできないってことだよ・・」
耕平 「・・・・・・・あ・・そうか・・・・オレらにできる事なんて、そんなもんだよな・・・」
由里 「・・・・」
耕平 「・・・でさ、」
由里 「でね、今日は行くところ決まってるんだ」
耕平 「・・えっ? そうなんだ・・・それって・・・?」



 SCINE.9 再会Ⅱ


まもり「・・・いらっしゃい!」

      まもり、入場。

由里 「まもりさん・・・来ちゃった」
まもり「うん、待ってたよ・・・ありがとね」
耕平 「・・・どーも・・・久しぶりです」
まもり「うん・・・耕平君久しぶり・・・相変わらず可愛いねー」
耕平 「・・・・可愛い・・・?」
まもり「・・・じゃあ、さっそくあがって・・・?」
由里 「はい、おじゃましまーす・・・」
耕平 「・・・おじゃまします」

      三人、ハケる。



 SCINE.10-1 空が高すぎる


      三人がハケるのと同時に、反対側から真二入場。
      本を持っている。

真二 「・・・・・ケータ・・・いるんだろう? ・・・いるんなら教えてくれ・・・聞きたい事があるんだ。・・・この本を見守る精霊よ・・・」
耕平 「・・・なんだ? 精霊って・・」

      耕平、再入場。

真二 「・・・誰だ? 君は?」
耕平 「ゲッ、ショック。・・・及川、もしかしてオレのこと忘れちゃった?」
真二 「・・・・・君は・・・・・もしかして、僕か?」
耕平 「あァーッ? ・・・変わった奴とは思ってたんだけどー・・・」
真二 「・・・・・なぁ・・・僕はこの先、どうしたらいいんだ?」
耕平 「は? ・・・お前、なんかやらかしたのか?」
真二 「・・・・・いや・・・僕は・・・」
耕平 「・・・なんかあったんだな。・・・素直に認めちゃえよ」
真二 「・・・・・(ボソッと)あの本に・・・」
耕平 「・・・エッ? なに? 聞こえない」
真二 「・・・・・いま世界で起きてる気候異変は、僕が起こしたんだ」
耕平 「はっ? それどういうこと?」
真二 「・・・このままいけばあと約半年で、地球上の人口は約三分の一に激減する」
耕平 「そんなことお前がどーして言えるんだよ?」
真二 「・・・今から一ヶ月後に、巨大な隕石が地球に激突するんだ」
耕平 「・・・・・!(悟ったらしい) ・・・及川、お前・・・・・ウソだろ・・・?」
真二 「・・・あの本にそう書いた」
耕平 「・・・・・ジョーダン・・・、うそだろぉ?・・・馬鹿かおまえッッ!」



 SCINE.10-2 CHASER


まもり「・・・ほんとにバカだよね・・・」

      まもり&由里、登場。

耕平 「だってあの本に書き込んだことは、ほんとにほんとになっちゃうんだぞ! あいつだってわかってるだろーが!」
由里 「・・・そーだよ」
耕平 「・・・大体、何であいつがあの本持ってるんだよ! 由里が持ってたんじゃないのか?」
由里 「・・・・・ゴメン・・・あたしが真二君に渡しちゃった・・・」
耕平 「・・・なんでッッ!」
まもり「そんなこと今さら言ってもしょうがないよ・・・とにかく、今は真二君を止めないと」
耕平 「それはもちろんそうだけど・・・」
まもり「それに・・・たぶん、真二君がそれを書いたのは、最近の事じゃない」
耕平 「エッ・・・じゃあいつなんだ?」
まもり「・・・今から、おおよそ一年前・・・」
由里 「・・・それって、あたしたちが出会った頃だ・・・」
まもり「そう・・・あの日のほんの少し前の時期だと思う」
耕平 「・・・そんな事、今はどうだっていいことじゃん・・・まもりさん、及川は今、どこにいるんだ?」
まもり「・・・それが、昨日から行方がわからないの」
由里 「それでウチに連絡がきたんだよ」
耕平 「えっ! ・・・でもそれじゃあ・・・」
まもり「・・・大丈夫、私についてきて・・・なんとかするから」

