おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
いろいろ活動してます
そのうち、みなさんにお目にかかれたらうれしいです

詩作

2019年09月30日 15時55分44秒 | 詩集・つれづれ
何もないここからはじめよう

無いから有るを作るんだ

その初めの一歩見ていてね

種を植えた
水を与えた
芽が生えた
葉っぱが宿った
背が伸びた
枝が伸びた
葉が増えた
太陽さんさん
また大きくなった
枝がたくさん
葉がたくさん
ん?つぼみ?
花の赤ちゃんが膨らんだ
花が開いた
大きく開いた
美しさ極まり
虫が集まる
鳥が枝にとまる
花をつつく
花、花、花
ある日花びらが一枚落ちた
花が散っていく
残されたものは実
花の跡形はない
実は種を宿していた
甘い実は、鳥に種を託して
遠い場所に
新たな実を結ぶ
そこにあった若い木は
自らを成長させながら
新たな種も広めてゆく
そしてその種は
のちにまで栄えるのだ

その一つの過程も
飛ばすことは出来ない

ものを作る
ものを育てるとは
そういうことなんだろう

一つの過程を飛ばせば
どこかでほころびが生まれる

そしていつか破綻する

一歩一歩

一手一手

少しずつ

自然の理に乗っかって

毎日を生きよう

僕の前に道はない。僕のあとに道が出来る。

2019年03月01日 02時38分20秒 | 詩集・つれづれ


僕は水を飲んだ
ここから始まる流れは
海と空に繋がっている
それは「当たり前」のこと


みんな知っていること
それは楽しい話題だけど
僕しか知らないこと
それを君だけに教えたい


君の歩んできた道は
人生って名の遠い道で
どこまでも遠くに行くには
自分の声を知らなければならない


こんなに歩いてきてしまったって
それは思うけれども
それは別に自分ひとりの力じゃなくって
隣を歩いてきた君
前を進んでいるあなた
必死でついてきているキミ
その力が
僕を後押しする
してくれる


血を流すような争いは
僕を悲しませるけど
でもそれにどうしても勝たなくちゃならないときは
いつかやってきて
それは僕が望まなくても
僕が進んでいくためには
どうしても通らなくてはならない道


きっと道はできる
僕の後ろに
そして彼らはついてくる
その道を道しるべに
僕の後ろはホッとする道だから
みんなが真似をする
そして僕は皆と笑う


僕の愛する人は
いつも僕の中を占めていて
どうにもならないから
どうにかするしかない


きっとそれらは当たり前のことで
飲んだ水が
空と海に繋がっている事実より
自明のこと
みんな当たり前に成し遂げていること


その物語は
魅力があるから
誰かを勇気づけたり
なによりも
人生を楽しくさせる
幸せにする


物語は
人を動かす
物語は
心を変える
物語は


なによりも
人を感動させて
人の心を動かすのは
人の物語の力であって


人の発信する
点のような記事ではない


僕はいまも歩いているけれど
走ることなく
歩くけれど
そのペースを乱すことがあったら
是非教えて欲しい
この物語に興味を持ったなら
それは君と僕との大切な約束


どんな形でもいい
僕に教えてくれ
おかしいかも!って


それが
人と人との関わりなんだよ
生きていくってそういうこと


悟ったように言ってるけど
僕はまだ若輩者で
誰よりも下にいることで
僕は成長できる
だからいつも下っ端を選ぶ


僕は
死ぬまで下っ端
死ぬまで便利屋
それでいい


たくさんの出来事が
僕を襲うから


それは僕を強くするから


そしたら君を守れるから

チェス

2019年02月27日 11時07分51秒 | 詩集・つれづれ


西を向け
西に進め

東に向かい
東に進め

そんなこと言われても
僕はひとりしかいないんだよ

どんな我が儘も
僕は受け入れるつもりだったけど

でもそれは
根拠のない
タダの「操作」だよね

それも目的もなく
理由もなく
ただ時間を潰すためだけに
僕のことを動かしているだけ

そんなに僕は暇じゃない

僕は自由になりたい
翼を広げて
空を飛ぶような
なににも縛られない
そんな自由
どこかにあるだろうか
それとも僕は既にそれを獲得しているのか

自由というのは
自分と周りで
話し合って
全てのルールを決められることだ

自分勝手とは違う

愛する

2017年09月28日 01時15分29秒 | 詩集・つれづれ
『愛する』
僕は愛している
あなたを引き裂けるほど
その皮を剥いで
炎で炙るほど
ここから飛び降りられますか
きっと飛び散っちゃうね
命のかけらが
もう見たくないほど
愛することは
連鎖の頂点に立つ覚悟を持つこと
全てを滅す
それができること
何よりも強いことはきっと
誰よりも悪なんだ
この両目が失せても
光を感じられるか
喉が枯れ尽きても
空気を震わせられるか
肌が無くとも
痛みを感じるか

