おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
いろいろ活動してます
そのうち、みなさんにお目にかかれたらうれしいです

2007年1月11日20時51分、

2007年01月14日 00時06分46秒 | CLick
 場所は六本木、morph-tokyoというライブハウス。
 僕はあるインディーズバンドのライブを聴きにやって来た。

 バンドの名前はCLick
 僕が2005年の5月に千歳烏山で出逢い、それ以来ずっと追っかけをしているバンドだ。


 メンバーは5名。

 ボーカルのKennyさん……主な曲の作詞・作曲を手掛けているリーダー。

 それからギターのShimakenさん……CLickのムードメーカー、人気者で体育会系だ。

 ベースのAkkyさん……一見物静かだが、内にはすごく熱いものを持っているのだと演奏を見ていて感じる。演奏をしている時の曲に入っている表情はたまらない。

 ドラムのRIDERさん……もう一人のムードメーカー(というか、CLickは全員が個性豊かでキャラが立っているので、全員がムードメーカーであり、パフォーマーであるといえる)。代表曲『電車でWAR』の冒頭での車掌帽をかぶってのパフォーマンス、「発車しまーす!」の掛け声はもうお馴染みだ。

 最後にキーボードのYukaさん……CLickの紅一点。財政担当であり、CLickの「頭脳」だと僕は思っている。ある意味CLickを目立たないところで引っ張っているのは、彼女である。


 ライブが始まった。
 前のバンドの時間が押して、定刻よりは遅いスタート。待ちかねた。

 いきなり始めの曲は聞いたことのない新曲だった。しかしいい感じ。Kennyさんの熱唱がかっこいい。
 あとで分かったがこの曲『チャンス』というらしい。

 そして2曲目になんと、CLick最高の一曲だと僕は思っているし、もちろん代表曲である『指きりをしよう』をもってきた!
 これにはドキリとした。

 身の毛は総立ち。ゾクゾク…今思い出してもゾクッときた。かっこいいッッ!!


 そのあとはもう「時間を忘れた」というか、時間という概念すら頭っからなかった。
 ただやってくる音とパフォーマンスの波と鼓動に揺られ、楽しんだ。
 「今」だけを感じられた。
 こんなことは久しくなかった。


 …今回は演出が良かった。

 衣装はインディーズになってスタイリストさんがついたのだろうか、みないつもより何倍もかっこ良かった。
 CLickという集団としてのまとまりもあり、同時に柄物の中に一人真っ白なシャツを着るドラムのRIDERさんがいる、というようなアクセントもある、魅力に溢れたスタイルだった。

 そしてスタッフサイド。
 照明が良かった。
 今までのmorph-tokyoの照明の中ではダントツで良かったと思う。
 実はCLickの出番を待っている間、前のバンドの演奏を外で見ていたのだが、「今日は照明がかっこいいなー」という印象は持っていた。

 CLickの時これで手ー抜いたらぶっ殺す。とも思っていたのだが(笑)そんな心配(?)は見事に杞憂になった。

 キッカケ(照明の変わるタイミング)がバッチリだったし、プラン自体も良かった。曲調に合っていて、色合いもバライティーあり、綺麗だった。
 突然のアンコールにも何とか対応していていて、及第点(偉そう?)。
 <注>一応僕プロの照明屋なんですよ。2007年3月までは。よろしうに。


 ライブの様子に戻る。

 このライブで特に印象に残った曲の一つに挙げられるのは、『一本桜』。
 ケニーさんの熱唱に、身振りのひとつひとつに心が入っていて、情景が浮かぶ。
 モチーフとなった、九州にあるという樹齢300年(だったか?)の、大きな桜の木。もう心の中では見ている気分になっているが、いつか実際に見てみたい。

 この曲をレコード会社のスタッフに頼み込んでシングルに入れてもらったというCLickメンバーの気概は、すこぶる正しいものだと思う。
 その魂がある限り、CLickは道を間違えることはないし、本物であり続けると思う(またまた偉そう?)。

 …そう、今回のライブを観ての最大の感想は、「CLickは本物だ」というものである。
 今までもライブを見て(聴いて)もちろん良かったし、楽しかった。
 しかし今回のライブを観ていた間の感覚は今までとはワンランク違っていた。
 「ムチャクチャかっこいい!」「本物だ…」そういう言葉で表せるこの気持ち、この日のライブを聴いたCLicker'sには解ってもらえるだろうか。


 そして『鼓動』が始まった……

 RIDERさんの叩く曲中を貫くドラムの音がまさに「鼓動」。すごくかっこいい。
 いつもよりは遅いテンポの『鼓動』。これが新鮮で、僕が今回演出が良かったと言った一つの理由だ。

 そして最後の挨拶が入り、『鼓動』のリズムが変わる。速まる。
 二度目の「全身身の毛総立ち」。やっぱり思い出すとゾクゾクする。
 「ムチャクチャかっこいいッ!!」と意識する間もない。ただ気持ちいい。このままこの場所の空気の中に揺られていたい。