      まもりは退場する。

耕平 「あっ! まもりさん! なんとかするって・・・」
由里 「耕平、あたし達も行こう。・・・今はまもりさんについてくしかないよ」

      由里は、退場しようとする。

耕平 「由里! ちょっと待って・・」
由里 「・・・? 何?」
耕平 「・・・・・・・いや・・・・大変な事になったな」
由里 「・・・・・・そうね」

      二人は退場する。
      真二も、苦悩しながら退場。





 はてさて今回で物語の全貌が明らかになり、急展開を迎えております。
 でも細かいとことかなー、もうちょっと直せると思うところもあるんですが、直し始めると切りがないということで、今回は完全オリジナルを再発表している訳でございます。

 さてこの脚本、僕が大学2年生の頃、初秋くらいにあった学園祭で、教室を使って公演を打った芝居の脚本です。
 なのでそこかしこに若さが滲み出ております。いい意味でも、悪い意味でも。

 大学2年の初夏の頃、演劇サークルの部室に入ると、1年上のH先輩が知らない友人と2人でいて、入ったらいきなり、「学園祭で芝居やろう!」と言われました。
 僕はその時いいですねと快諾し、結局H先輩の書いて演出した芝居と僕の芝居との2本立てで、公演を打ったわけです。
 肝心のお客さんがどんな反応だったかってあまり覚えてないんですが、ひとり、H先輩の芝居に出ていた役者さんが僕らの芝居のリハーサルを見て、あとで、うまく言葉にできないけどすごく感動したみたいなことを言ってくれたのがものすごく印象に残っています。

 まあそんなこんなで、まだ続きます。

 どうぞよろしく。

 鉛筆カミカミ

ホームページ

2006年11月14日 00時12分55秒 | 日々つれづれ
 かねてより欲しがっていたHP作成ソフトがようやく手に入り、ホームページ開設にようやく取り掛かる準備をしています。
 HPの題名は決まっていて、「鉛筆カミカミのせかピー」といいます。
 「せかピー」は、ある短い文章の略なのですが、何の略かはHP公開のその時まで秘密にしておきます。

 今、大学生の時に書いた「ONE EYES」という舞台の脚本を焼き直して、そのHPに載せようと画策しております。
 まだ荒筋を新たに構成し直している段階(あちこちに書き散らしたメモを整理している段階)なので完成はまだまだ先ですが、いいもの書くぞ!と鼻息と勢いだけは、荒く、激しいです。

 来年の花粉症が始まる頃にはとりあえずの完成形を皆さんにお見せしたいなあと考えています。

 それまではブログでお付き合いください。

 よろしくお願いいたします。

 鉛筆カミカミ

雨粒と息子

2006年11月13日 00時22分37秒 | 小説・短編つれづれ
 昔、蛙の親子が住んでいました。
 蛙の親子は、ナマズが好きでした。
 ナマズが好きといっても、蛙がナマズをとって食うわけではありません。
 かといって、ナマズも蛙をとっては食いません。
 蛙の親子は、池に住むナマズと大の仲良しだったのです。

 ある日、ナマズは蛙のお母さんに言いました。
「なあ、おれも子供が欲しいなあ」
 蛙のお母さんは黙っていました。
「どうしたら子供できるかなあ」
 すると、蛙の息子が言いました。
「知らないの? 子供は卵から生まれるんだよ」
「へえ、そうなの?」
 蛙のお母さんは黙っていました。
「どうしたら卵を産めるかなあ」
 今度は蛙の息子も黙ってしまいました。
「知らないの?」
「ううん、ごめん、わからない」
 蛙の息子はナマズに答えました。
 突然、空から雨が降ってきました。
 大粒の雨でした。
「これはひどい」
 ナマズは水の中に潜り、蛙の親子は急いで岩の陰に隠れました。

 ある日、一匹になってしまった蛙の息子と、ナマズが並んで話をしていました。
「なあ、俺って蛙はどこから来たんだろう」
 蛙の息子がナマズに聞きました。すると、ナマズはすぐに答えました。
「決まってるだろ。お母さんのお腹の中さ」
 蛙の息子はゲコゲコ鳴き始めました。
 ナマズがいつの間にかいなくなっても、蛙の息子はまだ鳴いていました。
 その声は、遠く地平線の彼方まで届いていくようでした。




 今日、部屋の整理をしていたら出てきたノートにこんな短編があるのを発見しました。
 早速投稿。

 ではまた。

 鉛筆カミカミ

ヒストリー・ダイアリー #7-1~3

2006年11月10日 23時58分04秒 | 戯曲『ヒストリー・ダイアリー』
 はーーーい、どーーもどもどもども、鉛筆カミカミです~(^▽^)

 意外と前回から時間をおかずに更新できそうです。

 今回から、耕平と由里のみつけた「本」が直接2人の運命を左右することになります。
 物語はいよいよ佳境!どんなラストが待っているのか!?お楽しみください!!!