こどもごころ

2017年09月06日 21時38分25秒 | 詩集・つれづれ
 私は 何を探しているのか
 形ないもの 形のあるもの
 母の愛 捨てきれぬ欲望 ただのぬくもり
 目の前に見えるものは何ひとつなく
 この手にも 何ひとつ掴めず
 ただわかること それは
 私がいま この場所に立っていること
 明日 この道が崩れるか それはわからない
 何ひとつ 先のことは分からない
 ただ一歩を踏み出すことだけが
 私に出来ること
 何ひとつ分からない
 この世界のことも 秘密も 自分のことさえ
 いま何故ここにいるのか
 そんなことすら

 いま歩き出した赤ん坊なら 世界は明るいのだろうか
 ボールを追いかける子供なら 夢あふれるのだろうか
 私は 子供の心と変わらない
 大人の心は 子供心と何が変わったのだろう
 分別がつくことと
 心が汚れることは違う
 私はいつまでも
 太陽を目指したい
 いつも皆を見つめ
 皆を照らす
 見上げればそこにある

初恋

2017年01月11日 16時01分32秒 | 詩集・つれづれ
僕はいま幸せで
家族がいて
妻とも仲良く
暮らしている

子供はナマイキだが
未来には
希望
溢れてる

悲しいこともあるさ
辛いこともあるさ

でもそんなことは忘れるし
未来には
ほんとに希望が
あふれている

前を向いて
生きて行けている

そんな僕にも
初恋はあって

その相手は
妻ではないんだけれども

今となっちゃあ
いい思い出だあ

あれは小学校の卒業式の日

僕は同級生に告白された



私の家は
大家族で

夫と
その両親と
祖父母
義理の兄と妹がいる

いままでを
振り返ると
幸せな人生だったなぁ
って思う

たくさんの
ひとにかこまれて

生きてきた

いい人たちばかりだったわけでは
ないけれど
ぜんぶ悪い人はいなかった

人情に触れた
どっぷり浸かった
いままでの人生

思い残すことは
殆ど無い

でもただ一つ
想いが残っている

あれは小学校の卒業式の日

私は同級生に告白した



僕は中学受験で
彼女とは違う中学に行くから

そこは小学生
彼女のことを実は
好きだったけれど

告白をされても
返す言葉を
見つけられなかった

それは

苦い想い出



私は勇気を振り絞って
友達の視線に背中を押されて
彼に好きだと言った

けれどフラれてしまった

私はあの後
どうなったのか
あまり憶えていない

ただ

友達の気持ちが
ひどく
痛く感じられて

身のおきどころがなかった

それは

苦い想い出



今日は二人の同窓会

久し振りの友達に
会える

先生に会える

まだ死んでないかしら
なんて二人は思いつつ

家を出た

懐かしい顔に会い
懐かしい話題に花が咲き
楽しい空気の中に二人はいる

そんな中
二人は不意に目を合わせた

会釈し
笑顔を作る

引き攣ってないか
笑顔

そんなことを思いながら

女の頬は熱くなる

男は落ち着きがなくなる

友だちは
目ざとくその様子を察知する

なんだか様子がおかしい

女友だちは
すぐに事情を思い出した

まさか
今さら焼け木杭に〜♪

面白いからくっつけてみた

ふたりとも照れまくるので
こりゃ脈があるぞと
よけいに盛り上がる会



こりゃ困ったぞ



これ困るわ



恥ずかしがる二人に
盛り上がる周囲の友だち

状況に毒がないので
なんでもありになってきた

ハグした

チューはしない

でも実は
隠れてしていた

そんな思い出

誰にも言わなくていい思い出

そんなことで
ちょっと毎日が明るくなる
色づく

そんなアクシデント

それが
今日の思い出

二人にとっては
今日の出来事で
ちょっと人生が
明るい色になった

そんなあたたかい事件

悪い話じゃないけど
人には言えない秘密のお話

そんなことが
人生にはいくつかある

意外とそれが
人生において重要だったりする



ありがとう



ありがとう



別に
また会えなくても構わないだろうけれど
今日のことは
二人とも忘れないね

まだまだ二人の
人生は続いて行くよ

ありがとう

またね

さよなら

明日を歩く

2016年12月31日 23時19分42秒 | 詩集・つれづれ
景色揺らいで
映像消えて
僕は僕を失った
残ったものは
痛みとたった一つの絆
身体という
痛みと絆
君のことばかり
夢に見るけど
悪夢から
救い出したいけれど
私は喪われ
夢の日々を
いつも思い返す