 大トリだったので、もちろん観客からアンコールの要請が入る。

 メンバーが出てくるとなぜか「Shimaken!Shimaken!」のコール。人気者。

 アンコールの曲は『ときめき』。

 ファンの間で根強く人気のある曲だし、もちろん僕も大好きな一曲だ。
 サビで振りが入る。『指きりをしよう』・『10センチ』・『電車でWAR』などでも入るが、これもライブが楽しい一つの理由。曲に合わせてみんなで、そこにいるメンバーもファンも含めたみんなで振りを入れる。
 一つになってる気がするし、単純にもう、楽しい。
 これでメンバーのテンションも上がるのだろうな、と想像できる。


 そういう訳で、2007年1月11日夜、本当に楽しかった。

 次回は2月17日、場所は吉祥寺曼荼羅

 次回も絶対参加しようと心に決めた。
 参加しなかったら勿体ない。

 できたら友達も誘いたいな。


P.S. RIDERさん。
 誕生日プレゼントは僕が持っている全CDから厳選したマイ・ベスト盤と、勝手に僕が編集したCLickのベストCDです。記念に貰ってくださいませ。


 では、長い文章お付き合いありがとうございました!

『アリアのハーモニーに向かって歩いてみる。』

2007年01月08日 12時05分22秒 | 文章塾
 秋子は上を見上げていた。それは舞台の上。本当は立ち上がりたかった。立ってもっと近くでその歌をウタウ人を見たかった。

 オペラ劇を観に来ていた。スジや内容なんて秋子には解らなかったけれど、ただ一人、秋子の目を釘付けにする男性が舞台の上に立っていた。それで秋子の体は目一杯になった。
 恋なんて言葉にも満たない、ただひたすらに強い憧憬。

「お嬢さん、いらっしゃい」
 秋子は吸い寄せられるように舞台上へ。
 彼とともに歌う。アンサンブル。
 彼の声は秋子の為に秋子の声は、彼の為に。

 そしてすべては、全ての観客の為のもの。

 それは愛だった

 普遍に、普通にあるもの。
 だけどそれは芸術にさえ成った。
 二人の愛を、見、聞くもの全てが同調し、賞賛した。

 しばらくの間、秋子は彼との重唱を奏でること心から楽しんだ。
 それは確かに愛を含んでいたから。


 けれど、それは見世物だった。
 愛は儚い。
 もろかった。
 初恋なら尚更。

 そう、秋子は今日、初恋をしたのだ。
 皆の見つめる中、勇気を振り絞って告白したのだ。
 そして一時交わした愛の唄は、その想いが片方の矢印しか届いていないことを秋子に教えた。
 確かにそれは愛を含んでいたのに 周りにはそう見えたのに
 何故?
 初めての失恋。

 悲しくない。失うものもない。けど少しの涙。
 むなしいかな? 少し空気が冷たくなって。寂しいかな?
 秋子は歩く向きを変えた。

 それから幕が閉じ

 劇場からの帰り道、秋子は言う。
「お母さん、あの人ね、すごくかっこよくて、すごく良かったけど、嫌い!」
「そう、どうしてそう思うの?」
「どうしても!」
 それから秋子はツンとして家に着くまで一言も話さなかった。

 秋子は帰ってから夕飯を食べ、お風呂に今日は一人で入った。
 そうして、お風呂の中で”アリア”を歌った。
 つまり独唱。





 …如何でしたか?
 久々の800字作文。
 僕としては今までと少し書いてる時の感じが変わったかな。という気がしています。

 そのほか、文章塾生の皆さんの講評やそれに対する僕の返答はこちらから。

 では。

今無茶苦茶ショックです。

2007年01月01日 13時32分26秒 | 日々つれづれ
 昨日の続きを書いたのですが、1回目は書いてる途中で、2回目は完成した直後に何が悪かったのか、記事を消去してしまいました。
 何が起こったのかもうワケ分かりません……。
 もう書く気力ありません。
 というわけで写真だけ掲載します。
 雰囲気をどうか感じ取ってくださいませ。

 最後になりますが、旧年中はお世話になりました。
 今年も何とぞよろしくお願いいたします。

 では。


















セロ・ウワチパ クリスマス公演に行ってきました!2

2007年01月01日 01時52分34秒 | 日々つれづれ
 公演は楽しいもので、もう一週間前の話なので忘れかけてるんですが、僕が抱いた第一印象はRPG(ロールプレイングゲーム)みたいだなあと。

 お話は女の子が主人公で、クリスマスの朝にプレゼントをサンタさんから(?)もらったその女の子。
 2体の人形を貰ったんですが、ところがその片一方を誤って家族に捨てられてしまいます。

 そこで、ごみ収集を追っかける女の子の旅が始まります。





 と、ここでお時間です。
 今まで紅白観て、風呂入って、CDTVスペシャル観てました。
 今年の紅白良かったですね~、ドリカム吉田美和最高!
 でも最初から最後まで全部観きったのは生まれてから初めてのことかも知れない。

 僕的には仲間由紀恵の司会に一票と、「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」のダンサー上半身裸!?のドキドキに一票ということで、引き分けって感じだけどなあ。
 僅差ですよ、ほんとに。
 でも、白組万歳。





 セロ・ウワチパはまた明日に続きということで。
 悪しからず。