 SCINE.7-1 アトムの子


      耕平と由里が入場してくる。
      まもりはお茶をいれに、いったん奥に引っ込む。

由里 「久しぶりに酔ったなーっ・・!」
耕平 「・・このよっぱらーい!・・・」
由里 「あんたも酔ってるねーっ?・・」

      二人は千鳥足。

耕平 「・・・でもほんと、さみーなぁーッッ!・・」
由里 「さっき、テレビのニュースで言ってたじゃなーい・・・!」
耕平 「・・なんだっけーっ?・・・それー?・・」
由里 「今は夏なのに寒いけどぉ・・・今年の冬は暖冬・・・来年の梅雨は雨降らなーい・・・ってゆーふーに・・日本中の気象が、おかしくなる傾向にあるってー」
耕平 「・・あーやだやだ・・・こわーい・・・・・また、エルにゃんたら現象だけ・・・?」
由里 「そーゆーのとまた違うみたいだよ・・・・でも・・・世界規模で気象がおかしくなってる・・・・んだって!」
耕平 「・・・・せっかく酔ったのに、なんか暗いなーっ・・・」
由里 「・・そーだねー・・・」
耕平 「・・・・・・なぁ由里、なんかゲームやろーぜ」
由里 「・・ゲーム?」



 SCINE.7-2 ゲームの名前


耕平 「そう。・・・・・はーい・・・じゃあ・・みなさーん、出てきて下さーい!」
まもり「はーい!」
由里 「まもりさーん、及川くーん・・・ほらっ、早く早くっ」

      まもり・真二、入場。

真二 「・・・はいはいはい・・・・・(いちばん遅れて出てきて)それじゃあ、ルールを説明しましょう」
耕平 「・・・君がか?」
真二 「うん」
耕平 「・・続けて」
真二  <ゲームのルール説明>(他のメンバーも適当に相づち)
?1 「やだーっ!・・そんなのっ・・・絶対にやだーっ!」
?2 「なんでっ?」
?1 「やだやだやだやだッッ・・・はずかしーぃっ!」
?3 「・・・じゃあ・・・君は審判ということで」
?4 「・・え~っ!・・・ずるいーっ!」
?1 「わーい・・ラッキ!」

      で、「ゲーム」が始まる。

      ・・・・・・・・

      ゲームが終わると、真二とまもりは退場する。

耕平 「・・・終わっちゃった・・・・あーあ・・・現実に戻りたくないっ」
由里 「・・・・だいじょうぶ!・・・この本があれば、なにがあったってへっちゃらだよっ!・・」
耕平 「・・・うん・・・そうだよな・・・」
由里 「・・・とりあえず・・・明日からあたしは、自由の身なのだ!・・」
耕平 「・・・そんなうまくいくのかぁー・・・?」
由里 「いきますっ!・・」
耕平 「・・・うーん・・・・そーかもなー・・・・・うーさぶっ・・・オレ・・やっぱ、コーヒーかなんか買ってくる」
由里 「うんっ・・・あたし、モンテアルバン!」
耕平 「・・・あればねー」

      耕平、ハケる。

由里 「いってらっしゃーいっ!・・・」

      耕平、首を出す。

耕平 「・・由里」
由里 「・・・ん?」
耕平 「彼氏と・・・うまくやんなよ」
由里 「・・・・・・うんっ!」

      耕平、今度こそほんとにハケる。



 SCINE.7-3 世界の果てまで


      由里は本を置いて、座り込む。
      まもりが入場してきて、由里の置いた本を取り上げ、自分の位置に移動する。
      そして、本の頁を開く。

まもり「・・・その次の週の月曜日から、私は本当に一人暮らしを始めた。・・・あの日の翌日・・・破格の物件を、破格の値段で、知り合いから譲り受けることが出来たのだ。・・・それは間違いなく、あの本の力だった。・・・私は、とても喜んでいた。・・・そして、その一ヶ月後・・・私は、彼氏と別れることになっていた。・・・私があまりにも急に一人暮らしを始めたことが、いつの間にか彼の不信感をあおっていたようだった。・・・もともとあの日の前日からケンカ状態だった私たちは、互いに説明できない溝を抱えながら、その距離を埋める事が出来ないでいた。・・・会う度にもう戻れないことを確認する・・・そんな毎日が続いた。・・・疑いと迷いを持ったふたりほど、もろい物はこの世の中にないと感じた。・・・」