でもそれはあのまま
いまは無く
先には何も見えず
道を歩くと
穴がある?
そう思えて
思わず俯く
でも恐れを忘れ
上を向いて
歩くことが
ただ一つの
手段
明日を歩こう
夢を空に
描こう
何処にも居場所がない
という
貴女
家にも
外にも
居場所がない
そう言う
貴女
見方を
変えればいい
人生を
変えればいい
でも
後ろ向きの
貴女
少しの希望も無いのに
このまま死ぬと言う
貴女
それが
運命と言う
貴女
貴女を変えてみせたい
人生という舞台の力で
私という
人の力で
力はいまの中にある
すべての人の集まる
いまに
ある
私にだって
答えは
見えない
だけど
信じなきゃ
思わなきゃ
何も進まぬ
思いが
行いを決める
行いが
未来を変える
未来が
生をうむ
だから
お願いです
前を向いて
怖がらずに
前を見て
ボロボロの毎日だって
光を当てれば
キラキラ輝く
光は
前からしか
やって来ない
前を向かないと
光は見えない
入力しないと
内側は
一生
変わらない
僕も
いま
死にそうだ
死にそうに
悲しい
でも
明日も
朝が来たら
目を覚ます
ご飯を食べる
外に出る
仕事する
そうだ
私の忘れている
ことがある
ハジけたらいい
全てを忘れて
こだわりを
捨てて
いまにすべてを
ぶつけたら
嗚呼
彼女のことも
いっそ忘れよう
救うなんて
出来なかった
まっさらになって
来年の夏に
全力で笑えば
すべて
うまくいく
そう
思えた
大晦日の夜に

お前なんぞ

2016年11月26日 13時04分43秒 | 詩集・つれづれ
お前なんか
いっそどっかいっちまえばいい
お前なんか嫌いさ
壊したいほど
殺めたいほど

ずっと愛し合った
あの月日は嘘のようで
ひたすらに傷つけあった
ここ最近の毎日

抜け出せない
抜け出したい
終わらせたい
苦しみを終わりにしたい

傷つけ合いを
終わりにしたい

だからぶち壊したい
この毎日を
この部屋を
この家を
あなたを
全て終わりにしたい

何にも終わりがある
終わらなければ始まらない
この世の終わりだって
俺の最後だって
お前の最期だって
絶対に来るんだぞ
やってくるんだぞ

だからそれは特別なことじゃない
正当化するわけじゃないけど
壊れるのは普通のことだ
終わるのは必然だ

いつまでも続くと思っていたのか
永遠なんてあると思ってたのか
お前は馬鹿か
何より終わらなければ
生まれ変われない

新しい世界は
始まらない

いっそ終わりにしないか
一緒に終わりにしないか
こんな世の中
こんな俺
こんなお前
壊した方がいいと思わないか
私なんか
お前なんか

だからさあ

唄うように響かせて

2016年10月14日 16時29分02秒 | 詩集・つれづれ
唄うように響かせて
でも特別じゃなくて
そこらにある普通の風景が
僕は大好きで
あたりまえなことが
あたりまえじゃないこの世の中で
普通にいま生きてることが
どれだけ特別なんだろうっていう
でも特別じゃないんだけどね
そう思いながら
毎日を生きると
なんで清々しいんだろう!
僕はいま生きてる
みんなここにいる
そんなあたりまえのことが
いればいる
そんなあたりまえのことが
どんなに大切で
目頭が熱くなることなのかっていう
私は好きだ
なにがとかそんなんじゃなく
私はただ好きだ
そんな状態
いまいること
生きてること
もうすぐ死ぬこと
何十年もすれば
みんな死んじゃうってこと
そんなことを受け入れつつ
私は毎日を過ごしてみる
なにも見えなくなる日もあるけど
動けなくなるときもあるけど
私は毎日をただ生きる
映る風景を通過しつつ
日々を生きる
私ってなんなのかな
きっとわかることない
知ることはないその答えを
知るために私は死ぬのだろう
そんな妄想を
浮かべてみたり
毎日は私に優しい
時に悲しい
ただ生きるってことを欲張らなければ
私は私に優しくなれる
もっと好きになれる
だから
私は

空をみあげて

2016年08月19日 21時01分49秒 | 詩集・つれづれ
『空をみあげて』

赤い空みあげて
思い描くことは数限りなく
人の命
尊きもの
人生の終わり
近きもの

重いもの
殺めること
軽い気持ち
深い思い
常にもちたいもの
抜け出せないこの気持ち
ああ
抜け出せないもち続けるこの気持ち
赤い空も
いつか ああ
青い空になれたらいいのに
同じ命を貰ったのに
これじゃ勿体ない
この命を生かしたい
世界救えなくてもいいから
外に出て空を見たい
穏やかな気持ちで
ただそらみあげたい