      由里は、耕平を待って、座ったり、
      立ち上がってウロウロしたりしていたが、
      しばらくすると、舞台上から姿を消す。

まもり「・・・それから、約一年の月日が流れた。・・・・その間に、まもりさんとは、姉妹のように親しい間柄になった。・・・耕平とは、相も変わらず時々会っては、くだらない時間を一緒に過ごしている。・・・・・真二君とは、実はあれから、たびたび会うようになっていた・・・」

      まもりの台詞の間に、由里はいちど舞台を小走りに横切る。
      まもりはそれを目で追う。
      由里がハケると、今度は耕平が、由里とは反対の方向に、舞台を横切る。
      耕平は、なにかを探しているような様子。
      まもりは、彼には気をとめない。

まもり「・・・・・あれから一年が過ぎただけで、世界は大変な事になっていた」

      真二が現れ、舞台の端の方に立っているが、しばらくして姿を消す。
      まもりは真二がいる間、それを意識している。
      真二がいなくなると、彼のいた反対側から、由里が入場してくる。
      まもりはそれに気付くと、真二の去って行った側から、退場。






 さてさてさて、いかがだったでしょうか。

 今回出てくるゲームのシーン、これは実は実際の本番ではカットされてしまったんですねえ。
 理由は、めんどくさくなった。まじで。
 やってれば面白いものになったかも知れないんですが、なんかわざとらしくなるような気がして……劇の上にのせる勇気が出なかったんですねえ。

 さーてさてさて、物語はこの先どうなるのか?少しは興味を持っていただけますか?心配なところですがそんなこととは関係なく、更新は続きます。
 あと5回くらいかなあ?連載は。……その後どうしよ。
 …今は考えられまへーーん!
 まあ後先考えずに参ります。

 それでは、また後ほどお目にかかりましょう。

 鉛筆カミカミでした!

覚えてますか?ご存知ですか?

2006年11月09日 00時51分19秒 | コラム・批評・エッセイ
 皆さんはPRINCESS PRINCESS(以下プリプリ)というバンドをご存知でしょうか?
 もう10年も前に解散してしまったグループですが、えーと、一番有名な曲は、"M"か"DIAMONDS<ダイアモンド>"でしょうか。
 特に"M"は記憶にあるという方も多いのではないでしょうか?
 "M"は、シングル"DAIAMONDS"のカップリング曲で、このシングルはプリプリの一番人気のある曲と一番売れた曲が一枚に入っているCDなのでお買い得ですよ。
 今なら中古CDショップで100円くらいでも売っているのではないでしょうか?(いや、もっと安い?)
 …え、何?有名すぎて大体ソラで歌えるからいらない? まあそういう方もいらっしゃるでしょう(^^;。

 それにしてもプリプリの作る曲には名曲が多いです。やっぱり、聴いているとウキウキしてきて、一緒に歌いたくなる曲って最高だと思いません?
 そう、プリプリの曲って歌うと気持ちよい曲が多いんですよ。
 "友達のまま"しかり、"パレードしようよ"しかり、"19 GROWING UP"しかり…
 挙げていけば他にも"STAY THERE"とか、"HIGHWAY STAR"とか、…そうそう忘れてはいけない、プリプリが有名になるきっかけになった、"世界で一番熱い夏"。これを忘れてはいけませんね、すみませんでした(^^)
 …などなど、数え挙げていけばキリがありません。

 とにかくプリプリは偉大でした。
 これだけキャッチーでその割にロックもしている曲を立て続けに出す女性だけのバンドなんて、他にないでしょう。(あと、思い出せるのはSHOWYAくらい?…でもプリプリには負けると思う。個人的な考えとしては)

 …この記事で何を言いたかったかって、いっぺん、プリプリを聴いたことのない若い人たち、悪い事言わないから聴いてご覧なさい?強烈な印象が残ると思いますよ?…以上です。

 …PRINCESS PRINCESS…覚えておいて損はないアーティスト名ですよ。


 それでは、また。
 次の投稿は、"ヒストリー・ダイアリー"の続きになると思います。
 その時まで。

 鉛筆カミカミでした!

ヒストリー・ダイアリー #5,6

2006年11月07日 00時33分14秒 | 戯曲『ヒストリー・ダイアリー』
 儚い預言者さんのお言葉にノッかって、
ヒストリー更新するぞっ。

 今回は長いです。






 SCINE.5 気分爽快


      由里、席から立つ。

由里 「・・・それから・・・真二君のバイトが終わると、不思議なお茶会が開かれていました」

      四人とも席から立ち上がり、立ち位置を移動しながら、
      (由里と耕平は同時に、自分の座っていた椅子の位置を動かす)

耕平 「・・・おーい・・・なんでこーゆーことになったんだっけ・・・?」
まもり「・・・いいじゃないの、そんなこと」
由里 「なんか・・・同窓会みたいだよねー」
真二 「僕と臼井君と真芝さんは、ほんとに予備校の同窓会だよ」
由里 「そっかー・・・あれからどれくらいになるんだっけ・・・・・五年くらい?」
まもり「・・・ちょっと!・・・あたしを仲間外れにする気?」
由里 「あぁ~っ!・・・ごめんなさい、まもりさん」
真二 「いいんだよ、ただの寂しがりなんだから」
まもり「あっ・・・いいよ・・・・・耕平くーん、飲んでるーぅ?」
耕平 「飲んでるけど・・・そーいやこれ、いつの間にか飲み会になってますよね」
由里 「あんた、しけたこと気にするんじゃないのっ・・・・・(耕平に)ハイッ、かんぱーいっ」
耕平 (仕草で受ける)
全員で「・・かんぱーいっ!!」

      Hさん(私のサークルの先輩)へ・・・ダンスあるとしたら、ここに入ります。

  <間奏中>

真二 「・・・どうする? もうここ、閉まっちゃうって」
由里 「うーッ!・・・さむーい! 八月なのに、どうして外こんなに寒いの?」
まもり「・・・ねえ・・・私のうちに行かない?」
耕平 「えっ・・・いいんですか?」
真二 「この人って、一人住まいなんだよ」
由里 「へえ~~っ(意味深)・・・・・・・・いいですね」
耕平 「・・・由里、思ったんだけどさ・・・例の本に、一人住まいできるように書いてみたら?」
由里 「それいいかもっ!」
真&ま(少し動揺)
まもり「・・・・・じゃあ・・・さっそく、行きましょうか!」
由里 「うん、早く行こう!」

      音量あがる・・・が、

由里 「・・・で、まもりさんちって・・・どこにあるの?」

      ・・・すぐ下がる。

真二 「このすぐ近くだよ・・・黙ってついてきな」
由里 「・・・なっによ、えらそーに・・・」
耕平 「・・・じゃあ、もう一回!」

      んで、またダンス。
      (メモ:由里の表情の変化に注意すべし)

      ダンスが終わると、由里と耕平は舞台上からハケる。



 SCINE.6 そばにいてよ


まもり「・・・ふう・・・みんな帰っちゃったね」
真二 「・・・」
まもり「・・・なんか、寂しいねー」
真二 「・・・・・・・・こないだまもりさんに見せた絵さ・・・燃やしちゃった」
まもり「どーして? よかったのに・・・!」
真二 「んーん・・・なんか、違うんだ・・・」
まもり「・・・・・真二君・・・ゴメン・・・」
真二 「コンテストに出す絵はさ、また別のがあるし・・・」
まもり「・・・あの本、私が持ち出した」
真二 「・・・・・うん・・・そーだね・・」
まもり「だって、あの本がそばにあるとき・・・真二君、どっかおかしかったよ・・・」
真二 「・・・・・そーだったのかな・・・」
まもり「・・・・でね、そしたら真二君のお店に、本持ってったあの二人がいるんだもん・・・びっくりしちゃったよ」
真二 「・・・それで、臼井君と真芝さんを誘ったんだ」
まもり「・・・でも、あの二人おかしーね・・・・・・・今日は、楽しかった・・・」
真二 「・・・・・・うん、」
まもり「・・・由里さん、本持ってっちゃったね・・・・よかったの?」
真二 「・・・・・うん・・・・もう・・・なんだか・・・・」