『ぼくのいき。』

2016年06月01日 16時07分41秒 | 詩集・つれづれ
僕はいつ死んでもいいよ
僕はいつ死んでも大丈夫

でも仲間が悲しむから
叶えてない夢があるから
僕は生きることにしたよ

でもいつ死んでもいい
いつ死んでもいいんだよ

僕は死ぬのはいいけど
殺されること
殺すことは許されないと思うんだ
自分を殺しても
いけないと思うんだ

僕はいつ死んでもいいよ
いつ死んでもいいよ

でも愛する人がいるから
世界中の人を幸せにしたいから
生きることを選んだんだ
僕は生きるよ

仲間がいるから
世界中の人を仲間と思うから
仲間には幸せに生きて欲しいんだ

だから僕は生きるよ
夢を叶え続けるよ
それが僕の仕事(ワーク)だと思うから
役割(パート)だと思うから

僕は生きるために息をする
生きる為に誰かを食べる
それは業(カルマ)だから
生きてる間
背負っている業(ごう)だから

悲しみを背負いながら
喜びを分かち合いながら
僕は遠い道歩くんだよ
もう随分来たかな

僕は笑顔が好きだから
君の笑顔が大好きだから
それだから頑張れるんだよ
君の笑顔を守りたいんだよ
命尽きるまで

ぼくのいき。
キミにあげる。

いま青春

2016年03月20日 01時31分36秒 | 詩集・つれづれ
湧き上がる青春
浮き立つ野望
ほんとはこんな事するつもりじゃなかったのに
もう済んだ過去に少し後悔をして いま前を向く
きっと知らなければ良かったことも沢山あるって思う
でも今の私に今までの私に対する恨みは少しもない
それよりも前を向くことの楽しさに 心が少し浮かれている
写真撮ったあの時のこと思い出すけど
みんなは覚えているかな
少しは思い出すこともあるのかな僕の事を
学ぶことも恋することも覚え始めだったあの十代の頃
あの頃を追い越すのではなく
彼は私の中にいるから 怖いものなんて何もない
笑い 泣いて 激怒した 激昂した!! 何も怖いものなんてなかった
何でも出来ると思ってた
それは夢なんかじゃなく この世界で叶えるもの
私が知ってるみんなで力合わせるもの
そこにいなくても 世界にいなくても
いたことで 知ることで
それだけで力になる
私は今 とんでもない力を手に入れた
最後に心から笑える 最強の力を手にしてしまった
そんな気がする

     *

 何となくこの詩が、ふわりと私の中に舞い落ちてきました。
 Facebookの世界との出会いで生まれたものとも関係ありそうな作品であります。
 みなさんのお陰で、私は今を楽しむ事ができます。
 大感謝申し上げます。

夢の旅先

2016年03月14日 23時49分19秒 | 詩集・つれづれ
がむしゃらに走り続けてここまで来た
ふと立ち止まると 周りには誰一人いない
木も草も生えていない無機質な空間に私一人がいた
いつかいた友達も 仲間も 見付ける事は出来なかった
こんな私に誰がしたのか
私の責任なのか

     *

 こんな人いるんじゃないかな、沢山、と思い付いて書いた詩です。
 別に私の実体験の詩ではないので、悪しからず。
 てか心配しないでくださいね~笑

しあわせって

2016年02月09日 12時02分53秒 | 詩集・つれづれ
しあわせって、なんなんだろう?

しあわせ……それは、ひたるもの。
周りの環境が、幸せな気持ちを作ってくれる
例えばそこがお風呂だとしたら
私は 幸せなお風呂の時間の為に、自分が納得のいく掃除をしなければならない
周りの人が 素敵な石鹸を、シャンプーを、手ぬぐいを作ってくれている
でも、それを見付けるのは 自分なんだな。
そこに繋がる縁を作り続けるのは 自分自身だ
世界を「冒険」して 自分に合った、必要なものを集めてくる
それを揃えて配置し、自分用にカズタマイズや成長をさせる
そうして、それらの結果として、素敵な入浴が実現される
それが、幸せな時間の作り方だ

家族も、仲間も、素敵な時間の中にいる自分に、吸い寄せられてくるものだと思う
勿論、人間関係の勉強はしなくちゃだめだっ!!
でも、一番大切なのは、シッカリとした自分自身
そうである限り、人と人とのあいだの気持ちは自然、整えられる
そして、感謝も大事でさあ。
今いる仲間も、家族も、隣にいる連れ合いも、
当たり前で一緒にいてくれる人間は、一人として存在しない
その認識を心の中から失った瞬間、キミは不幸を迎える

幸せは、一時間続いたジェンガだ
ほんの少しの失敗で簡単にバランスを失い
瞬時に、文字通りバラバラに崩れる

しかし私は、そんな しあわせが いまの問題をクリアし、
世界中 全ての人の心の中に訪れることを祈っている。
本当に祈っているよ。