      真二は苦しそうな表情になり、うつむく。

まもり「・・・・・(心配そうに様子を見ている)」
真二 「・・・なんで僕まだ・・・絵ー描いてるんだろ・・・・・」
まもり「・・・? ・・・好きだから・・・・・」
真二 「・・・・そーなのかな・・・」
まもり「・・もちろん・・・そうでしょ、・・・?」
真二 「・・・うーん・・・・」
まもり「・・・・・なんか飲む? ・・いれてこようか」
真二 「・・・僕って、なんで絵ー始めたんだっけ・・・」

      まもりは立ち上がって、お茶をいれに奥に行こうとする。

真二 「・・あ、いいよ」
まもり「えっ?・・」
真二 「いいよ・・・いれなくて」
まもり「・・コーヒーいやなら・・・お酒もあるよ・・・・・・・真二君、まだ飲むの?」
真二 「・・・これ以上飲んだら、ぼく倒れちゃうよ?」
まもり「・・・・・いいよ。・・・真二君だもん・・・私が介抱してあげるから」
真二 「(苦微笑いを返すが)・・・・・ウン、・・・やっぱり僕も、そろそろ帰る」
まもり「・・・あっ・・・帰っちゃう?」
真二 「うん・・・そうする」

      真二、立つ。

まもり「・・・あっ・・送るよ」
真二 「まもりさんに送ってもらうと、そのあと僕がまたまもりさんをここまで送らなきゃならなくなって、いつまでたっても家に帰れなくなるから、いいよ」
まもり「・・はいはい、わかりましたー」

      真二、ハケ際に立ち止まる。

真二 「・・・・・・・・まもり、・・・さん・・・」
まもり「・・エッ?・・」
真二 「・・・僕のしてる事って、なんの意味があるんだろ・・・」
まもり「・・・・どういう意味・・?」
真二 「・・・ゴメン、なんでもないや・・・」

      真二は答えずに、まもりの部屋のドアを閉める。
      去る真二。まもりは真二の出ていったドアを見つめたまま、
      部屋の真ん中に立ちすくむ。

まもり「・・・・・・・なに言ってんのよ・・・・・子供なんだから・・・」






 なんか含みを持たせたまま続きって感じですが、
それはそこ、連載ものの王道ということで。

 盛り上がりの王道(邪道という人もいる(^^;;)、ダンスが入ったところで、
これから物語は佳境に入ります。
 いよいよラストに向かって盛り上がるところです。
 お見逃し、なく……!!!


 それでは、鉛筆カミカミでした!

ヒストリー・ダイアリー #4-6

2006年11月03日 01時42分40秒 | 戯曲『ヒストリー・ダイアリー』
 こんばんわ~
 鉛筆カミカミですー。

 明日から三連休!
 嬉しくて開放感いっぱいの気分に乗じて更新するぞ。

 ではヒストリー、続きです。


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 SCINE.4-6 再会


      真二、注文の料理を持って入場

真二 「・・・お待たせしました・・(由里の持つ本にチラリと視線を走らす)」

      真二は、由里&耕平のテーブルに料理を並べていく。

由里 「・・・ありがとう」
耕平 「どーも・・・」
真二 「・・・では、ごゆっくり」

      真二がそう言って引っ込もうとすると、

まもり「・・・真二君、ちょっと待って」

      まもりが真二を呼ぶ。
      真二は、まもりの席へ。
      由里は、様子を「クンクンと」うかがう。

まもり「・・・真二君・・・このあと、あいてるんでしょ?」
真二 「え?・・・いや・・・あのさー・・・」
まもり「ちょっとでいいから、お茶しない? ・・・・・・あちらの二人と一緒に」
三人 「えっ?・・」


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 あらあら今日はこんなに短いのですね。
 次から新しい章に入るので、ここで切らないとおかしくなっちゃうんですよ。

 なんて言ってますが、ほんとはただの気まぐれだったりして(笑)

 この次、またいつになるか分かりませんが(明日かもしれないし)
よろしければお目にかかるのを楽しみにしています。

 でわでわ

 鉛筆カミカミ